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2021年10月17日日曜日

ぶらり 犬山

贖罪の日々は秋10月です。


家内の「ガス抜き」、その第二弾は隣町、城下町の犬山にて。

例年ならお正月の初詣、春は桜の季節や秋は紅葉狩りに訪れる犬山ですが、
新コロナの騒動から丸二年、家内にとっては久しぶりの訪問です。

深まり行く季節は秋。
まだ少し紅葉には早いですが、10月にしては暖かい今年、
それはそれで澄んだ青空の下、城下町には何かお楽しみが待っているのでは?


それに加えて・・・

新コロナの騒動が始まる少し前は2年前の夏、
家内の姉のご子息は通称「アっくん」なんですが、
彼がご結婚をされ、なんと若い二人はここ犬山で家を購入!

ほんと、最近の若者はしっかりしています。

スープの冷めない距離はお隣の町。
いつかはご訪問を、と思っていたのですが、まだ騒動は下火なだけ。
おまけに、未だ新婚ホヤホヤのところ、お邪魔な叔父/叔母が押しかけても。


しかしながら・・・
遠間からだけでも見てみたい、
若いお二人の新居、そして初々しい新婚生活!?

と言うことで・・・
登山帽を目深に被り、クリップ・オンの偏光メガネ、
毎度は山奥での釣行スタイルに身を包み、
トドメは大きな白いマスクを。

年賀状の住所を頼りに、公安・探偵が生業(なりわい)??は、
今回は家内も「ヘヘヘ・・・」とワル乗りして夫婦共々で変装です。

しかしまあ・・・
こんなド変態な叔父/叔母を持って、アっくんは果報者ですね!?


若い二人の「愛の巣」を、ひっそり・こっそり拝見した後、
何十年も前の自分たちを思い出しながら、
後期中年、はたまた初老?の変態夫婦は秋の城下町を歩きます。


隣町でもあり何度も訪れている犬山ですが、
初めての訪問はここ「どんでん館」です。

春と秋に行われる犬山まつり、そこで城下町を練り廻るのは車山(やま)です。
その資料館が「どんでん館」。


「どんでん」の意味は、祭りの中でこの車山を方向転換させること。


犬山まつりを拝見したことがあるのですが、
木製で子供たちの鼓笛隊が乗った車山、その方向転換は大仕事で大迫力!

京都の祇園祭でも「辻回し」が見どころですが、
あちらは路面に青竹と水を撒いて、接地面の滑りを良くしていました。

秩父の夜祭、こちらも拝見したことがあるのですが、
ここは回転支点となる器具・装置を使用、山車を浮かせての方向転換を。

失礼ながら・・・
力任せ的な犬山の車山、その方向転換は若干で強引・豪快でした。


・・・造り酒屋の多い犬山だからでしょうか?
「どんでん館」入り口でのアルコール消毒液も凝っていますね。


資料館を後にして、再び城下町をお城に向けて。


本町通は古い町並みが残っています。
本日は観光客も多め、そぞろ歩きで進みます。


通りの行く末、前方には犬山城が瓦屋根で見え隠れ。


「ちょっと待っててね。」

と、ここで家内がみやげ物店に入り込みます。
でも、これが”ちょっと”じゃなくて、長いンです、ハイ。


しかしまあ・・・
家内はみやげ物に気を取られ、旦那はその客筋に目を取られ。

少し暑いくらいの本日、ペット・ボトルの麦茶が美味しく。
ぼんやりと流れる、青空には白い雲・・・


旅程の折り返しは国宝 犬山城、
ではなくて、
その横に鎮座される針綱神社でお参りを。

渓流釣り師にとって、季節は既に年末です。

今年もお世話になりました。
昨年に続きいろいろとありましたが、
無事に過ぎてしまえば、そんなに悪くもなかったような?

でも来年こそは、本当に良い年でありますように・・・
そんな願いをしたような。


お城の裏手は大河 木曽川。
時の流れのように、悠々と流れていきます。


お天気の良かった秋の一日、今週末も良く歩きました。