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2022年11月13日日曜日

ミミズの越冬飼育

 

・・・巷では徐々に感染者がまた増加、
第8波の到来が間近と伝えられています。
ご諸兄各位、くれぐれもご注意を・・・


先週の信州犀川での釣行にて、
小生の今シーズンは本当に終焉を迎えました。

・・・御年57歳。
分別盛りのお年頃、のハズなのですが、
振り返れば今シーズンも幾度かのムチャ・メチャを。

無事にシーズンを終えられたこと、改めて万物に深く感謝なのです。


毎年はこの季節、
余った釣り餌のミミズさんは小生宅の箱庭、
特に毎年で色鮮やかな花を咲かすアジサイの元に釈放なのですが。

今シーズンは越冬にチャレンジしてみることに。

・・・御年57歳。
気力・体力は年相応も、
ミョ~な拘りと好奇心は人一倍、
チャレンジ精神だけは旺盛なのです、ハイ。

前振りはこれくらいで。


参考にさせて頂きました、お礼を申し上げます。


シーズン中は大型のタッパに土を入れ、
自転車のカバー下は冷暗所でのミミズ飼育でした。

山間部に比べれば小生の住む尾張北部は温暖な地、
それでも真冬の「伊吹おろし」は強烈で、朝方は氷点下となります。

霜柱が見られる冬の時期。
この飼育方法では湿った土は凍ってしまい、ミミズさんもきっと全滅です。

参考にさせて頂いた飼育方法は、
プラ製の漬物タルにミミズさんとエサや土類を納め、
タル蓋部は地面から出し、大部分を埋めてしまう手法です。

・・・確かに、地中の温度は地表より暖かいハズ。


近所のホームセンターで深さ・直径が30cm程度のプラ・タルを購入、
その蓋部にΦ1.5ドリルで空気穴と、
Φ5ドリルで「金魚のブクブク」、そのホース接続口を設けます。

・・・「尾張米糠酸素ミミズ」の名を冠するミミズさんです。

後ほどで示すエサのもみ殻が地中で分解発酵、
閉空間のプラ・タルの中は酸素不足になるのでは?

強制酸素送りは小生のしょ~もない、ミョ~な拘りから・・・

タル底にも雨水が溜まらないよう、
Φ1.5ドリルにて無数の穴を開けました。

内部に納める土とエサですが、
土はタルを納めるために掘った穴の土とカブトムシ飼育土を、
エサはこの季節、近所の田んぼに山と積まれるもみ殻を、
農家さんにご了解を頂いて調達です。

家の北側は箱庭の一角、
風の当たり難い塀に囲われた地面にタルが収まる穴を掘って。


土ともみ殻、水を足しながら、混ぜ合わせます。

現在で飼育しているミミズさんと米糠混じりの飼育土、
このもみ殻土と共に軽く混ぜ合わせて。

・・・しかし今年のミミズさんは「郡上気良天然」。
昨年までの「郡上天然」に比べると小粒ですが、
釣り餌としては十分なアピール力、大きくなりました。

これをプラ・タルに納め、先ほどの穴に挿入します。

「金魚のブクブク」は空気出口の軽石、土に埋まらないようにして。


タルに蓋をはめて、全ての作業は完了です。


先週は一週間、堪え性の無い小生は、まま蓋を開けて様子見を。
タル内でミミズさんが土から出てきた気配はなし。

・・・経験上、居住環境が悪いと土から這い出るミミズさんです。
このことから、長期ご滞在になられるには問題は無さそうな・・・


来年の春先までミミズさん、
暫し、居心地のいい?住居で、ゆっくり・まったり。




<渓流風景は今年の9月 皆さまにはお伝えしていない庄川釣行から>