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2017年5月7日日曜日

2017GW後半~飛騨小坂川釣行

ご諸兄各位殿


先日訪れた日光は大谷川。
良い川でした。
ダイナミックなその流れに、飛騨小坂川を連想しました。

GW前半戦の師匠 ノンタンさんとの庄川釣行は、残念ながら不完全燃焼。
こんなことも重なり、勝手が分かる小坂川、後半戦の一戦目として行ってきました。


酔狂にも、晩秋に様子を見に来た小坂川。
朝7:00、その赤沼田の河原に降り立ちます。

GWのまっただ中。
でも、河原での存在は小生だけ・・・ラッキーです。


いつものように、一旦、河原を下流の行けるところまで下って。
そこから、釣り上がり、さかのぼり・・・

気持ちの良い朝の渓流。
少し肌寒いですが、間もなく暖かく、そして、暑くなってくるでしょう。

本流竿を選択。
この辺りの瀬(押しが強く、早いですが。)ではいつもこれ。
競り出た樹木の枝木を注意しながら、対岸の岸壁、その直下を狙います。

早速、7寸程度の背の高いアマゴさんが掛かります。


待ちに待ったこんな日、こんな感覚、今日は行けそうです。
じっくりと腰を落ち着けて。


長竿を大きく振り回し、仕掛けを狙ったポイントへ。
目印が着水したら、すぐさま竿を立て、目印を延ばし。
ゆっくりと流れゆく目印の挙動、その反応に全神経を集中。

・・・暫しの間、川のせせらぎは遠く感じられます。


新緑の季節。
目に眩しい薄緑、それが強調する赤、桃の散らばり。
その下をさかのぼります。

気が付けば・・・友バックが賑やかに。





入渓ポイントから上流は荒瀬、と言うより巨岩の連続地帯。
長竿は不向き・・・小継竿に持ち替えます。



白波が消える、次の落ち込み前の受け。


アタリです。
アワせますが・・・掛からず。

同じスジをもう一回。
アタるんですが、乗りません。(この表現、フライさんから拝借!)

エサのミミズさんを確認すると、尾尻だけが囓られています。
・・・どうも針には触れられていないご様子。

ダメ元でエサをブドウ虫に替えて2回流し・・・反応無く。
いや、居るには居るんデス、このスジに食い気のある輩が。

暫し、お茶を飲み飲み、一服所望、そして撮影。
再度、エサのミミズさんを小物新品に取り替えて、同じスジに振り込みます。

アタリです。
一呼吸、と言っても、春先に比べてほんの僅かな瞬間。
その刹那に糸を若干で送り出す・緩めるような・・・で、アワせます。


策がハマると気分良いですね!


新緑、青空の下、ゆっくりと時間は流れ、さりとて、既に午後 3:00。

東照宮は18番、大吉のおみくじのご加護もあり。
半年ぶりでしょうか?今日は思う存分、十二分に楽しめました。


帰路、R41は下呂温泉、美濃加茂と大渋滞。
いつもは所要2時間チョットの道のりが3時間も。

・・・こればかりは致し方無しですね。



南飛騨はハナモモの季節。
川辺は赤、ピンクに彩られていました。



<データ>
5月4日 
エサ    :ブドウ虫、ミミズ 断然、ミミズでした。  
竿      :瀬 10m、 荒瀬7m  
仕掛    :針 吉村7号、 水中糸 0.3号 4.5m 
         天井糸 0.6号 4.5mと1.5m 錘 1~B1号
釣果    :アマゴ 7寸 2匹(お持ち帰り)  6寸以下 5匹(リリース)
気温    :9~20℃
天候    :晴
表層水温 :7~10℃