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2017年3月9日木曜日

お行儀の悪い郡上天然ミミズ

ご諸兄各位殿


<ご注意>
お食事中のご諸兄は本日のブログ、ご高覧をお控え下さい。



今年もまた、郡上天然ミミズの養殖を始めました。

ワンちゃん、ネコちゃん、金魚なら「飼っています」で格好が付きますが、
あまり大手を振って「ミミズを飼育しています」とは言い難く。

・・・しかし、どんな生き物でも、飼い出すと意外とカワイイものです。
いやこれ、釣りエサなんだから、何となく後々の受難が忍びなくも・・・

そのミミズさん、寒いこの時期、お行儀が悪いんです。


工具箱で飼育している小生。
毎朝、空気の入れ換えにと、箱の蓋を開けるのですが・・・
毎回、ご覧の通り、もう、一種の修羅場・・・カオス状態です。

放っておいたら干からびて、死んでしまうのでは?
と、一匹ずつ丁寧につまんで土の上に戻すのですが、困ったものです。

・・・家内に相談、寒そうな日だけでも玄関の中に、と。
予想はしていましたが、家内からは20mmバルカンの連射。
その対空砲火をくぐり抜け、どうにかこうにか拝み倒して・・・


このミミズさん達、何となくですが自分の生き様に通じるモノを感じルンです。
いや、このお行儀の悪い輩(やから)達では無く、その他大勢のミミズさんに。

週に一度のエサやりついで、箱を返して腐葉土の上下を入れ替えるのですが、
皆様はどうも箱の四隅がお好きなご様子。

皆で固まって、こぢんまりと、ひっそりと、箱の縁でお暮らしです。


謙遜控えめの如く、狭い角地で世間様にご遠慮して。


この習性を見て、ハタと気が付いた小生。
エサとして与えているのは、ハーブ・ティーやルイボス・ティーのお茶っ葉。
毎日、家内がせっせとお飲みになる。


これを箱の四つ縁に配置してみては?
もぐもぐエサを食べ、ぽこぽこ卵を産んでくれれば、じゃんじゃん増えるのでは?
養殖の効率を考えて。

まず、白バケツに土とミミズを移して。

補充する茶っ葉と同量の土をすくい、
これは箱庭のアジサイの根元に。
良い肥料になるんです。
初夏には色鮮やかなアジサイが。

次に綺麗に工具箱を水洗い、
素行の悪い連中が付け残した土を洗い流し、
暫く日向に置いて日光消毒。

で、肝心なエサやりです。
ティーパックの袋を破り、
中身の出がらし茶っぱを四隅に固めて。

お茶っ葉に含まれる残り茶が、
適度な水分補給になります。


毎週日曜日の朝がその日課です。





昨年は夏の暑い時期を如何様に乗り切るか、心配しましたが、そこは何とか。
今年もその、郡上天然ミミズが入手出来なくなる夏の時期、重宝しそうです。