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2015年4月19日日曜日

奥美濃 板取川釣行~渓相はバッチリなんだけど・・・ 

ご諸兄各位殿

このところ外しまくりの週間天気予報。
先週の初めは今度の日曜日は「曇り時々晴れ」。
その予報が週末には「曇りのち雨」に変化。
予報が難しい昨今のお天気、でもまあ、昼過ぎからの雨なら・・・
と、午前中に戦果を上げる所存で早朝から出かけました。

本日、郡上は長良川で渓流釣り大会の情報が。
パーティ・プーパーな自分は、あえていつもの長良・吉田川系を避け、
山一つ隔てた板取川へ行ってきました。
この板取川も上流の管理釣り場の帰り道、いつかは挑戦を・・・
と思っていた川です。

R256の那比川沿いの釣具屋さんでエサと一日券を買います。
気の良さそうなおじいちゃんが営む山の中の釣具屋さん。

小生  「板取の一日券とエサを・・・川虫は何がありますか?」
店主  「川虫は水が多くて取れんのう。ミミズかブドウ虫、イクラかの・・・」
小生  「そうですか。じゃあ、ミミズを下さい。」
やっぱり、今日も川は増水気味の様子です。。。

購入後、店先でタバコを吸いながら、その一日券を良く見ると・・・
板取じゃなくて郡上の一日券です・・・おじいちゃん、間違えちゃったかな?
再度、お店に入り・・・

小生  「あの~、郡上じゃなくて板取の一日券が欲しんですが・・・」
店主  「あ!こりゃ。あんまり板取の券を買う人がいないんで。」
小生  「そうなんですか?行く人、あんまり居ないんですか。。。」
行く人が少ない・・・本日の釣果に期待と不安が交錯します。

期待:やった!一人天下!
不安:全然釣れない。。。

住所と名前をリストに記載しての購入。。。
余りこのような一日券のスタイルは他でお目に掛かりません。
おまけにその一日券には半券が着いています。

店主  「お~い、半券はどうするんだっかかな?」
おじいちゃん、奥に向かって尋ねています・・・
ほんと、滅多に発券しないんだ。。。

女将  「現場でチギるんだったかな?付けとくんじゃないの?」
女将も知らないんだ・・・ある意味で、のほほ~ん、としたやりとりです。
まあ、良いか!釣具屋さんのハンコも押してあるし、何とかなるっしょ!



釣具屋さんを後にして、R256のカーブの続く細い山道を登り、
その先の長い長い、ホントに長いトンネルを抜けると、
そこはいきなり板取川です。

橋を渡り突き当たりを右に折れ上流に向かいます。
途中、川を見るとめぼしいポイントには既にポツポツと釣り人が。
やっぱり世の中、甘くはないか・・・一人天下とは行きそうにありません。
早いところ場所を決めなきゃ!

とは言え、どんどん、どんどん上流に行ってしまいます・・・え~い、ままよ!
意を決して、板取川温泉の駐車場に軽巡を停め身支度、川に降り立ちます。
ここも既に先行者がお一人・・・ベテラン風、挨拶します。


小生      「すみません、下流に入っても良いですか?」
ベテランさん 「どうぞ、どうぞ。」
ご厚意に甘えて入れさせてもらいます。

大きな落ち込みを攻めるベテランさんから50m程の下流で始めます。
ここは川幅が開け、長手仕掛けの7mを思いっきり振り回しても問題ナシ!
ネコヤナギ、頭上の枝木、さらばでござる!
チョウチンでコソコソする必要もなく、今週は気分いいッス!
水は近くで見ると無色透明、遠間からはエメラルド・グリーン・・・綺麗です。
でも、天気予報と違い少し肌寒いです。


肝心なアタリは未だありません。


釣り初めて暫くすると、竿をたたんだベテランさんが・・・

ベテランさん 「いや~、全然来ないね。今日は魚、居ないかも。」
小生      「板取は初めてなモンで・・・いつもこんな感じですか?」
ベテランさん 「ちょっと水が高すぎるね。下流はどうでした?釣り人。」
小生      「結構、入って見えましたよ。」
装備をチラ見・・・竿は仕舞寸法の長い本流竿、8.5~9mくらい?
あんな長竿で探ってもダメとなると・・・
小生の小継7mでは勝負になりません。。。

ベテランさん 「他に行きますわ。ここどうぞ。」
小生      「お気を付けて・・・ところで、エサは何ですか?」
ベテランさん 「川虫だよ、それじゃあ。」


ベテランさんが対峙していた落ち込みにたたずみ・・・
ミミズくんオンリーの小生・・・ますます暗雲が立ちこめます。