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2018年9月2日日曜日

美濃 神崎川 雨後の夕まずめ釣行

ご諸兄各位殿


昨日の土曜日、午後からは雨が上がりました。

雨後の午後は初秋の渓流・・・
先週末の庄川と同じく、せせらぎの音に乗って、川霧が流れていきます。


ここ神崎川は今シーズンの春、初釣りの渓として訪問しました。

その時の釣果は、言わずと知れたボ~ズ。
・・・古いCM「今年の汚れ、今年の内に」では無いですが、お礼参りに。


雨後で増水もあるからでしょうが、
大きな集落が少ない神崎川、水がとても綺麗です。

浅い瀬の流れは十分に底まで見渡せられ、
落ち込み後の緩い流れ、深め淵も淡いエメラルド色。


暮れかかって薄暗い秋の夕刻、白い川霧・霞が水墨画に味を添えます。

そんな幻想的な風景の中・・・


20cm前後のアマゴさんが竿を絞ります。



秋の夕まずめ、駆け足は日暮れとの競争、慌ただしく・・・
次なるポイントへ。


降り口には親切にも案内板が設けられ、そんな入渓路は足場がしっかり。
多少、暗くなっても安心です。


画面左側、白泡の立つ沈み岩の近辺。
先ほどから数回、仕掛けを流すのですが、僅かなアタリが2回ほど。

・・・でも、アワセにはノラず。

エサのブドウ虫をミミズに替えて、ガン玉の下も少し長めに。

・・・よし!
引き込まれるようなアタリです。
もう食ってると判断、ムリせず、優しく、素直にアワセて。


この子も20cm前後。
取り込むまで、澄んだエメラルドの川底を、
まるで別れを惜しむかの如く、元気良く泳がれました。

・・・ご心配無用。
日帰りの夕まずめ、時間いっぱい楽しみたく、家に持って帰らないから。



帰路、神崎川はその中流、片狩の集落。
川の湾曲に出来た大きな淵、エメラルドが一層に濃く映えます。

その淵の入り口で、網を仕掛ける人影が。


落ち武者ならぬ、落ちアユを狙って、でしょうか?

暑い日が続きましたが、雨後の本日、とても川は涼しく。
・・・もう、ほんと、渓は秋ですね。



<データ>
9月01日 15:30~17:30 
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
竿      :7m 帰ってきた、渓峰尖 
仕掛    :針 吉村7号 
       天井糸 0.6号 1.5m
       水中糸 0.3号 4.5m
       錘 1~B1号
釣果    :アマゴ 6~7寸 2匹
       小アマゴ 1匹
       全リリース
気温    :25~23℃
天候    :曇り
表層水温 :16℃