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2016年3月9日水曜日

ナイロンウエーダーの水漏れ修理~その2

ご諸兄各位殿


昨年の初夏に水漏れ修理したナイロンウエーダー。
その時の修理手順はこちらで・・・
http://sidestarwinderjpn.blogspot.jp/2015_05_13_archive.html

先日の釣行でジャブジャブと川には行ったら、間髪を入れず、
右足に浸水の感覚が。
しっとりと浸みて・・・なんてモノじゃなく、モロに。。。

すぐさま川から上がり、ウエーダーを確認すると・・・
内股の膝あたりにすり切れた跡と大穴が。

ともすると左足にも浸水の感覚が・・・
こちらも同じように内股膝高さにすり切れ跡が。
しかし、こちらには穴らしきモノは見当たらず。
浸水の程度と良い、このすり切れ部分から浸みてきたモノと。

まあ、考えてみるとナイロンなんて着物には不向きな素材。
重くて硬くてクセが付きやすく、このような屈伸部分は疲労が溜まるところ。

加えてお魚が釣れないと渓流を歩き回って撮影三昧の小生。
ポイントからポイントへの移動も、この重くて動きにくい素材を身にまとい、
結構な距離を歩きます。
さもありなん・・・

帰宅後に再度の水漏れ修理です。
このウエーダー、少なくとも今シーズンいっぱいは活躍してもらわにゃ。
年始に後先のことを考えず、お高いシロモノ、本流竿を買っちゃったんで。



こちらが右足側。
縫い目のすぐ脇、ほころび易い
場所です。
大穴が確認できます。

こりゃ、
縫い目の段差がくせ者。
このヘリに沿って、
ゴムパッチを張るか・・・









こちらが左足側。
ほころびだけで、穴らしきモノはナシ。
それでもしっかりと水は染み込んで靴下はしっとり。
ゴムパッチを貼る範囲にマジックで輪郭を描いておきます。


今回のゴムパッチ、ゴム板は屈伸部を配慮して、曲がりの良い厚さは1mmを選択。
四つ角の面を取って剥がれ防止・・・我ながら芸が細かい。

接着剤をウエーダーに描いた輪郭の内側とゴム板の双方に薄く塗り、
数分間の放置プレー。
数分間、ベタつかない程度に接着剤が乾いたら貼り合わせて・・・


その上に紙を敷いて自分自身が乗っかります。
全体重をかけ数分、その後にオモリ役を本にバトンタッチ。

丸一日はこの状態で引き続きの放置プレー・・・ホント、オレっち好きモノだね。

で、翌日の出来具合はこんな感じ。
左側にチョイと見える銀テープは前回修理のカ所。
ここは幸い、その後に異常はナシです。

同じように防水の銀テープ、一層の剥がれ防止の目的で、
これを貼り付ければ完成です。

言ってしまえばこの要領、自転車のパンク修理。

穴修理のカ所が増えてきた小生のナイロンウエーダー。
多少は見苦しくはなってきましたが。
でも、これが歴戦の証(釣果は関係なく、いくら渓流を歩いたか・・・)ですね。