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2020年12月20日日曜日

ミミズ飼育箱の改良

 

今週半ばは寒い日が続きました。
本日も寒が抜けたとは言い難い、寒い週末です。

皆さま、お体にご自愛くださいませ。


寒い週末ではありますが、折角の週末、じっとしている事がもったいなく。
・・・「貧乏、暇なし」とはよく言ったものです。

年末のお掃除、年賀状の準備をしながら、
今週末は釣りエサはミミズさんの飼育箱、その改良に取組んでみました。

・・・例の如く、一部でグロな絵が登場します。
お食事中でのご閲覧は、時間を見計らってを・・・


<既存の問題点>

「改良」すると言うことは、何か問題があるからです。
世の中、何も問題が無ければ、何もする必要は無し、ですもんね。

これまでミミズさんの飼育は、プラ製工具箱で行ってきました。


日本製はピッチリと蓋の閉まる工具箱、それに小さな通気孔を設けて。

既にこれでシーズン中は数年の飼育歴が。
ところが最近、これは経年変化なのでしょう、
若干で蓋の閉まり具合、それが緩んできたような。

夏の暑い時期には大きなプラ・パン箱に水を浅く張って、
日陰はそのまた自転車のカバーの下に設置、
これで高温対策としてきました。


毎朝のご機嫌伺いで工具箱を取り出すと、
その下はパン箱の水の中に数匹の脱走ミミズさんが。

決まって、そんな時は工具箱を開けると・・・


工具箱の中は地獄絵図(汗)。

いえ、工具箱の中でお行儀の悪いミミズさんもですが、
パン箱は水中のミミズさんも、お亡くなりではなくご存命でした。

・・・ここでの学習は、案外、ミミズさんは水中でもお元気。
数日はダメでしょうが、一日くらい空気が無くても大丈夫なのでは?
食物連鎖の底辺に位置するミミズさん、彼らに神さまが与えた強い生命力??

とは言っても、忙しい朝の出勤前です。
パン箱は水中から脱走者を救って戻す作業は手間でした。


それから問題として今一つ。

ミミズさんのエサとして、昨年から米糠を使用しています。
結果、工具箱の中には小バエがたくさん飛来・発生。

これもまた、地獄絵図でした・・・



<対応策として>

問題点から明らかなように、工具箱の本体と蓋の隙間、
それがミミズさんや小バエにとって「関所」となっていない事です。


そこで・・・
飼育箱として工具箱から大型のタッパに代えることとしました。


手前がそのタッパ、カインズHCで安価は数百円ナリ。

蓋の内ヘリにはゴム・パッキンがあり、
如何に神出鬼没な怪盗ルパン三世じゃないけれど、
ミミズさんや小バエの彼らでも、この関所の突破は無理でしょう。


しかしながら、ここにも問題点が。

タッパの素材はポリプロピレン、
透明で表面はツルツル(イヤだな~)なんです。


まず、この透明と言うことが・・・

光を本能的に嫌うミミズさんです。
明るい環境は彼らにとって、とてもストレスなのです。
同じ生命体、生きとし生けるものとして、小生もストレスはイヤなのです。

頭が剥げるは、毛は抜けるは・・・
就寝中の歯ぎしりで、歯は欠けるは・・・
しかめっ面で眼圧上昇、緑内障が進むは・・・

毎日、ロクなことがありません。


さりとて、この素材のポリプロピレン、
陽を防ぐため色を塗ろうにも、化学的に安定した物質で、
小生お得意の塗装なんですが、その塗料が上手く乗らないのです。

さて、どうしたものか・・・

思案の挙句、塗装は諦め、テープを張ることに。
防水・強力粘着はウエーダーの水漏れを直すテープです。



<方策が決まれば、あとは行動のみ!>

そうと決まれば毎度の如く、箱庭での工作作業です。

まずはタッパの蓋に通気孔を多数・無数に開けます。
直径0.75mmの細いドリル、この穴径なら、これも関所でしょう。


蓋をベニヤ板にビニル・テープで固定して。



穴開け作業の出来上がりは斯様な感じで。


あとは本体並びに蓋へ、防水テープを張ります。
はい、一丁あがり!!


テープが為に、完全に全体を覆うこと、それは叶わずでした。
実用に際しては、タッパ全体を何かで覆いましょうか・・・

いずれ来シーズンはミミズさんの飼育で、改良の結果は判明します。


今年も残り少なくなってきました。
今回の寒波は一旦で収まりましたが、年末年始には次なる寒波の予想が。

・・・折角にも先週末、策を弄してまで、剛竿を用意したのですが、
お正月の気田川ニジマス釣行、こりゃ、今年は無理でしょうかね??

明日は既に冬至。
慌ただしくも、しかし静かに、年は暮れて・迎えて行きそうです。


<渓流風景は郡上 吉田川から>