Additional pages

Additional pages

2015年11月8日日曜日

名古屋港水族館

ご諸兄各位殿

義理と人情を秤にかけりゃ・・・どうでしょう?小生は双方とも大事かな。

数年前まで赴任していた東欧から、はるばる研修のためお二人が来日中。
当時、大変にお世話になった彼ら。
もちろん、彼らにとって初めての日本訪問。
先方からのリクエストもあり、今日は一緒に名古屋港水族館へ行ってきました。

当初、ニジマスの管釣りが良いか?名古屋探索が良いか?の選択に、
名古屋港の水族館を押してきた彼ら。

・・・海国でもある彼の地。
波止場での海釣りに慣れた彼らに、管釣りのおもしろさを説明したのですが・・・
お池に放たれたお魚を、わざわざ釣るその仕業。
残念ながら、この感覚・楽しさにご理解が賜れませんでした。

研修先から小生の運転で高速を乗り継ぎ、我が庭でもある名古屋へ。
お二方、東海北陸道はさほども、名古屋高速に乗ってからは目を白黒・・・
ビルの間を縫って走る都市高速。
今日は雨、名古屋駅前の高層ビルは最上階が雲の中。
恐らく、テレビでは見ていたものの、実際に走ってみると・・・さもありなん。

でも、自分自身も子供の頃、名古屋がこんなに変化するとは夢にも・・・


水族館に入館してからも驚きの連続・・・連れてきた甲斐があります。



日本に来る前に抱いていたイメージと、来た後で感じた違いは?
の問いに、

・・・毎食、魚ばかりの食事が出ると思っていた。
海国なのにお魚は高級食材でもある彼の地、食べ慣れていないのでしょう。。。

・・・駅員さんもお店の人も、出会う人全てが親切で驚いた。
この感想、日本人冥利に尽きます。
逆に彼の地のスーパーでは、レジのオバさんに釣り銭を放られた小生。。。
当時、文化の違いとは言え、その横着さ加減に怒りを通り越し驚きました。

・・・思ったより食材の物価が高くなかった。
いえいえ、それはあり得ません。
一週間分の食材を買い込んでも10ユーロしなかった彼の地。
外食で済ませている彼ら、日本で実際にはお野菜を買ってはいないはず。
システムの違い、向こうは「量り売り」=「1kgがいくら」の価格表示。
日本のそれは「ひと山いくら」・・・



水族館の後はポートタワーに登り、名古屋港を眺めます。


東欧の旧共産圏、その中でも比較的に工業が盛んであった彼の地ですが、
さすがに名古屋港の全容、遠くに見えるコンビナート、工場群を見ると・・・
今日は驚きの一日でしょう。

夕方の帰り道、東海北陸道は川島PAでカツ丼を3人で食べました。
七色に光る観覧車・・・日本での良い思い出になれば幸いです。


・・・今でも中世ヨーロッパの雰囲気が色濃く残る彼らの故郷。
ある意味で、昔から変わらない風景・人の営みが、羨ましくも思えます。

<追記>
ご参考までに・・・
http://sidestarwinderjpn.blogspot.jp/p/blog-page_23.html