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2016年9月18日日曜日

秋の長良川渓流釣行

ご諸兄各位殿


早朝の長良川鉄道はその終着駅、北濃駅前の長良川。


季節は秋。
残念ながら、どんよりと曇ったお天気ですが、
緑に混じった赤や黄、写り込む色にもその気配が感じられます。

春は4月にも、また夏7月の石徹白川へ行く途中にも立ち寄っているここ。
季節ごとに同じポイントでシャッターを切ると、その移り変わりが楽しめます。


長いようで短かった渓流釣りシーズンも9月末まで。
今年は曜日の関係で残念ですが、週末はあと2回。
その貴重な1回を使って、今日は奥美濃は長良川の前谷川出合へ。


この前谷川出合の奇岩が織りなす風景、このカットも来る都度に納めています。

・・・この~、構図と言いましょうか、バランスと言いましょうか、
収まり具合が良いんですね。
背景の小山と手前の長良川、その間に居並ぶ家屋の配列が。

雲間からオレンジの朝焼けが少し差し込み・・・まんま、季節を強調しています。

・・・もちろん、今年も残すは2回の機会、その1回を使っての渓流釣行。
想いは「渓流撮影紀行」ではないのですが、もう最初に言っちゃいます。


相も変わらず、大した釣果ではありませんでした!!


言い訳がましく聞こえますが、上の前谷川出合の写真が示すがごとく、
今日の長良川はこの辺り、減水気味。

釣れることは釣れるのですが、揚がってくるお魚さんは小モノさんばかり。


正面は出合の巨大な奇岩。
写真右手は川から頭を出す岩。
その下流に存在する、白泡の
ない水域を目指して振り込み。

ガン玉はB1、
目印下は1.0m。

もう、この値がお水の少なさ
を物語っています・・・



画面は左端の奇岩の終端、目印が岩の手前をゆっくり進み、アタリです。
そして揚がってきたのが、どうでしょう?15cmほどの小アマゴさん。
・・・本日の釣果の中では大きい方です。。。


本日も到着時刻には留意して早めに現場へ入ったのですが、
シーズンも終盤、ご同輩方々も悔いなく漁期を終えたいのでしょう。
既に先着さんはルアーのおにいさんが対岸に。


”おにいさん、おにいさん!
そのお足元、春には尺越えイワナさんが出たんですよ!
本当はもっと距離を置いて欲しいんですがねえ・・・慎重に、慎重に!”
と、人ごとながら勝手に呟き・・・自分の貧果を棚に上げて。

ジェスチャーでこのおにいさんと会話。
先行して上に上がっても良いとのこと・・・ありがとうございます。



出合上段、
落ち込み前の受け。

ここでも昨年の夏、
それから今年も4月に、
とても良い思い出が
出来ました。






今日ばかりは、揚がってくるのは小アマゴさんにお外道はアブラハヤさん。
されども、川面を流れる風はとても涼しく。



時刻は10:00。
パッとしない釣果の前谷川出合に別れを告げて、少し下流へ新規開拓。
プラット・ホームだけの白鳥高原駅を東に向かった長良川。


吊り橋から下を覗けば、
中州の西側には瀬が広がり、
その東側には淵と落ち込み、
良い具合に連続しています。

水量の少ない本日、
中州へは簡単に渡れそうです。

竿抜けを期待しながら・・・



狙い通りで少なくとも、ご同輩の痕跡は見られないのですが、
しかし、やはり、本日はここでも、おチビさんばかり・・・


そうこうしているウチに小雨が降り始め。
ここは中州。
こんな時、長居は無用です、残念ながら。


暑さ寒さは彼岸まで、と申しますが、今年の秋の歩みは少し早め?
いや、温暖化の影響か、例年が遅すぎるだけのことでは?

五感で汲み取る今日の長良川は秋真っ盛りでした。


<データ>
エサ    :ミミズ、ブドウ虫 
        小アマゴさんはミミズ、お外道さんはブドウ虫
釣果    :小アマゴさん、お外道さんが限りなく
気温    :19~27℃
天候    :曇
表層水温 :16℃ 


さあ、残すところ来週末が最終!
台風、お天気が気になるところですが・・・どこへ行こうか、風任せ。