Additional pages

Additional pages

2016年1月31日日曜日

犬山~五条川

ご諸兄各位殿

金曜日、この季節にはめずらしく雨が結構降りました。
昨日の土曜日は小寒く曇り勝ちの天気、アウトドアには覚悟が要りました。
で、今日の日曜日、朝から晴天、冬の雨後の強くて寒い西風も無く穏やか。
待ってましたと朝から電動ママチャリで繰り出します。


最近、このブログのアドで目にする「新しい釣りスポットが誕生」のフレーズ。
「多治見ICから20分・・・イワナ、ニジマス大きいの釣ってBBQ」、
どここれ?
昔からある犬山は今井の八曽ます釣場とは違う様子・・・気になります。

とは言え、自分のブログのアドをクリックする訳にもいかず、
改めてこのフレーズでグーグル検索したら・・・
入鹿池の向こう側、岐阜・愛知の県境近くの山中に釣り堀がある様子です。
しかも、冬季以外は自然渓流 五条川での釣り堀!?

五条川と言えば、犬山市~岩倉市にかけて春の桜が有名です。
イメージとしては大きなコイ、フナが悠々と泳ぐ、尾張平野の「緩い川」。
小生、入鹿池のそのまた上に五条川上流があることは知っていましたが、
県境を越えて岐阜県にその源があるとは知りませんでした。


と言うことで、せっかくのいい天気、自転車で現地調査へ赴きます。

尾張東部の丘陵地帯。
今朝は本当に暖かく、日当りの良いところでは、すでに梅がちらほら。
里川を流れる水も一時期より暖かそうな感じがします。

一山超えるとそこは犬山市 入鹿池。
澄んだ青空の元、遥か向こうではボートに乗ってワカサギ釣りの集団が。


ほぼ無風状態の入鹿池。
小生、ワカサギ釣りは
いたしませぬが、きっと
本日は絶好の釣り日和。

本当に空が抜けるように
青いです!








道端には野菜の露天商が。
冬野菜の不作を聞きますが、ここのハクサイは丸々としています。




入鹿池の南東側の県道を走り抜け、八曽キャンプ場入り口から林道に入ります。
この赤い橋の下が五条川の入鹿池流入口。
ここまで所要一時間と20分ほど。
思い思いの景色、風情にシャッターを切りながらの冬のサイクリング。
それでも今日は暖かく汗をかきます。


ここの八曽キャンプ場へは以前、家内とよく来ました。
キャンプが目的ではなく、駐車場に車を停めて、そこからハイキング。
キャンプ場の事務所前には車止めがあり、そこから先は五条川沿いに未舗装道が。
木陰の林道、行きかうのは徒歩か自転車、MTBもよく見かけました。
今日、今から行くのはその林道の奥の奥、はるばる県境越えです。


ここまで来ると、あの五条川も渓流の雰囲気です。

・・・と、ここで突然、小生の携帯電話が。
家内からの連絡で、お昼から年老いた両親が昼食を共にしたいと。。。
残念ながら今日の冒険はここまで、あと少しでキャンプ場の事務所ですが。

午後からは親孝行としますか。。。

渓流釣りシーズン開幕まで、まだ少し間があります。
五条川をさかのぼる以降の冒険の続きはまた今度。










2016年1月27日水曜日

ウエーディング・シューズの更新

ご諸兄各位殿


少し気が早いかもしれませんが、そろそろご準備の季節です。

シーズン開幕の3月から6月上旬まで、自分はウエーダーを着用します。
昨シーズンの5月に水漏れしたシマノ製のナイロン・ウエーダー。
その修理方法は・・・
http://sidestarwinderjpn.blogspot.jp/2015/05/blog-post_13.html
まだまだ現役・・・この春も初夏まで使用する予定です。

その6月以降の夏、日常の衣替えに合わせて渓流釣りで着用する履物も、
このウエーダーからウエットパンツとウエーディング・シューズに交換します。
・・・暑くなるとナイロン製のウエーダーは過酷です。。。

渓流釣りを始めて丸3年。
6月から9月末まで、毎週のように履き続けたウエーディング・シューズ。
さすがに底のフェルトがすり減ってきました。


これが原因なのか、昨シーズンは川の中でスベる・スベりそうが多々あり、
デジカメを1つ益田川で水没、お釈迦にしています・・・
安全も考え、そろそろ交換時です。

このウエーディング・シューズは春日井の登山用品店にて購入。
釣り具としてではなく、沢登り用品でキャラバン製です。
確かネオプレーン製のソックスとスパッツの3点セットで1万数千円だったかと。
しっかりした品物で、お手頃価格でした。
セットはこんな感じです・・・


お魚を釣りながら河原の移動を繰り返す渓流釣り。
また、お魚が釣れないと、同じく河原を歩き回ってシャッターを切る小生。

そんなこんなで、残念ながらシューズの痛みだけは激しいですが、
ソックスとスパッツはまだイケそうです。


底のフェルトだけ張り替える、という手もあるのですが、これも購入時の記憶、
登山用品店によると、その費用は確か1万円ほどだったかと・・・
この際に全体の痛み加減も考え買い替えとしました。

今回購入したシューズはシマノ製「FS-002N」。


お値段はキャラバンに比べるとチョと割高。
靴だけで3点セットと同じく1万数千円でしたが、底のフェルトが交換式。
加えてフェルトにスパイクが打ち込まれスベり防止に。
また、重さもフェルト交換式にしては比較的に軽量です。

ちなみに、いずれも27cmものの重量が双方で・・・
 シマノ製「FS-002N」:  1.2kg
 キャラバン製       :  0.8kg
 ニューバランス673  :  0.8kg ・・・ウオーキングで使用
キャラバン製や普通のウオーキング・シューズと比べればずっしり感が。

並べると3年使ったキャラバンの底のヘタり具合がよく解ります。


キャラバンと一緒に沢登り用品として買ったFinetrack製ウエットパンツ、
これもまだまだ現役でイケそうです。

小生の渓流釣り、その最初の教科書は、
「最新 渓流釣りマニュアル (つり人社  1997年発行)」。
写真半分、スケッチ半分の解りやすい本で、そこに「源流でのウエーダーは危険」
として、代わりにウエーディング・シューズが紹介されています。

・・・ウエーダーって、漁師・お魚屋さんが履いている胴長靴のことかな?
でもウエーディング・シューズって??
当時はピ~ンときませんでした。

本には丁寧にシューズの履き方もスケッチで記載されているのですが、
実際に現物を目の前にするまでは、渓流で使用するシューズ、ソックス、
スパッツ、ウエットパンツなるものが、果たして如何なるものなのか?
どうやって着用するものなのか?・・・そんな感じでした。

ということで、つい最近まで「初心者」だった「初級者」が贈る、
「初心者向けウエーディング・シューズの履き方講座」、開講です。

・・・画面いっぱいに広がる、小生の汚い、かぐわしい「お身足」にはご容赦!


まず、ウエットパンツを履いて
靴下を履きます。
写真の靴下は温泉旅行時に
旅館から頂いたタビです。

寒いときはウエットパンツの
下に速乾性タイツを履きます。







次にネオプレーン製のソックス
を履きます。












その上からウエーディング・
シューズを履いてひもを締め
ます。












フックをシューズ側にして、
足を覆うようにスパッツを装着、
ジッパーを上げます。

なお、スパッツのジッパーは
足の外側に。











最後にスパッツのフックをシューズのひもに
引っ掛けます。
これをやらないと、歩くごとにスパッツが
上がってきます。

スパッツの目的はシューズへの小石流入の
防止がメインですが、
足首を隠す目的もあります。

・・・河原でのヤブこぎ、
その最中にマムシが出るとも限らず・・・
極力、肌の露出を避けたいです。

もっとも、
マムシはいつも足元から、
とは限りませんが。。。



なお、これらはドライではなくウエット・スーツ。
当然ですが靴の中、パンツの中に水は入ってきます。
ポイントは如何に早くその水が抜けるか・乾くか、です。
・・・買った当初、「あれ?水が入ってくるじゃん!?」と驚いた小生。。。

まもなくシーズン開幕!
でも、やっぱり待ち遠しいのは、
このウエーディング・シューズが活躍する初夏ですよね。

夏の渓流・・・
安全に快適に、思う存分に楽しむには、なくてはならない必需品です。





2016年1月22日金曜日

長良川雪景

ご諸兄各位殿

今週は中ほどから急に冷え込みました。
水曜日に至っては朝から見事な積雪。
夜中に少し目覚めたときは何の兆候もなかったのに。
短時間であの有様でした。

スタッドレスを持っていないケチな小生、その日はやむなく電車通勤。
車なら20分ほどの会社ですが、徒歩を含み電車を使うと小一時間。
おまけに団地の組長は早朝から雪かき、融雪剤まき・・・少し疲れました。

そんな週末の本日、久々に午後からお仕事で郡上まで。
いつもの美並の道の駅で長良川を見ながら息抜きです。


愛知県内はほぼ雪も溶け、無理なく車の運転もできたのですが、
岐阜県、しかも美濃市以北はまだまだ路肩に結構な積雪が。
ここ美並に至ってはご覧の様子です。


いつもの喫煙場所、屋根が雪に覆われています。
お空も青く晴れてきて、乱反射がひどくまぶしいです。

今週末は数十年来の寒波が来襲?
より一層冷え込んで、ますますの積雪予報となっています。

郡上では、あと一か月で開幕の渓流釣り。

・・・これまで暖冬であった今年の冬、ようやくここにきての感が。
雪も降らねば困りものですが、過ぎたるはなお及ばざるがごとし。
できればほどほどの、いつも通りの冬を望みたいものです・・・






2016年1月17日日曜日

2016年の釣り初め~北勢管釣行

ご諸兄各位殿

渓流でのエサ釣りとニジマスの管釣り。
一見、全く違う種類の釣りのような気がします。

まず、使う道具。
渓流釣りは延竿で仕掛けも至ってシンプル。
対して管釣りは複雑なメカの塊であるリールを使い、疑似餌も凝っています。

でも、その真髄は・・・案外似通っているのかもしれません。
双方、間違いなく「待ちの一手」では良い釣果は得られません。


今年初めての竿出しは三重県いなべ市のサンクチュアリーで。
今の時期、日の出は午前7:00丁度、それを名神高速は養老SAで迎えます。



養老の山々も冬の朝日に
照らされ真っ赤です。

吐く息も白く体の芯から
冷えてきます。

でも、釣行日の朝のワクワク感。

これだけは、何物も、何人も、
小生の心から消すこと叶わず。



向かう行く手には美濃と近江を境とする伊吹山。
頂が白い雪で覆われて・・・路肩の温度計は-2℃。

やっぱり今日は日曜日。
朝も早くから寒い中、釣り場は込み合っています。
でも今日は風がなく乾いた冷気、池の水面が対岸の木々を綺麗に映し出します。
絶好のニジマス釣り日和です。


まずは、その扱いが小生のキャラにピッタリなフロートのプラグから。
定速のスロースローでリトリーブ、もうネチネチです。。。

中層にアルビノが浮かんでいます。
凝視するとノーマルも確認できますが、どうも活気がない様子、おとなしい。
季節、水温から、恐らく「食い気」のある連中は、もっと下方にいるのでは?

薄緑マダラ色のクラピーで始めましたが反応なし。

深度を保ってルアーを小型化、エアー・ビートルはココアミルクで。
・・・来ました!
同じくエアー・ビートルは軽薄な黄色(正確にはバナマンゴーだそうです)では?
・・・来るには来ますがココアほどは。
どうもハデ目よりナチュラル系の色が良いようです。



先回の師匠との釣行、そこでのプラグのロストから釣具屋、アマゾンを駆け巡り、
すかさずルアーは補充!
本艦、本日は万全の攻撃体制です!

満員御礼の釣り場。
開始時は日陰の寒い場所しか開いていませんでしたが、日が差し込んできました。

食いが渋ってきたので、深度を少し浅めとしルアーもより小型化。
ナチュラルなマイクロ・エアー・ブローの蓄光肌色に変えます。


その後、サクラミソ、パンケーキと色を変え・・・11時までに優に2桁!
今日は快調です!師匠、メンゴ!

少し早めに昼食を頂き・・・ここの暖炉、いつ見ても絵になります。
しばし暖を取ったあと、調子がいいので午後からは久々にスプーンに挑戦です。




午前の様子からナチュラル系の明るい色が良い様子。
カメムシを連想させるような緑の迷彩色は2.2gで始めます。

竿はXULでスプーンは2.2g。
スカっと飛びます!気持ちいい!

着水後に数カウント。
もち、底~中層狙い。
1秒1回転弱でハンドルを回し。

・・・ビンゴです!

その後は茶の迷彩色、アイボリー、
焦げ茶とローテーション。

どうも今日、メタル系はダメな様子。
1g以下の極小スプーンは出番なし。
飛ばないから好きじゃないんです、
ハイ!




渓流シーズン開幕を意識して、
手を変え品を変え、変化づくめ・攻めの一手の今日の釣行。
その変化の読みが、そこそこ当たった本日・・・こんな日もあるものです。
大事なのは、意図した変化以外の要因、それあまりイジらない方が・・・
そんな気もしました。

もちろん、出来加減の比較の対象はいつもの自分。
先回なんか、もうハチャメチャ。。。

でもまあ・・・幸先のいい今年の釣り初めでした。













2016年1月16日土曜日

小牧~犬山 薬師川

ご諸兄各位殿

冬晴れの続く今日この頃、そろそろ少しは雨がほしい昨今です。
今週末も来る渓流釣りシーズン開幕に向け体力づくり。
朝からウオーキングに出かけます。

今週は五条川から分岐する薬師川に沿って、犬山は羽黒まで。


お空は雲一つなく真っ青。
今朝は少し冷え込みました。でもやはり、例年に比べれば序の口。
犬山は楽田近辺、薬師川に沿った遊歩道から尾張本宮山を望みます。

里山を流れる小川は野鳥の程よい休憩場所。




今の時期、
いったい何が食べられるのでしょうか?
川面を観察すると大きなコイは
いるのですが、さすがに・・・













住宅街をまっすぐ流れる薬師川。
その左岸は散歩にピッタリな遊歩道が続きます。



川沿いには枝垂れ桜。毎年、3月も下旬になれば見頃です。
そのころには近くの田県神社、大縣神社では大祭が。
自分も渓流釣りシーズン突入!忙しくなります。

尾張東部丘陵地帯の山すそを流れ、このお山の裏側には入鹿池が。
薬師川、五条川の水源です。


この辺りから薬師川を離れ、羽黒の集落に向かいます。


みかんの黄色がまぶしいこの季節。
お宮の前を走る田舎道、実はこれ、その名も「木曽街道」。
尾張藩がその管轄する木曽方面に向かうため整備した歴史のある道です。
その昔、お勤めのお侍さんが行きかったことでしょう・・・
かく言う小生、同じくしがない宮仕えの身・・・毎朝、この道を通勤で。

羽黒の町に入ると旧所名跡が各所に見られます。




この辺りは小牧・長久手の合戦、
その舞台。

小牧山城に陣を張る徳川方。
その僅か10数キロ北の犬山城、
そこには秀吉方が。

間にまたがるこの辺りは激戦地。


時代はさかのぼり、明治以降もこの辺りは交通の要衝。
作り酒屋や当時モダンな銀行旧社が、今でもひっそりと佇んでいます。



今週末も都合2時間程度のウオーキング。
来週はようやく寒さ本番の様子、早く本格的な春が来てほしいものです。









2016年1月9日土曜日

犬山 成田山

ご諸兄各位殿


休み明けの第一週。
仕事始めもそこそこに、昨日まで一泊二日の新潟出張でした。
夕方の東京駅で乗り換えるのは二階建の上越新幹線「とき」です。


「トンネルをぬけるとそこは・・・」の川端康成の小説よろしく、
高崎を超え谷川岳をくぐった車窓からは真っ白な雪国が広がっていました。

「いや~、でも運がいいですよ。例年なら今の時期、数回は雪下ろししますが、
今年はまだ一回もなしです。」

お仕事先の話では、ここ日本一の豪雪地帯も今年は少しおかしいようで。




夜の寂しいアーケード街、ポツポツと降り注ぐのは、雪ではなくみぞれ。

その翌朝は小雪。
チラチラ降る中、お仕事先に向かう小型タクシーで大河 信濃川を渡ります。

うっすらと雪を被った信濃川、これは風光明媚!
すわ、シャッターチャンス!!

・・・しかし、今回は勝手気ままな単独出張ではなく、同僚4名での移動。
分厚い上着と3人掛けの後部座席、ポケットからデジカメを取り出すことかなわず、
残念無念・・・

運がいいのか悪いのか?雪景色の堪能とはいきませんでした。
それに雪が少ないとはいえ、そこは冬の豪雪地帯。
寒さに慣れた名古屋っ子の小生ですが、「質の違う寒さ」と長旅には疲れました。


そんな出張から夜遅くに帰宅した昨夜、さすがに今日午前中はゆっくりのんびり。
暖かくて日和も良く、午後からは家内と犬山 成田山まで初詣でへ行きました。


小生と比べれば、はるかに信心深いウチの家内。

お正月から初詣でに何社か巡っているのですが、深々とお参りをした後、
そこで彼女が引くおみくじが・・・

 田県神社:   中吉 (小生は大吉!)
 間々観音:   末吉 (ここでも、大吉!)
 熱田高座神社:中吉 (もちろん、小生は大吉!三連チャン!)

横にいる旦那の「引き」の強さに、なかなか納得がいかない様子です。。。
そりゃ、渓流釣りでの「引き」の鍛錬が違うんだってば・・・と説得するのですが。


家内、ここでも懲りずにおみくじを・・・でも結果は中も末もなく「吉」。

まあ、良いじゃないの、悪くはないのだから・・・と慰めを言いながら、
姑息にも小生、ここ成田山ではおみくじは引かず。

もし、不動明王に「凶」を授かった日にゃあ、寝覚めが悪く・・・
もう他で三連チャンで「大吉」・・・こりゃ、おみくじの「引き逃げ」に限ります。


ホント、この「引き」の良さ・強さが、シーズン中に発揮されれば良いのですがね。
冬ばれの元、大晦日にも訪れました木曽川と犬山城を遠方に望みます。


暖冬で雪の降りが少なすぎると、シーズン開幕直後から渇水が心配です。
・・・こと、「自然」に限れば、いつも通り・例年通りが良いと思うのですが・・・
如何でしょうか?