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2023年3月5日日曜日

ミミズの郵送実験

 

先々週は郡上まで年券購入の旅でした。


その小旅でのサブ・ミッションはミミズさんの郵送実験を。

・・・数年前には飼育・繁殖には成功、
どうしたら釣り餌としてオオモノ狙いが叶う、
太くて長くて活きの良いミミズさんを育成できるのか?

試行錯誤の繰り返し、全滅の憂き目を乗り越え、
最終的に完成したのが、こちらの生物兵器?
「郡上気良天然ミミズ」転じて「尾張米糠酸素ミミズ」なのです(笑)。

「ウソつくな!
 あんたのズボラな性格が災いして飼育に失敗、
 たまたま金魚のブクブクを使ったら結果オーライ、だけじゃないか!」

・・・ご諸兄から、こんなお叱りを頂きそうですが、イイのです。
結果オーライでも肥大化・長大化したミミズさんは事実なのです、ハイ。


じゃあナゼ、ここで日本郵便様にご協力を頂いての実験なのか?

本流でのオオモノ釣り、その醍醐味をお裾分けしたく。
いえいえ、ただ単に金の亡者は欲眩み?
またしても、
メルカリで巨大・肥大なミミズさんを販売してみよう、の魂胆なのです!?


実験に際して、以下の懸念点がありました。

・公共のシステムでもある郵送です。
 ご一緒する他皆さまの郵便物に汚損を残しては一大事。
 →ミミズさんはビニール袋に完全密封、そして小箱へ梱包を。

・完全密封すると酸欠でミミズさんは死んでしまうのでは?
 →ある「気体」を充填して密封することに・・・
  何の気体なのか?もうお解りですよね。

ここで今少し、ミミズさんの生態について、改めて調べてみました。


どうもミミズさんは皮膚呼吸を為されている様子、
飼育経験からも上記資料の記載は合点がいきます。

・・・金魚のブクブクで空気が溶け込んだ水、
それを加えて水分たっぷりのカブトムシ飼育土を同封しました。

果たして、
郵送期間並びに到着後は何日くらい、
ミミズさんはこの厳しい環境下で我慢を頂けるのか?

さあ、実験開始です!


投函個所は郡上への道すがら、
お隣の岐阜県は坂祝町のコンビニ、郡上八幡駅前、金山の道の駅、
以上の3か所の郵便ポストから2月18日(土)午後に小生宛で発送しました。

愛知県の小生宅への到着、それは2月21日(火)の午後、
投函場所に距離差を設けたものの、結局はこの日に3つ全ての到着でした。


3つある小箱の内、一個目を恐る恐る開封してみます。。。

透明なビニール袋、その中でミミズさんは元気そうです。

密封の為に空気穴を塞いでいた黒テープ、
それを剥がして2月25日(土)まで、この袋の中で状態を維持します。

結果、全くの問題なし!
袋から取り出したミミズさんはピンピンのニョロニョロ!

この時点で2つ目の小箱も開封、テープを除去、
小袋内の状態を2月29日(水)の午後まで維持しました。

結果、2つ目の小箱も問題なし!

更にこの時点で3つ目の小箱を開封、テープ除去、状態を維持。
・・・3つある中、一番で密封状態が長い・厳しいグループです。

これを昨日は3月4日(土)に確認、OK、生存は問題なし!
目出度くも全て実験成功です!!


まとめますと・・・

湿った飼育土とある「気体」で完全密封された30匹の大型ミミズさん、
10日間の密封状態に加え、3日間の空気穴による環境下、
無事に問題なく過ごすことが可能。

・・・以上の結果となりました。


しかしながら・・・
最後の厳しかった3つ目のグループ、
ビニール袋に開けた空気穴、それが大きすぎたのか、ノコノコと袋から。

小寒い玄関は靴箱下での保管でした、
幸いにも逃げ出したミミズさんはいずれもご存命で。

万が一を予想して大型タッパでの保管実験でしたが、
しょ~もなくも小生、経験があります、
もし、これが、ご家庭の冷蔵庫内であったなら、家内から大目玉!?

・・・空気穴の開け方は、改善の余地がありますね。


今回の実験は初春の寒い季節での実行でした。
盛夏は暑い季節で、果たして同様の結果が得られるのか?

・・・こちらはまた、追加実験が必要ですね。

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ありがとうございます、昨日もまた一個、お買い上げを頂けました。