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2021年2月21日日曜日

尾張二宮 大縣神社 梅まつり

 

金曜日までの寒さはどこへやら。
三寒四温の春ですが、今年はその気温差が大きいです。

今週も暖かい週末ですが、
ご諸兄、くれぐれも、お体にはご自愛ください。


その暖かかった先週末の散歩道で、斯様なポスターを見かけました。

尾張二宮は大縣神社。
小生の自宅から徒歩なら小一時間、犬山は南の外れにあるお宮です。

そこで毎年春に開催される「梅まつり」。
境内の小山に整備された梅園は、
地元ではちょっとしたお花見ポイント、赤白桃の梅の花が見事です。


今週末の暖かさに釣られ、
毎週末での体力づくり散歩かねがね、行って参りました。


尾張丘陵の中腹にある神社は、
名鉄楽田駅から東へ緩い坂を上った終点、鬱蒼と生い茂る木立の中に存在します。

今年はコロナ禍で、お正月は近所の小さな神社、
そこで手を合わせたのみの小生です。
改めてまず、本殿で新年のご挨拶を行います。


毎年は新年の初詣で、どこぞこの神社仏閣で必ず引く「おみくじ」。

渓流釣りとは大違い、毎年で大吉を釣り当てて、
横の家内が引き当てた吉や小吉にほくそ笑む、
性根の曲がった、やらしい小生なのですが、
今年は今時分での運試し、
はたまた、横に競合の家内が居ない為なのか、釣果は「末吉」。。。

・・・こりゃ、如何様なシーズンに相成りましょうや???



その後、本殿奥の小山は梅園まで。

う~ん、暖かさ先行と思える今年の春ですが、まだ梅の見頃は早かったか?
・・・早々と、「末吉」のお陰様が見え隠れ。


梅園全体ではちらり、ほらり。
それでも、小山の配色は黒や茶より、緑や桃が勝っています。

近づいてみると・・・

日当りの良い斜面の梅は三分咲き、ってところでしょうか?

桜の代表はソメイヨシノ、淡い桃色の色彩が特徴です。
それと違って梅の花のピンクは・・・ほんと、鮮やかですね。
かわいいお花です。



本殿の裏手にある小山の梅園。
ほんと、二月は「光の春」とはよく言ったもの、
お社は屋根からの反射が眩しいです。

皆さんも、暖かい日差しの中、のんびりと散策されています。



・・・シーズン開幕を前にして、
この梅園・小山の登り降りは、入退渓の良い準備運動となりました。


梅園を拝見した後、また境内に降り立ちます。

お宮参りでしょうか?
社殿の前でご家族が赤ちゃんを取り囲んで記念撮影です。
微笑ましい、ご家族揃っての祝い事、おめでとうございます。


ここ、大縣神社は「姫の宮」とも呼ばれ、女性の守護神でもあります。
安産・子授け・婦人病・・・特に縁結びの神様なのです。

数ある社殿のひとつに「姫岩」と言われる、
昔の人々の豊かな想像力、それを思わせる岩が祭られています。


・・・ただ、イマジネーションだけなら、小生も負けていないかも。

横に居並ぶ丸や楕円、
それを目にするとアマゴ・ヤマメのパーマークに見えてしまう昨今!

青黄赤の信号機、0が並んだ千円札、
果ては東電やコスモ石油のロゴマーク・・・我が病、ここに、至れり。


毎年、この梅の花が咲き誇り、その盛りが終焉を迎える頃、
小生の旅は始まります。