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2016年7月31日日曜日

夏の渓流釣り~馬瀬川上流釣行

ご諸兄各位殿


今週末は馬瀬川の上流へ。
人家の全くない、老谷橋から多釣橋手前までのルート。
夏の渓流釣り・・・釣果からすると、今回の釣行は(も?)厳しいモノでした。


夏の時期に通い始めて3年目の馬瀬川上流。
当初はもっと上流の楢谷、赤谷近辺がお好みでした。

当時のその辺り、渓流独特の薄暗さは無く、日の注ぐ少しだけ開けた河原。
6mもしくは7m竿で。
初心者の小生でも一日糸を垂らせば、小アマゴさんは言うに及ばず、
そこそこサイズさんが数匹も、とても良いポイントでした。

一昨年の水害の少し前から、ここ老谷近辺にも通い始めたものの、
事後は暫く楢谷方面は通行止め、以降の行き先はもっぱらこちら老谷一辺倒に。



頭上が開けた明るい渓流。
数は出ないものの、楢谷より少しだけサイズUPが狙える楽しさ。
8.5mの本流竿がピッタリ。

でも今日は・・・
3年間の様子の中では、
最も水が少ない状態です。




一昨年の水害はこの老谷近辺にも影響。
先の写真の老谷橋下流には大淵があったのですが、残念ながら今は消滅。
そして橋の直下、護岸工事で大岩が河岸に敷き詰められ、そのうちの幾つかは、
未だに「浮いた状態」。
今日も足を掛けた大岩が転がり・・・危機一髪でした。
ご訪問予定のご諸兄、くれぐれも「浮き岩」にはご注意を。

危険な「大岩区間」は草木の生えた「浮いていない」ところを歩き迂回、
そこさえ過ぎれば今でも3年前と変わりはありません。



今の時期での攻めどころは瀬でしょうか?
早瀬の後で流速が落ちたたるみ、大岩の前後周囲、流心から僅かに外れたスジ。
これらを中心に。






流量の少ない本日。
長竿8.5mを活かして水辺から離れて長距離攻撃。
やむを得ずでの川へのアプローチ、それも慎重に・・・抜き足、差し足、忍び足。
・・・別段、悪事を働く訳では無いのですが・・・


いつもなら対岸の積石の手前。
せり出した木陰の下に反転流、緩めな流れが形成され好ポイント。

そこからイワナさん、アマゴさん、時には大ウグイさんがこんにちは・・・なんですがね。

今日ばかりはそのポイント、
浅くて干上がり気味。
魚信も寂しく。



やはり今日は流心に近い流れから・・・アマゴさんです。


エサはミミズさん。
何匹か、ウグイさんも遊んでくれます。










随所で渡河が可能な今日の馬瀬川。
若いアユ師さん達ががんばって見える隧道下の落ち込み淵。
ここと小生の立ち位置である崩落斜面横の淵。
この間をコケるか、コケないか・・・冷や冷やしながら渡る流量がいつもの馬瀬川。
本日は余裕のヨっちゃん。



天気予報では曇時々晴れまた雨。

そんな予報なら、
ド素人の小生でも下せます・・・
いや、予報士さん、失礼を。

一雨欲しいです。








いつもの大場所は期待薄。
テキト~に探りを入れて、手応えが無ければ見切りを早く。


代わりに、瀬でのポイントを一つずつ丁寧に攻略します。
こまめこまめに。
本日の最大となるアマゴさん。


足場の悪い渓流の河原、そこを長距離・長時間でテクテクと歩きます。
メタボなおじさんには少しハードな運動、水分が汗になりお茶が減ります。



このトロ場を川に沿って右に曲がれば、錆びて古びた鉄橋があるハズ。

この辺りから、今日はお肉を焼く美味しそうな香りが河原一面に。
木立の向こう側、鉄橋の袂で若者達がタープを張ってBBQ。
Tシャツ一枚、夏姿のお嬢さんも何名か・・・
ニッコリとご挨拶の後、おじさんはその横を通り過ぎ、国道に上がります。

お天気も怪しくなり、本日はここまで。
渇水での夏の渓流釣り、難しいですね。


装備をまとめ国道を歩きながら下ると、河原では先程の若者達が水遊び。
夏の渓流・・・若い歓声が山々にこだまします。


<データ>
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
釣果    :目測23cmアマゴ1匹 同20cmイワナ1匹
        小アマゴ、ウグイ数匹
         全リリース
気温    :20~27℃
天候    :曇時々晴れ 
表層水温 :17℃