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2019年2月2日土曜日

厳しかった初釣り~東濃管釣行

ご諸兄各位殿


♫ だ~れも いない 海・・・では無くて、管釣り場です。

しかし、20数年ぶりにコンサートを催された森高さん。
誠に私事ながら、相変わらず、イイっすね!


<崇高な釣り師は孤独がお似合い>



今年初めての釣りは、
皆様が汗水流してお仕事中は平日、またもやそこに有休を頂いて。

して、今回は東濃の管釣り場へ。

・・・しかし、悪いことは出来ませぬ。
   神様、仏様は千里眼。

午前中は肌寒い曇り空、予報では午後から冷たい雨とのこと。

ご諸兄の皆様、そのことをよ~くご存知。
知ってはいるけれど、折角にも取った有休。
今更返上も叶わず、さて家に籠もっていても。

結果、誰もいない、正真正銘、お客は小生だけの管釣り場です。


さあ、釣り場の管理人、おにいさんにご挨拶を。

小生   「こんにちは。午後券を・・・
      あの~、お客さんが一人きりって、よくあるンですか?」
おにいさん「いや~、めずらしいですよ、今季は初めてです。」

少し寂しいですが、考えようによっては・・・
もう、ヤリたい放題です!



<渓流釣りのクール・ビク>

ここの管釣り場、お魚のお持ち帰りはOKですが、
お池に沈めるビクの使用は御法度です。

そこで・・・


釣り道具はいろいろ揃えましたが、一番の後悔はこのクール・ビクでした。
保冷が出来て肩から掛けるタイプ。

しかし、釣ったお魚をリリースするか?お持ち帰りか?
出来れば無益な殺生は避けたく。
小生の苦手とする「即断」が試されるシロモノなんです。

・・・今まで、まともに使ったことも無く。
   しかし、本日は活躍頂けることでしょう・・・

この時は左様に思っていました。



<試練の三翻絞り>

さあ、始めましょうか。
でも、折角の貸し切りの管釣り場。
何か、普段は出来ない、我を高める、何かを・・・

こりゃ、黙っていても釣れるであろう、の目論見の元、
いつもはプラグばかり使用する小生ですが、
苦手なスプーンで挑戦です!


皆様にとっては当たり前のスプーンでしょうが、
小生にとっては少し早めの一定巻きが難しく・・・

どうでしょう?
麻雀で例えるなら、ハンディは三翻絞り??


誰も居ないお池、水車の際で。
右へ、左へ、そして、中央へ。
6フィートXUL竿を思いっきり撓らせて、軽量スプーンは0.9gの遠投。

・・・ライズやうねりもなく、こりゃ、底ネライかな?
着水後数秒のカウント、して、デジ巻き。

・・・アタリは有りませぬ、数投しても。


水車から離れ、波が静かなお池の中央付近へ。
引き続き、マダラのスプーンで遠投&底ネライの繰り返し。

・・・とっ、ロン!
アタリです、本日の一本目!

引きはそこそこ、サイズは20cm後半かな?
慎重にたも入れ。


う~ん、丁度の三翻?
タン・ピン・イーペーコーでしょうか?
我ながら、渋いです・・・


その後もスプーンで粘ります。
バリエーションもマダラから「オレ金」へ。


・・・と言いましょうか?
オレンジが剥げ、下地が金色のスプーン。

確か、どこかの、管釣り場。
そこで拾ったような記憶のルアーは神様の思し召し。

数投後、またアタリ・・・が、痛恨のバラシ!

これが実はその後に2連チャン。
さすがに、針先がなまくらかな?替えなきゃ。



<やっぱり、相性はネチネチのプラグ>

その後もスプーンで粘ったのですが、とんとアタリが遠くなり。

空の雲、それも厚くなってきました。
今にも、ポツポツと、降り出しそう。

・・・たまらず、プラグに交換です。


場所も変えてみるか、折角の独断場です。
もう一つのお池に移動して。


遠方に見えるは、我がハスラー号、ただ一台のみ。
その手前で釣りをされているのは、管理人のおにいさん。

この後、おにいさんがこちらに来られ、
「ライズがあるから、表層の少し下、中層が狙い目ですよ。」
とアドバイスを頂き。

確かに、先ほどのお池と違って、水面にお魚がまま見えます。
ありがとうございます。


中層ネライはエアー・ブローを装填。


この軽薄なマンゴーは黄色に・・・
ありがとうございます。


本当に、ありがとうございます。



<今年も、好機をモノに出来ない釣り師です・・・>

続いて配色を、これまた軽薄な蛍光グリーンのエアー・ブローで。

その一投目・・・
アタリです。

が、しかし、引き具合がこれまでと違います!
チリチリと、緩めはお遊びが過ぎるドラグ、それが唸ります。
6フィートXULが、これまでに無く撓み・・・

落ち着かなければ成らない場面、
延べ竿と違い慣れないリールでの釣り。

焦った小生、先方のお疲れを誘うことなく、
リールを巻いてしまいます・・・

水面直下、目の前は、どうでしょう目測40cm超?

メチャ、良いサイズのニジマスさん!

背中の緑がお腹の銀影にぼんやり浮かぶ、
こりゃ、役満は緑一色(リューイーソー)!?

とっ!

目前で大きく首を振り、水面でジャンプ!
水をしこたま掛けら、加えてのバラシ!?

代わりに、蛍光色は緑のプラグが、お池に虚しく浮かんでいます。


その後、シトシトと冷たい雨が降り出して、
アタリ、釣果もそれっきり・・・




午後からの半日でしたが、フタを開けてみると僅か3匹の釣果。
誰も居ない、良い条件の釣り場のハズでしたが、
オオモノのバラシが心理的に響き・・・
中身の軽いクール・ビク。


今年も、毎年のような、小生らしい釣り始めでした。