Additional pages

Additional pages

2019年3月24日日曜日

寒の戻り~庄川支流 一色川釣行

ご諸兄各位殿


ツラい事があると小生は、渓流釣りに向かいます。



「へ~、それじゃ、毎週毎週、ツラい事が起きてるンだね?」
そんなお言葉を頂きそうですが・・・

きれいな風景、マイナス・イオン、せせらぎ、お魚・・・
それらが痛んだ心を癒してくれるンです。



おとぎ話のよくある出だしでは、
「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に・・・」

仲の良いおじいさんとおばあさんのハズ。
どうして、わざわざ、別行動を??
作業効率を考えて???

きっと、そのおばあさん、川で「命の洗濯」もしていたのでは?


察するに、芝刈りおじいさんは、小生のように・・・

テレビを一緒に見ていると、些細なことで内容に文句を言う。
一緒にドライブ中、トロトロ走る前の車に、また文句を言う。
仕事でイヤな事があると夕食時に、グチ紛れにに文句を言う。

挙げ句の果てに、その夕食時、平気でオナラをする・・・


きっと、おばあさんも、ストレスが溜まるンでしょうね。

ちなみに、ウチの家内。
そんなときは川では無く、名古屋は矢場町へ行くようです・・・


ツラい事があると小生は、渓流釣りに向かいます。


今週末は分水嶺の向こう側で「イワナ釣り」と決めていました。


ところが、神様仏様は、まま気まぐれ。
暖かい春が続いていたのに、昨日に限っては「寒の戻り」。

朝の8:00。
東海北陸道は郡上八幡近辺では5℃を示した車の外気温。
それが白鳥を超える頃には3℃に。

ひるがの高原へ登る長い坂道。
もう一人の冷静な自分が、心の中で我に問いかけます。

「ムリだ、今のおまえの腕前では。
 ここは大人しく高鷲で降りて、前谷川か切立川で手を打つべきだ。」


「・・・いや、何事も挑戦!
 それに今日は、誰も居ない渓流で、静かに竿を出したいンだ。」


荘川ICで降りて一路、一色川の上流へ。

時刻は9:00。
気温0℃、水温3℃は、どんよりとした曇り空。

しかし・・・寒さも程度の問題でしょう。
こんな厳しい条件で、釣り糸を垂れること、初めてです。

・・・こりゃ、今週は(も?)、ヤっちゃったかな??

自分の希望通り。
誰も居ない、残雪が残る、静かな河原に降り立ちます。


たも網を川に沈め、石をひっくり返し、川虫採り。
・・・水が冷たく、手を刺すように痛いです。

暖かかった今春、川虫のサイズは良い頃合い。
でも本日は腰に戻したたも網、それがパリパリに凍り付きます。


今朝の一色川は水量が多く、妙な濁りは全くなし。


ナイロン・ウエーダーは風を通しませんが、断熱性は今ひとつ。
その下はヒートテックのタイツは薄手。

動いていれば問題は無いのでしょうが、
ジっとしての釣り。

寒さが下半身から上に登ってきます。
まま、膝がガクガクと震え・・・



川虫、ミミズと手を変え品を変え。

大岩の裏側、流れの澱み。

盛期の「仕掛けを流れに乗せる」は封印、
対象は止水域に限って、ピンポイントと粘りで攻めるのですが・・・

全くにもって、ピクリも無く。



時の流れは早くお昼時、今回もカップ麺を持参です。

お湯を注ぎ、3分間、待つのだぞ。
麺がほぐれるのが早いか、冷めるのが早いか・・・



ようやく、お昼過ぎから青空がチラリ・ホラリと。
・・・しかし、時既に遅し、の感が。


春分が過ぎて、まだ幾日、こんな日もあります。

残念、今週もまた、お魚には癒されませんでしたが、
すてきな風景、川のせせらぎ音、凍てつく寒さ?に、
傷ついた心が和みました。



<データ>
3月24日 一色川
エサ    :ミミズ、川虫
竿     :竿 6.0m 渓秀 
仕掛    : 針 吉村7号 
       錘 2号
       天井糸 0.6号 0.5m
       水中糸 0.3号 4.5m
釣果    :ボ~ズ 
気温    :0~3℃
天候    :曇
表層水温 :3℃