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2019年12月14日土曜日
年賀状を書きながら
今年も早いもので、もう師走も中旬です。
毎年で年賀状を60枚ほど、
近しい友人や仕事でお世話になっている方々へ送っています。
残念ながら、今年は喪中のお便りが多いです。
一昔前はお知らせがあったとしても、
それは会社関係は歳の離れた上司や諸先輩の親御様のご不幸が主で、
その数も僅かでした。
でも、今年を含めて昨今は、
枚数もですが友人・同世代は身内・自身のご不幸が増えています。
今日は午後から母親と、母親の姉を見舞いに病院へ。
以前から調子の悪かった叔母ですが、
一か月ほど前に大きく体調を崩して入院に。
気丈にも笑顔で病室ではご挨拶を頂き、
聞いていたより元気そうな叔母で何よりでしたが、
久しぶりに会ったこともあり、やつれた感じは細身に見えました。
・・・病室の什器には、新婚当時の叔母と、
今は亡き叔父の若かりし頃の写真が・・・
実は同行した小生の母親も、
昨年に両股関節を人工セラミックスに変える大手術を。
自動車の運転は出来るのですが、歩行は杖を使ってのゆっくり。
本日は道のわかる小生宅までは自分で運転、
そこから先は叔母の入院先には小生が代行運転でした。
川の流れのように、時の流れも早くて一方通行、
誰にも止めること、あがなうことは等しく出来ません。
・・・そうか、小生もそんな歳なんだ。
振り返ると、いろいろ、あったよな~。
それでも、どうにか、前に進まなきゃ。
その年の出来事に、
物思いにふけってしまう年末。
その昔、暫く赴任していた東欧の国。
住んでいた近くには世界遺産登録された、
中世から続く古い石造りの町がありました。
アドリア海に面したその町は海側を高い城壁に、
反対の背後は1,000mを超す急峻な岩山に囲まれ、
冬の間は町中が日陰となり薄暗く、とても陰気な感じでした。
そのためでしょう・・・
冬場は「心の病」にかかる方が多く。
その代わりの反動でしょう、来る春への喜びようは大変で、
3月上旬に行われる春祭り、そのパレードは華やかでした。
来週末は冬至。
そこから先は少しずつですが、陽も長くなります。
早く暖かくて眩しい春にならないか・・・
来春が待ち遠しく感じられる年の瀬の一日でした。
<渓流写真は春の一色川から>