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2016年10月28日金曜日

渓流釣行での装備考~その1

ご諸兄各位殿


竿、仕掛けなど道具一式を携え、河原を一日に何kmも歩き回る渓流釣り。
快適かつ安全に山中で釣りをする際のスタイル。
皆様もいろいろとお知恵を絞られているかと。


全くの私見ですが、その際のポイントは以下ではないでしょうか?

その1. 必要かつ最低なもののみ携行
その2. 濡れては困るものへの完璧な防水
その3. ヤブ漕ぎ、遡行、岩登りなどで邪魔にならない
その4. かと言って、使いにくい・取り出しにくいは困りもの
その5. そして、出来ればお財布に優しく・・・

お仕事柄、工場内を保全で歩き回る小生、日常でも似たような境遇を。
・・・無い知恵を絞っての工夫、この「知恵絞り」も渓流釣りの楽しさ!

そんなこんなで今回のお話しは、 「我流!渓流での装備」

ご参考になればこれ幸い。
また、改善の余地に気づかれたら、ご意見を賜れば助かります。


1.リュックサック


まず全体の荷物ですが、自分はリュックサック派、デイ・パック派です。


20数L容量のデイ・パック、
色は黄色と派手目です。

この中に、昼食のおにぎり、
雨カッパとデイ・パックの防水カバー、
タックル・ボックス、虻ネットは必ず。

車から河原まで距離があるときは、
釣ったお魚をその場で捌くため、
ナイフとお魚を包むキッチン・ペーパ、
ビニール袋が追加されます。

デイ・パック両側の網ポケット、夏期は
1.0Lのポカリと0.5Lのお茶を。
春と秋はどちらか一方を。
必需品です。


この容量だとこれだけの荷物でも十分に詰め込めます。
このオスプレイのリュック、利点としてはトップの持ち手・グリップが大きいこと。
たくさん詰め込んだ状態で手持ちにしても、手が痛くなりにくいところです。

6mと7mの渓流竿もここに納めます。


2.友舟


して、このリュックを背中に背負い、片手には友舟を持ちます。


その友舟、アユ釣りでご使用される大きめ
の友舟ではなく、少し小柄なものを。

正直、手がふさがる、と言う点から、
友舟は遡行のネックとなっています。

初期の頃は保冷ビクを肩掛けでしたが、
「ビクに納める=お魚は死んでしまう」
一日釣り歩いて、小モノは逃がしたい
・・・そんなところから選んだ友舟。

下部がビニール製の携帯式友舟を
肩からつり下げられているご同輩、
まま拝見しますが、その使い勝手、
耐久性、収納性、お魚の延命性・・・

如何なモノなのでしょうか??


3.巻き尺


小生はこの友舟のウラに、接着式の巻き尺を貼り付けています。
以前は工場で使用するリール式巻き尺を釣りジャケットのポケットに。
でもあれ、水に浸かると直ぐに錆びちゃうんですね。


代わりに思いついたのが、このシール式の巻き尺。
ホームセンターで売っていました。

川で浮かせて使っているうちに、若干一部が削れて剥がれ掛かっています。
もう一つ難点が・・・お魚のヌメりで友舟の船底は滑りやすく。
測定時にお魚を手で押さえる必要があります。

でも、お持ち帰りするお魚、その概略な寸法を計測するには重宝しています。


4.水温計


ついでに、いつもこの友舟の中には水温計を収納。

釣りの際に参考とするのは
もちろん、
本ブログの最下段で示す
<データ>での表層水温は
ここから読み取ります。

以前、益田川にてこの水温計で、
目盛盤と水銀柱がずれたことに
気が付かず、6月なのに水温が
4℃!?




釣れない理由をここに求め・・・粗忽者です!

今では目盛盤と水銀柱を接着剤でガッチりと固めて。



本流釣りのときは崖の降下や岩登りも少なく、この装備で間に合っていますが、
正直、残った片手が仕舞寸法の長い本流竿で塞がってしまうのも事実。
大石小石がコロがる本流の河原、出来れば片手は空と行きたいものです。

一度、お魚と少量の水の入った友舟を、デイ・パックのゴム紐に括り付け、
河原を遡行をしてみたのですが・・・

ト~ゼン、背中はびしょ濡れ。。。

我ながら、もう一工夫・ひとひねり、欲しいところです。