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2021年2月27日土曜日

シマノ FS-002N + 軽アイゼン

 

まだまだ寒い日が続きますが、
ふとした晴れの日の午後、背中に感じる日差しの温もり、
それは紛れもなく春のものです。


もう間もなく、今シーズンの渓流の旅、それが始まりを告げます。
仕掛け、釣り券、車のメンテ・・・準備は滞りなく。


そんな中、先日、春日井にある登山用品店を尋ねました。
お目当ては「軽アイゼン」です。

昨年は晩秋にも本ブログで記載しましたが、
粗忽者が織りなす渓流釣行、危機一髪が目白押しで、
アカン!と思った瞬間から、上映が開始されるスローな世界。


特に谷川への入退渓では、急な斜面を凹凸皆無のフェルト底の履物、
それでの登り降りでは、気を付けていてもズルっとヤってしまうのです。

・・・真っ平な靴底に、何か「滑り止め」は施せないか?
出来る事なら、現場での装着・脱着は容易なものが吉・・・

そんなことから、思い付いたのが軽アイゼンでした。


・・・渓流釣りはアウト・ドア。

主な装備は釣具屋さんでも調達できるのですが、
使い心地や価格、見てくれ?果ては本気度??から、
まま、こちらの登山用品店にも足を運ぶのであります。


加えて今回の品物は保安用具です。
ネット購入もアリですが、まずは現品をこの目で。
もちろん、常用している「シマノ FS-002N」を携えて。


登山用品店に在った軽アイゼンは下記のものでした。

SALEWAの「MTN Spike」なる品名、若干でお高めは数千円ナリ。


小生の27cmはFS-002Nに対して、適合サイズはMなのかLなのか?
お店で店員さんのご了解の元、ウエーディング・シューズに試験装着です。
(写真は帰宅してからの撮影です。)


カタログ的にはLサイズなのですが、釣り道具はウエーディング・シューズ、
本格的な登山靴より若干で小さめなのか、装着はMサイズが固めでシックり、
こちらのMサイズとしました。




チェーンと刃は頑丈なステンレス製。

靴の下半分を伸縮材、エラストマー樹脂のバンドで覆っての固定です。
装着の際、まずは靴のつま先から挿入、最後に踵(かかと)を覆います。

・・・この最後の踵部分への装着は、
指でバンドをギュ~っと引っ張り、かなりキツいくらい。

元来の本品の目的は、冬季での低山に於ける雪道ハイク、そこでの滑り止め。

渓流釣りでの「高巻き」や「斜面登り降り」は土草が相手です。
雪道より滑らないでしょうが、斜度はこちらの方がキツいハズ。

・・・懸念点は踏ん張った際に、グリっと取れてしまわないか?
そんな点からも、若干で小さめ・キツめのMサイズとしました。



・・・粗忽者への懸念は今一つ。
はやる気持ちが抑えきれず、脱着失念の河原は岩歩き、それは絶対に滑ります。


いつものように渓谷に降り立ったら、
素敵な渓流風景を「つまみ」にお茶をチビチビ、
そして不健康の極みは、おもむろに懐から一服を所望。

そんな心の余裕さえあれば、失念も防げるのでは??
・・・何となく、喫煙の言い訳っぽく聞こえますね。


シーズンの初期は胴長ウエーダーを履いての釣行です。
この時期はムリせず、足場の安定した釣り場で。

今回の軽アイゼンが試されるのは、今少し先の季節となります。
・・・効果のほどはその際に、おいおいと、このブログ上で。


ここに来てようやく、緊急事態宣言も解除の見込みです。

次週辺り、
お天気さえ叶うことなら、待ちに待った初釣りにでも・・・


<渓流風景は早春の郡上 気良川から>
















2021年2月21日日曜日

尾張二宮 大縣神社 梅まつり

 

金曜日までの寒さはどこへやら。
三寒四温の春ですが、今年はその気温差が大きいです。

今週も暖かい週末ですが、
ご諸兄、くれぐれも、お体にはご自愛ください。


その暖かかった先週末の散歩道で、斯様なポスターを見かけました。

尾張二宮は大縣神社。
小生の自宅から徒歩なら小一時間、犬山は南の外れにあるお宮です。

そこで毎年春に開催される「梅まつり」。
境内の小山に整備された梅園は、
地元ではちょっとしたお花見ポイント、赤白桃の梅の花が見事です。


今週末の暖かさに釣られ、
毎週末での体力づくり散歩かねがね、行って参りました。


尾張丘陵の中腹にある神社は、
名鉄楽田駅から東へ緩い坂を上った終点、鬱蒼と生い茂る木立の中に存在します。

今年はコロナ禍で、お正月は近所の小さな神社、
そこで手を合わせたのみの小生です。
改めてまず、本殿で新年のご挨拶を行います。


毎年は新年の初詣で、どこぞこの神社仏閣で必ず引く「おみくじ」。

渓流釣りとは大違い、毎年で大吉を釣り当てて、
横の家内が引き当てた吉や小吉にほくそ笑む、
性根の曲がった、やらしい小生なのですが、
今年は今時分での運試し、
はたまた、横に競合の家内が居ない為なのか、釣果は「末吉」。。。

・・・こりゃ、如何様なシーズンに相成りましょうや???



その後、本殿奥の小山は梅園まで。

う~ん、暖かさ先行と思える今年の春ですが、まだ梅の見頃は早かったか?
・・・早々と、「末吉」のお陰様が見え隠れ。


梅園全体ではちらり、ほらり。
それでも、小山の配色は黒や茶より、緑や桃が勝っています。

近づいてみると・・・

日当りの良い斜面の梅は三分咲き、ってところでしょうか?

桜の代表はソメイヨシノ、淡い桃色の色彩が特徴です。
それと違って梅の花のピンクは・・・ほんと、鮮やかですね。
かわいいお花です。



本殿の裏手にある小山の梅園。
ほんと、二月は「光の春」とはよく言ったもの、
お社は屋根からの反射が眩しいです。

皆さんも、暖かい日差しの中、のんびりと散策されています。



・・・シーズン開幕を前にして、
この梅園・小山の登り降りは、入退渓の良い準備運動となりました。


梅園を拝見した後、また境内に降り立ちます。

お宮参りでしょうか?
社殿の前でご家族が赤ちゃんを取り囲んで記念撮影です。
微笑ましい、ご家族揃っての祝い事、おめでとうございます。


ここ、大縣神社は「姫の宮」とも呼ばれ、女性の守護神でもあります。
安産・子授け・婦人病・・・特に縁結びの神様なのです。

数ある社殿のひとつに「姫岩」と言われる、
昔の人々の豊かな想像力、それを思わせる岩が祭られています。


・・・ただ、イマジネーションだけなら、小生も負けていないかも。

横に居並ぶ丸や楕円、
それを目にするとアマゴ・ヤマメのパーマークに見えてしまう昨今!

青黄赤の信号機、0が並んだ千円札、
果ては東電やコスモ石油のロゴマーク・・・我が病、ここに、至れり。


毎年、この梅の花が咲き誇り、その盛りが終焉を迎える頃、
小生の旅は始まります。

















2021年2月13日土曜日

新型ハスラー!!



「え、え、え??
 目に染みるほど車内が臭いからって、
 この人、ついに車を買い替えちゃったのか??」 


・・・過去にも斯様な出だしで始まったことのある本ブログですが、
先週もお伝えした通り、後にも先にも「ケチ」が先行する筆者です。
努々(ゆめゆめ)、小生、そのように景気の宜しい境遇でもなく・・・

買い替えるつもりなら、フィルターの交換や消臭作業なんてしませんよ(笑)。


目出度くも、2回目の車検を迎えた我が「旧型」はハスラー号、
何のことは無く、お写真のピカピカは、その代車なんです(涙)。


我が家から丘を降りて直ぐにあるスズキのディーラー、
車検の申し込み時には、代車は不要と申し伝えたのですが、
何の手違いがあったのか、持ち込んだ時には既に用意されていて。


・・・折角の機会です。
タダで新型に乗れるのなら、と、
お得意のダンマリを決め込んで帰宅した次第!

もっとも・・・
きっと、これは、お店の策略!
とっとと「臭い」旧型に見切りを付けて、
さあさあ、新型を買って下さいな、でしょうね。


我が家の財務省の高官は、小生以上にシブチンでしっかり者。
毎度の如く、今のハスラーは購入時での彼女のお言葉は、
「今度のオレンジの車、定年まで乗ってよね。」

愛着のある、そして香り立つ我が旧型ハスラー号とは、
あと都合5年のお付き合いが待っています。


まあしかし、厳しい現実はさて置いて、ほんと折角の機会です。
さあ、新型ハスラーの調査、調査・・・


外観のイメージは旧型とあまり変わらない新型です。
しかし車内はかなり違います。

3つ並んだ枠の中央、大きなナビ画面です。


見やすい車両状況。

残念、旧型はナビ画面との連動はほぼ無く、
斯様な情報を見るにはハンドル越しの小さなデジパネ、
その画面をいちいち手動操作、切り替えながら、なんです。

・・・旧型の不自由なところ、しっかり反映、対応されています。

最近の車では当然なのかもしれませんが、後退時にはバック・モニターにも。

同席している財務省の高官、彼女もこれには感心しています。

・・・ひょっとして「車両更新」の認可が?
そりゃ、少し、甘すぎるかな、考え方が・・・

後部の荷室、ここは旧型とクリソツです。

後部座席を最後尾まで押して、背もたれを倒せばフル・フラットに。

車中泊も問題なく出来そうですが、
新たに追加された側面小窓・・・これ、個人的には・・・

冷え込みが厳しい季節には、断熱材で覆う手間が増えますね。

それに旧型は自作の竿受けを取り付けるM6ねじ穴、
それが後部ドアの直上側面でしたが、
新型は全てが天井中央部に。

取り付けるには、こりゃ、一工夫、必要だなあ・・・

・・・もう、買う気でいる小生!?
お店の策略にハマっちゃって、もう!


拝借している新型ハスラーは過給機なしの前輪駆動です。
ターボは必要ないけれど(ほんと、ケチですね)、
林道をよく走る小生の渓流釣行には、4WDは必須かな・・・


ドア側面にデカデカと記された「AICHI SUZUKI」のロゴ・マーク。
少し恥ずかしいですが、本日は夕方、これにて春日井の釣具屋さんまで。

・・・つかの間の夢、そのフィーリングを楽しんできます!

















2021年2月7日日曜日

車内が、臭いンです!



2月になりました。
早い河川では、もう既に渓流釣りが解禁です。 


昨日今日と暖かい週末、本格的な春が間近な感じがします。


春と言えば、いろいろと生活に変化が生じる季節でもあります。
また春は三寒四温、今日のように暖かい日もあれば、とても寒い日も。

夏の間はフル稼働の我が釣り車はハスラー号、
そのエアコンなんですが、冬の間は付けたり・付けなかったり。

ケチが先に来るご主人様のご意向、常時のエアコンは燃費が悪くなるからです。


付ける際の目的は、窓の曇り止め・霜取り、のみ。

ただこの時、久しぶりに稼働する送風口から、
とてつもなく臭いニオイが!
それが車内に立ち込めて・・・目に染みる!!


そんなことから毎年はこの時期、エアコンのフィルターを交換します。
・・・PM2.5、花粉に黄砂、いろいろと春はありますからね。

加えて・・・
生活のルーチンに変化の生じる季節は春、
あろうことか、この釣りおやじの軽巡洋艦に業務上、
ご妙齢のお嬢さんが、まま、ご同乗されることにも相成りまして。


ご諸兄のお考えになるような、不埒な下心は毛頭無く、
職務・業務邁進のため、エチケットとして、今週末は我が戦闘艦のお手入れです。


毎年での作業はエアコン・フィルターの交換、もう手慣れたものです。

まず最初はダッシュ・ボードの中身を空にして。

次いで、ボードの蓋をこじ開けます。
すると「↑UP」と書かれた、フィルターの蓋が覗かれます。

蓋を開けると中にはフィルターが。
このフィルターを取り出して、交換します。


職業柄、交換した部品はその状態を見極めないと、気が済まない性分は小生。


緑色のデンソー製のフィルター、パッと見た目は何も無さそうですが、
よくよく細部・詳細を点検すると・・・


結構で大きなゴミや、飛んできたのであろう種子やホコリが。
・・・そこまで悪趣味でもなく、あえて、臭いまでは嗅ぎませんでしたが。


新品のフィルターを所定の位置に、上下を間違えずに納めれば、
後は蓋をして、ダッシュ・ボードを元に戻して、所要10分、出来上がりです。

毎年はここまでの作業なんですが、
今年は上述のワケありで、念には念を入れて。

・・・重ねて、下心ではなく「エチケット」からですよ。


助手席の床に加熱式のエアコン消臭剤を置いて、
箱蓋を開けて、中の赤いボタンを押します。

エアコンの設定は写真のごとく。
エンジンは掛けた状態で、車のドア・窓を閉めて。

暫くすると消臭剤から煙が車内に立ち込めます。
その状態で待つこと10分間・・・

最後に車内を換気して、全行程がこれにて完了です。



先代のネイキッドも、エアコンが臭くなったのですが、
あくまでも覚えとして、目に染みるほど、ここまでクサかったかな?

ひょっとすると、車(エアコン)の構造上、
はたまた、夏場は脂っこいおやじがここで車中泊、
何か理由があるのかも。


いずれ良い季節、春を迎える準備は整いました。



<渓流写真は夏の馬瀬川から>