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2015年4月12日日曜日

吉田川支流釣行~今週も寒水川は渋かった

ご諸兄各位殿

ある出来事を境に状況が変化する。
このことを「変化点」と工場では呼びます。
生産工程ではこの変化点の管理が不良率に大きく影響します。

・・・せっかくの週末じゃないか、仕事のことは忘れろ!!


名古屋とは約10日遅れ・・・郡上は今がちょうど桜が見頃。



せせらぎ街道はあちらことらに淡いピンクのソメイヨシノが。
ここもいよいよ春本番です。



雪代で今週も長良川、吉田川は増水気味。
エサの購入時、八幡の釣具屋さんのオススメは、
小駄良川もしくは吉田川でも上流、支流が良いとのこと。

時々、「あまのじゃく」が顔を出す小生、ほんと悪い癖です。
そうと聞いて、試しに吉田川は立光橋の袂で釣り糸を垂らしてみましたが
・・・徒労でした。さすがは地元の情報です。


釣具屋さんのアドバイスに従って、吉田川を上流へ向かいます。
先週の寒水川の帰り道、随所で良さそうなポイントがありました。
今週はそこにチャレンジしてみます。

せせらぎ街道を左折、暫く県道を登り、つづら坂の手前で
川沿いに道を分かれ、小さなお宮の前に車を停めて。

少し道を徒歩で戻って橋の下から釣り上がります。
まだ水は多めな様子ですが、先週のようにどこもが荒瀬、ではありません。




朝一番で吉田川で時間を使い、寒水川は10時30分。
何となく降り口の畑にあった足跡が・・・昨夜は雨。
となると、その後の足跡。。。釣り始めると予想通り、渋いです。。。


それでも何とか瀬の受けで二匹ゲット、いずれもリリースサイズ。


ところが・・・この後に突然、川の水のにごり・・・何事??
味噌汁を作るときの味噌を溶いたような。。。
真夏なら、すわ、上流で大雨?鉄砲水?と直ぐに川から上がるのですが、
流石に今の時期では??
10分もすると直ぐまた水は透明に。。。これが「変化点」でした。


暫く川をさかのぼると目の前に堰堤が・・・大場所です!


でもこの堰堤の下、魚がライズしているのに・・・釣れません。
いくら粘っても。。。不思議です。。。

腑に落ちぬまま、ここで昼食を食べた後、一旦、車道に上がり堰堤の上流へ。
このとき、先ほどの「にごり」の原因が解りました。

小型ダンプとシャベルカーが川沿いに・・・

お宮の橋の向こう側上流で何か工事をされています。
このときは、「ああ、工事か。それで水が濁ったのか・・・」くらいの認識でした。

せっかく「変化点」とその原因に気がついたのに無策。
ここでまた川を変えるべきでした。
・・・これが工場だったら、不良品を生産し続けることに・・・
・・・え~い、仕事は忘れろ!!

お宮前の橋の下にはチョットした淵があります。
本日二番目の大場所!と意気込みましたが、またも反応ナシ。。。

気を取り直し、午前中に釣り始めた橋下の更に下流へ入川するも・・・
反応ナシ。

結局、本日は「にごり」前のリリースサイズが2匹のみ、でした。
お宮への帰り道、本日の第一の大場所でフライマンが・・・
お声を掛けませんでしたが、釣れたのでしょうか??



お宮の前でウエーダーを着替えていると、軽トラのおじさんが。

おじさん 「どうです?釣れましたか?今日は?」
小生   「15cmが2匹のみです・・・。」
おじさん 「おかしいね?ちょうど良い頃合いの増水なのに・・・」
小生   「いや~、初心者ですから・・・お恥ずかしい」

帰路、車を運転しているときに今日の敗因を考え・・・
このとき、「にごり」「工事」に思いが至りました・・・後の祭りです。

今年の長良川、各所で工事が予定されている様子。
釣果、安全のためにも「変化点」にはくれぐれもご用心。


<データ>
竿      :シマノ 渓秀6m (吉田川:シマノ 渓峰尖7m)
天井糸   :ナイロン 1号 
 *水中糸に対して少し太すぎ?風が吹くとまま思うように振り込めず。
水中糸   :フロロ  0.3号 トオシ仕掛け 
目印      :蛍光オレンジとムラサキ 2個 
オモリ     :瀬 3~2号、大場所 1号
針      :吉村7号
エサ    :ミミズ
釣果    :アマゴ2匹 15cm以下
気温    :10℃~18℃
表層水温 :朝10℃~昼12℃
 


バッチリ決まったナチュラル・ドリフト・・・
と言いたいのですが、実は沈木への根掛かり・・・よく見ると水面にアタマが。
今週もこれに何度か泣かされました。。。




 

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