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2019年4月7日日曜日

郡上高鷲鮎立 春の長良川釣行

ご諸兄各位殿


昨夜、郡上は少し雨が降った様子、
八幡近辺では路面が濡れていました。

ただ、高鷲まで登るとその様子も無く、
雪解け水でしょう、支流からの流れ込みは十分です。


朝方は寒かったですが遅めの到着、
8:00ころには日差しにぬくもりが感じられます。

・・・今日は、暖かくなるな。


昨年の秋分に訪れた、ここ高鷲は鮎立の近辺。
シーズン終盤とのこともあり、小モノですが数は出ました。

半年ぶりの本流。
未だ少し早い気もしますが、今週末も己の勝手な欲求、
本流竿を思いっきり、振り回したくて・・・




<川虫ゴロゴロ>

長良川の中州にあるゲートボール場。
その中州の突端から、川に降り立ちます。

降り立った場所は川の分流、小川は良い川虫の採取場です。


岩と岩の間の細い流れ。
でも、なるべく勢いのある流れがベター。
そこにたも網を沈めて、上流の岩をひっくり返します。

水の中で巻き立つ濁り。
落ち葉と砂がたも網に収まり、その中には川虫が。



正直、川虫採りは経験の浅い小生ですが、
今年の春は良いサイズが数多く採れます。

・・・きっと、暖かかった冬、
早かった春の訪れが影響しているのでしょう。


長良川沿いの水路。
木陰になったその脇を、一旦、下流へ下ります。


青空がまぶしい、本日の長良川上流。


思った通り・・・
ウエーダーにリュック、竿を担いで上着を着込んでの歩行。
歩き続けると暑くなってきました。



<半年ぶりの良い手応え>

半年前の記憶を頼りに思い描いた目的の堰堤。
そこまで歩みを進めます。


本日の幸運は、ここまでご同輩のお姿も無く。

さあ、竿の先端に「半ヒネリぶしょう付け」で仕掛けを結わえ、
エサは川虫、キンパクで早速にも始めます。

・・・水温は7℃、期待が持てますね。

川中央は白泡の途切れるポイントへ振り込み。
ブ~ンと大きく、10mの長竿を振り回して。

半年ぶりの長竿ですが、勘は鈍っていない感じ。
白泡と白泡の間、良いところに仕掛けは着水します。

この堰堤、見た目以上に複雑な流れの様子、
少しだけ目印が落ち込みに寄せられます。

その後はゆっくり、流れに乗って目印が移動・・・


白泡から数mほど流れた辺り、
目印に挙動、同時に手元にも。

小アマゴさんかな?
そっと、優しくアワせます。

と!
返す手応えはいきなりの重量級!?
くくくっ、と、お相手は反発、勢いがあり、走ります。

堰堤の上からの振り込みでした。
「抜き」に若干の不安を感じる手応え。
こりゃ、水面と同じレベルに移動しにゃ・・・

テンションには気を付けて、急いで堰堤を下ります。


竿を立てて、少しずつ、少しずつ、浮かせて岸寄せ。
今季一発目の良型、慎重に・・・たも入れは投了。


どうでしょう?
尺は無いですが、25~6cmは9寸弱?
小生的には今の時期、出来過ぎなくらいのサイズです。

・・・針を飲まれること無く、今シーズンは幸先良く。



<お後が続かぬ、為五郎・・・>

堰堤を後にして、
ここから長良川をさかのぼります。


昨年の秋分では水量が多く、渡れなかった中州へも。


ただ、折角にも渡れた中州、手が届いた落ち込みですが、
残念、本日はウンともスンとも・・・

・・・もっとも、
先ほどの大場所は堰堤下、そこで良型が釣れたこと自体、
まぐれもまぐれ、大当たり、だったような。



ミミズ、川虫・・・手を変え品を変え。
しかし、全くにもって、効果は無く。

・・・まあしかし、
暖かい陽気、抜ける青空、川のせせらぎ、おいしいタバコ!?
そして、ゆっくりと流れる時間・・・

それを含めての渓流釣りです、お釣りが来ますよ!・・・ね。




<データ>
4月6日 長良川 
エサ    :ミミズ、川虫
竿     :10m SG ロング
仕掛    :針 吉村7号
       天井糸 0.6号 4.5m 
       水中糸 0.3号 4.5m
       錘 B1号
釣果    :アマゴ 9寸弱 1匹
       喪中につき、リリース
気温    :6~18℃  
天候    :晴 、陽が昇りにつれ風
表層水温 :7~9℃