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2021年12月25日土曜日

年末恒例 ハスラーのお掃除

 

毎年の年末はこの季節、シーズン中で大活躍のハスラー号を洗車します。

昨年までは遠距離通勤だった小生、
県境は木曽川を越えて岐阜県まで通っていました。

そのためスタッドレスに交換する必要があったのですが、
神さま仏さまのご加護はその思し召し?
今年からまた県内通勤と相成りその必要もなく、洗車と清掃のみで済みます。


これ、決して自慢できるお話ではないのですが・・・
先代のネイキッド号も現在のハスラー号も、
ワックスがけをしたことが無くて。

その昔、柄にもなく4WDのピックアップ車に乗っていましたが、
若かったこともあり、またトラックは洗車機に入らないものだから、
洗車は高圧水銃の手作業、その後は大きな車体のワックス掛けでした。


当時は色恋のお話もちらほら、
いつ、ここで「イザ、鎌倉!」??
そんなこともあり、車内・車外は綺麗にしたもンです。


今ではまっ~たく、そんな心配もなく(笑)、
ガソリンスタンドの洗車機は、
「泡モコモコ・コース」で外回りは簡単に済ませちゃいます。

それでも車内清掃と保安確認だけはマメに。

最近の車の使用で気が付いたこととして、
特に家内のヴィッツなんですが、どうもヘッド・ライトが暗く感じるのです。

ハスラーはLEDライトとしましたが、ヴィッツは昔ながらのハロゲン球、
その差もあるのでしょう、日没の早い今の季節は特に暗く感じるのです。

・・・近眼に老眼、加えて緑内障の気もあり、さもありなん?


それでも、ライトを間近でよく見てみると・・・

写真では判り難いかな?
水垢が覆って曇った感じ、細かなキズも一杯です。
この状態はハスラーでも一緒、ガラス全体が白くくすんでいます。

こんなことから、今年の洗車はまずはヘッドライト磨きから。

ホームセンターを調べると、専用の磨き材を売っているんですね。

何点かあったのですが、お値段並びに簡単さ加減から、これを選びました。
要はネリ研磨剤でガラス面を削り磨くようです。

・・・とは言え、初めての「削り磨く」です、いきなりは不安を感じます。
と言うことで、まずはインターフォンのカメラ・カバーを血祭りに・・・

20年ほど前に設置した、室内から訪問者を確認するカメラ、
風雨でプラスチックのカバーはキズだらけ。

ご訪問者がお隣の安藤さんなのか?はたまた宅配さんなのか?
もう、誰が・何が写っているのか、全く判別が出来ない状態でした。

歯磨き粉のようなネリ粉、それでカバーを擦ると・・・

う~ん、ばっちり!宜しいンじゃ、ないでしょうか?(判り辛い?)
家に入って画面を覗いてみると、お向かいの松浦さんの垣根がハッキリ!

・・・少々、指先に力を入れて磨くのがポイントかな?


さて、次いで本番はヴィッツとハスラーのヘッドライトを!


作業は素直に手順書に沿って行うだけ。
時間は2台で30分くらい、双方のヘッドライトは見事にピカピカへ。

でもどうでしょう、
あえて手順書には乗っていない、ここで気が付いたコツは・・・

時間が経つと作業中に研磨剤が乾いてガラス面にこぶり付きます。
拭き取りの最後では濡れ布を使った方が、
いつまでも研磨剤が残ることなく、素早く作業が終えられましたね。

光源であるライトはこれで良し!

あとは・・・窓ガラスかな?
これが汚れてちゃ、元も子もなし。

一昔前は車内の窓ガラスを専用のクリーナーで拭いていたのですが、
どうも拭きムラが出来ちゃって、そこに冬場は曇りが乗っかり、
余りいい案配・出来具合ではありませんでした。

何か良い代替策・方法は無いものか、ネットでつらつら調べたら、
「無水エタノール」での窓拭きが紹介されていました。

小生、それ以来はこれを使用して・・・


どうでしょう、これ、洗浄剤という訳では無く、
感じとしては窓表面の汚れ・油分を浮かせる、そんな感覚です。
・・・でも見事に浮きますよ。

最初に使用した「汚れ切った窓」の際は、
浮き上がった汚れ、それがガラス面に白く残り、
取り除くがために水拭き・乾拭きを入念に行いました。

今では定期的な使用のおかげでしょう、
汚れ・油分も酷くなくエタノールで拭いた後は、
軽く乾拭きするだけで綺麗なガラス面を維持できています。

ただし、ダッシュボードやハンドルの樹脂部への付着はご注意を。
高濃度のアルコール分でプラスチック成分が侵されます。


・・・入浴前の家内の日課は粘土細工ならぬお肌の手入れ。

日曜大工で隙間風は防げましたが、未だに暖かいとは程遠い洗面所、
毎晩、そこでのしっかりとお時間を掛けての作業です。

研磨剤でゴシゴシ、その後は無水エタノールで仕上げれば、
きっともっと早いのにね(冗談です)・・・


さあ、一通り作業は終わりました。

あとは「泡モコモコ」をガソリンスタンドの洗浄機で。
でも、これは明日の雪の後からにしましょうか。


今年も暮れていきます・・・


<渓流風景は早春の飛騨庄川支流 一色川から>















2021年12月18日土曜日

気田川ニジマス釣「考」

 

寒い師走の日々が続きます。

今朝の名古屋方面は初雪とのこと。
もう暫く忙しい年の瀬を過ぎれば、新年を迎えますね。

2年前の初釣りは浜松まで、気田川でのニジマス釣りでした。

とても温暖な静岡県です。
正月は1月2日の釣行でしたが、
釣行中で背中に感じる日差しには温もりが感じられました。

残念ながら小生の釣行自体はアタリも無いボ~ズ。

それでも、直ぐ隣のポイントでがんばる若いエサ師さん、
彼の取り込む巨大ニジマスは大したもの、大迫力の捕り物劇でした。


近づく来年のお正月です。
お天気さえ良ければ捲土重来はリベンジ!
また行ってみようか、新春の遠州は気田川へ・・・

そんな思いから、今年も新年から釣行は可能なのか?
先日は気田川漁協さんまで電話で確認を。


最初に電話へ出られたのは女性の方、
放流その他の詳細を知る担当はご不在の為、後ほどで折り返し連絡するとのこと。
・・・当方の電話番号が名古屋近郊と知り、遠路を驚かれていました。

それから待つこと30分程。
女性の方のお申し出の通り、ご担当の方から連絡が入りました。
・・・ご親切な対応、ありがとうございます。

お話を伺うと、この正月もニジマス釣りは実施とのこと。

しかしながら・・・

今回の放流ニジマスは残念にも巨大魚ではなくて、
100gほどの「塩焼きサイズ」、中級クラスばかりをご予定と。

放流する総重量は例年と同じ、
結果、お魚の数はかなり多めになるとのことです。


しかしまた、ナゼここで宗旨替えを?巨大ニジマスが売りなのに??

お電話口で伺ったその理由なんですが・・・
何と!
昨年はコロガシ釣りで強引に掛け「効率よく」釣る輩が出現!!

仕方がなく、今回はお魚の数を増やして、その対策をされるとのことです。

でも、他の河川では目にしない、冬季に魚を放流する目的は・・・
動画か何かで拝見したのですが、本来はカワウ対策とのことです。

野鳥であるカワウですが、その川魚に対する食害・被害額はとても甚大で、
常時で人間(=釣り人)が川に居れば、カワウも逃げていくのでは?
そして巨大ニジマスなら、カワウの捕食対象にならないのでは?
そんな理由から始めた、気田川巨大ニジマス放流です。

この目的の一角を崩してでも、対応・決断に迫られた漁協さん。
お話を伺うご担当さんも、お声が申し訳なさそうでした。


「蓼食う虫も好き好き」なんて諺があります。

きっとガリ釣りのご同輩は「釣り=捕獲」の趣向・思考なのでしょう。
お作法は何でも、兎にも角にも、お魚が掛かればそれでエエ!的な。

もしくは、捕らえたお魚を食べたいだけ??

・・・ん?
それじゃ、カワウと一緒じゃん。


お電話での話からのみですが、気田川漁協さんがイキなのは、
荒手の向こうを張っての対策、それを講じるところでしょうかね?

しかし、何とも空しい出来事です・・・


釣行に旅情、人情、風景、そして無い知恵を絞っての捻り出し釣果、
そんなことを求める、凝り性でMな性分の釣り師は小生。

このお正月の天気、遠州のそれが穏やかであることを望むだけです。



<渓流風景はその気田川釣行から>














2021年12月12日日曜日

寒い脱衣所のスリ硝子、あれに映るお姿は・・・

 

寒い日々が続きますね。

今週、チョットだけ風邪を引いてしまいました。
皆さま、くれぐれもご自愛くださいませ。


中古で買った我が家は既に築30年を経過します。

バブルの最終期に立てられた家は、その当時にハヤっていた機器や装置、
それらの名残が今でも随所に見られます。

その一つが・・・この「くるくる窓」。
正式なお名前はジャロジー窓と言うそうです。

我が家には脱衣所とトイレにあるこの窓、
水回りのリフォーム前は浴室にも付いていました。

昭和的な引き窓や開き窓しか知らなかった小生、
築数年で購入した際は、珍しくも目新しい窓として映ったものです。

おしゃれと言えば、オシャレなこの窓。

くるくるとハンドルを回せばスリ硝子が少しずつ開閉して、
「全開」すなわち、中が見られては困るお部屋、そこでの換気も楽ちんです。

しかしながら、万物公平に長所もあれば、また短所もあって・・・
構造上から「全閉」にしても、僅かにスリ硝子の間に隙間が生じるンです。

冬のこの寒い時期、隙間から冷たい風が入り込み、それがとても苦痛でした。
大体にもって、中が見られては困るお部屋では、家人は露わな状態が常!

お風呂に入る前は体も濡れておらず、まだガマンが効くのですが、
出た後の濡れた体への隙間風の直撃、それは初老夫婦?にとってチョ~危険!

・・・といった案配で、以前からの我が家の課題でした。

ひょっとして、今週の風邪引きも、これが原因なのでは??

家で大人しく過ごす週末、この長年の問題の解決にトライしました。


早いお話が隙間風を塞ぐ訳ですから、窓全体を覆ってしまえば良いのでは?
それも冬場以外を考えて、何か取り付け・取り外しが簡単なモノで。


例の如く、小生の失敗しない(?)DIYの極意、
正確無比な測定、緻密な図面で現状を抑えます。

12×40のヒノキ材、それで窓枠を囲って、プラ系のシート材で覆ってしまえば?

・・・毎度、我が直観と技量、所有する道具を天秤に掛け、方策は決まりました。

先週の段階でご近所のホームセンターから部材を購入済、
切断の為のケガキ線を入れます。

エンピツを耳上に引っ掛けての大工仕事は、もう、お手の物です。

駐車場の脇はいつもの作業場、のこぎりでケガキ線に沿ってギコギコ。

実は過去に一度、泥棒に入られた我が家、以降はセコムしてるンです。

・・・この窓からの侵入ではなかったのですが、
ジャロジー窓は防犯上も弱いそうですね・・・

幅40mmのヒノキ材、その横切断はさほど苦痛ではないのですが、
セコムのセンサーBOXを避ける縦方向120mmの長切断は、
12mm幅で部材を残す為に極めつけの難切断!?

・・・休日の団地は静かな昼下がり、
電動工具の騒音はご近所迷惑ではありますが、もう、これ、使っちゃおう!

ジグソーの雄叫びの元、やっぱ早いし真直ぐだわ・・・

見事に切断を終えた部材、まずはそれらを接着剤で仮組びて固めます。
・・・部屋の四隅はその直角を利用して。

幅12mmのセンサーBOX回避箇所には斯様に金具で補強を。

骨組み枠の全容は斯様な感じ。

ヒノキ材に若干の湾曲・歪みがあったので、それを内側が狭くなるよう組付け、
補正として歪を広げる方向で中央にサンを入れました。

しかし、一昔前はプラ系シートの接着は難しかったのですが、
最近は何でも貼り付ける多用途な接着剤がありまして・・・

骨組みを覆うシートは当初、タミヤのプラ板を予定していました。
でも、サイズはB4と小さく今回の適用には不可です。

彷徨うホームセンターは素材売り場、
そこにポリプロピレンで良いサイズがありました。
ハサミで枠に合わせて切断、それを接着して数時間の放置プレー・・・

で・き・あ・が・り~!

我ながら相変わらずの上手い仕上がり、
窓枠にすんなり納まる、寸分の狂いもない出来具合です。

・・・会社を定年したら、建具屋さんでも開こうか??


・・・スリ硝子に写る曲線美?は、皆様の想像を掻き立てますが、
残念、我が家にはそんなお年頃の娘さんはお見えにならず・・・


これからが寒さの本番です。
忙しい12月ですが、ご諸兄、重ね重ねお体にはご自愛を!



<雪景色は早春の馬瀬川から>

















2021年12月5日日曜日

釣り道具の後片付け

 

早いもので12月となってしまいました。

今シーズンはつい二週間前、信州 犀川までニジマス釣りへ。

例年なら釣り道具の片づけ・手入れはもっと早い時期なのですが、
今年は朝晩がめっきり冷え込んできた、先週末と今週末に行っています。


竿、エサ箱、たも網やウエーダー、シューズの類は、
汚れ具合が酷いものだから毎回は帰宅後での清掃や手入れで、
改まっての手入れは必要はないンです。

むしろ、シーズンを終えてからの片づけは、
少しずつ汚れが溜まるもの、毎回の釣行後に清掃は出来ないもの、
そして、機能・安全のチェックに限ります。


まず、いの一番での着手は・・・リュック・サックです。
釣行ではいつも、小生の背に担がれるこれ。

釣り具の小物や雨具、食料に飲料を納めます。

春先は防寒にもなりますが、暑い夏場の河原では小生の背中は汗まみれ、
気ままに河原へおッポられるシロモノで泥が付いて汗染みも。

一度洗うと乾きが遅く、どうしてもシーズンOFFでのお手入れとなります。

洗濯機は「つけ洗い」モード、2時間ほどゆっくりとお洗濯です。
それから乾いた冬風の中、二日間の乾燥でした。


次のアイテムは・・・今年初めて実戦投与した軽アイゼンです。

初夏から履くウエーディング・シューズ、それに土斜面の登り降りで装着します。
今まではシューズの底がフェルトで滑り易かったのですが、
馬瀬川での斜面では重宝しました。

スパイクやチェーンはステンレス製、ざっと水洗いしてから陰干し。
チェーンや本体に亀裂・破損が無いか確認をして。

本体はエラストマー材なので、ミョ~なケミカル品・油の類は使用せず、
しっかり乾燥したら、このまま丸めてカバンの中へ。


それから・・・クマ対策のナタ。
いつもは釣りベルトに装着、渡河の際はまま水に漬かります。
鞘から出してさび落とし、その後は油を塗って。

万が一の場合、本当はクマ退治スプレーが有効なのでしょう。
でも、長年で未使用であった場合の処分方法が大変そうです。
(そうあって願いたいものです・・・)

基本は当方の存在をクマさんに気付いてもらう方法、
「鳴り物」はクマ鈴やフォイッスル、防水スピーカーでの対処です。

第一に、これで争って勝てる相手でもなく、
しかし、用途はクマさんばかりに限らず、気休めにもなります。



そして・・・ハスラーから竿受けを外します。

後部座席の天井に設置された、お手製で安価な竿受け。

後席に座ることはまず無いのですが、
座高の高い?小生が座るとネットが寂しい頭に触れるンです。
その都度、抜けちゃ困るものが2本3本と・・・

ネットはゴム製。
年中で張った状態は伸び切ってしまいます。
そうならないよう、シーズンOFFでは取り外しを。




あとは・・・寝袋かな?

ご存知、お年頃の小生です、
加齢臭+タバコ臭+ストレス臭?などなど、
加えて車内はお魚や濡れモノと、とにかく匂い立つものが満載です。

その中での車中泊のお供は、我が寝袋!
もう、ご想像の通り「かぐわしい香り」なンです。

これはチト、家の洗濯機では荷が重く、
ご近所は布団専用のコインランドリーにでも・・・


道具は手入れがあって、初めてその機能を発揮します。
準備万端は抜かりなく安全衛生に気を付けながら、
来年こそは良いシーズンを迎えたいですね。



<渓流風景は今年は行けなかった高原川から>