Additional pages

Additional pages

2015年6月14日日曜日

飛騨 小坂川釣行

ご諸兄各位殿

この淵で既に数投目以上、未だにアタリ無し。
・・・見かけ倒しなのかな?この川は・・・?


後半戦も新規開拓に力を注ぐ予定の今年の釣行。
今朝は南飛騨の小坂川にやってきました。


5時30分、道の駅「はなもも」に到着。
自宅から下道を片道2時間半、120kmはほんと遠いです・・・

でも、渓流釣りは「足で稼ぐ」とはよく言われること。
本当の意味は、山の奥まで歩いていって良い場所を確保する、のようですが、
高速道路の通っていない不便な川を選ぶ・・・も、ある意味で同義と思います。

そんな訳で初めてきた小坂川。
渓流釣りをまだ始めていなかった10年ほど前、
濁河温泉へ行く途中、確かに道すがら、それらしい川があったなあ~、
くらいの認識でした。

ではなぜ、今、小坂川なのか・・・
高速の使えない不便な川・・・足で稼ぐ・・・先ほどの理由です。

それから・・・
ご諸兄各位のブログを拝見すると、ここは「大物」が狙えるご様子。
ノービスがしゃしゃり出て、ハイそうですか!と事が運ばないことは重々承知。
でも、「大物」・・・イイ響き!
夢があるじゃないですか!


「はなもも」の駐車場には、ここで夜を明かされた釣り人が結構見えます。
軽巡を停めた隣の軽ワゴンから、おじいさんが顔を出しています・・・
たった今、起きました。。。といった風体です。

・・・最近、富に思うのですが、小生の醸し出す雰囲気・・・
ご同輩、すなわちご年配の同性からは、話しかけやすいそれなのでしょう。
残念ながら、若い女の子からは全くナシですが・・・

おじいさん 「釣りですか?」
小生     「ハイ、アマゴ釣りです。」
おじいさん 「わしゃ、昨日の高原川からの帰りじゃが、ここも良いよ~。
         特に上の方はイワナが・・・奥は少し危ないだけどね。」

聞けば春日井のご自宅から奥様と昨日は奥飛騨までご旅行。
奥様が温泉を楽しまれている間、旦那は一人で高原川でテンカラ釣り。
・・・昨日、高原川で採ったという大きなイワナを見せてくれました。
道の駅の地図看板を案内に付近をご説明いただき・・・

おじいさん 「まあ、早よう支度して良い場所をとるだわ。ええデ~、ここ。」
・・・そんなことを言われると、イヤが上でも期待が高まります。

身支度をして道の駅横の河原に出ますが・・・
既に数名が竿を出しています。
・・・加えてここ、川沿いに遊歩道が整備され、
いかにも「ここで釣って下さい」と言わんばかり。

名古屋城のお堀じゃないけれど、「ここで釣るな」と言われると釣りたくなる。
反対に「釣って下さい」となると興ざめで嫌気が差す。トロくせ~!
・・・小生は根っからの天の邪鬼な名古屋人、早速にも他へ移動です。

・・・この小坂川、川幅もあり水量も豊富。本流竿が振れそうです。
程よい落差もあり、瀬あり淵あり大岩ありの変化に富んだ渓相・・・
こりゃ、ほんとにエ~わ!

道の駅から、一旦、上流へ向かいましたが、
川が二手に分かれると、どちらも本流竿を振るには今ひとつ。
出来れば今日は本流竿を振りたい・・・改めて道の駅より下流へ。

細い道に入り込み、グランドらしき所のウラから入川。

渓相は良いのですが・・・次がこの淵でたぶん10投目。。。

・・・と、アタリです!すかさずアワせると・・・川底でグリグリ、モゾモゾ。
たぶん首を振っているのでしょう、勢いがあります!
揚げてみると・・・生きの良いアマゴでした24cm。

次はそのもう少し下流のポイントで・・・今度は一投目から来ました!
でもこれ・・・ここでもニジマスさんです。。。

川を渡って向こう岸なら、もっと下流に展望が開けるのですが・・・
水量が多くて渡河をためらいます。

すると、下流から若いルアーマンが釣り登ってきました。

そして、あれよあれとと言う間に渡河を始め、途中でコケそうになりながらも、
・・・こちら岸にご到着!?

小生     「大丈夫ですか?」
おにいさん 「いや~、今日は水が少ないから。へっちゃらですよ。」
見たところ、水の抵抗をモロに受けそうなウエーダー。
小生の沢登りパンツなら・・・大丈夫ですよね?
おにいさん 「全然、問題ないですよ。」

おにいさんと暫く話し込みます。各務原からこられたおにいさん。
過日、お仲間がここで45cmのニジマスを揚げて今日は一人で釣行。
ご自身は余りここではイイ成果を上げたことが無いとのこと。
下流の中学校から釣り昇ってきたと・・・
帰宅後に地図を見たのですが結構な距離!
おまけにこの後、後続者は居ないと聞き、掟破りで釣り下ったのですが、
そこから100m下流でどう見ても渡河出来そうになく・・・
無茶は若者の特権!?

おにいさんに別れを告げて、自分は渡河にチャレンジ!
腰まで水につかり、ウエットパンツの中のホントのパンツもぐっちゃぐちゃ。。。
でもまあ、夏の渓流!
濡れずに過ごそう・・・なんて野暮!ズブ濡れ、楽しいじゃないですか!
若者に負けず、おじさんも何とか渡河完了です!

その先の淵でも、そこそこクラスのアマゴを追加。

瀬でもアマゴの筋にはアマゴが居る・・・気分良いです!そうでなきゃ!
明日の仕事を考え、今日は12時で引き上げ、悔いナシです!

・・・やっぱり、渡河したいところで渡河できないとツラいです。
小坂川、もう少し回数を重ね、どこに何があり、どうすれば渡河できるのか、
通ってみるのもアリかもしれません。
そこに労力を費やす価値がある川とお見受けしました。
 
 
<データ>
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
釣果    :アマゴ6匹 10~24cm  
         *持ち帰りは2匹。
        ニジマス1匹 25cm
         *ウグイさんはお出ましにならず。
気温    :17℃~25℃  
         *曇りで暑くもなく、寒くもなく、良い季候でした。
表層水温 :13℃~16℃












0 件のコメント:

コメントを投稿