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2015年7月25日土曜日

長良川釣行

ご諸兄各位殿

暑中お見舞い申し上げます。
今日の暑かったこと、厳しい季節になりました。
アユ釣りはこれからが佳境のようですが、アマゴ釣りは大変です。
気温も水温も・・・そして釣果も・・・

先週の石徹白川へ行く途中、北濃から峠道に折れる手前の長良川。
前谷川との出会い近辺は良い渓相をしていました。
「石徹白へ行くの止めちゃって、ここで釣っちゃおうか・・・」と思ったくらい。

木曜日の雨量が結構多かった様子。
ひょっとして、今日辺りは水が少し引き加減で調子が良いんじゃないの?
ということで、オオモノ、本流アマゴを期待しながら行ってきました。


本日の朝の奥郡上は濃い霧がかかっていました。
国道脇の温度計、表示は20℃。
出かけの犬山が24℃のことを思うと、ここ北濃駅前は気持ちの良い朝です。


前谷川が長良川に流れ込むこのポイント、奇岩が川の出口に立ちはだかり、
そのため、長良川に注ぎ込む流水は複雑な流れをしています。
・・・いかにも何かオオモノが潜んでいそう・・・そんな雰囲気です。


まずは出会いの下流の瀬、落ち込みです。
8.5m竿で川に立ち入り、落ち込みの流芯の脇でミミズを流します。
来ました!
でも、余り引きが強くなく、感触からも20cm以下??

・・・げげげ!
揚げてびっくりの玉手箱!

気色の悪い真っ赤かなお魚です。。。コイ科の仲間でしょうか?
益田川でも赤い婚姻色のウグイさんを揚げましたが、これほどでは。。。


とはいえ、針を外さなくては・・・気持ち悪いのをガマンして手づかみ。。。
そつなくハズして即リリースです・・・手がかぶれないかな?

落ち込みの流芯脇は、この手のコイ科のお魚ばかりでした。。。
その一匹なんぞ尺ウグイ!確かに、大物はオオモノです。。。

・・・オモリを重くして複雑な流れの流芯直下を攻めてみるか?

落ち込みの上流の出会いは流れが早く複雑ですが深さもかなりある様子。
とすると、川底の流れは案外ゆっくりなのかも知れません・・・
買って準備はしてあるものの、一度も使ったことのないB4を装着します。

・・・正露丸のような大きさ、重量があるB4のガン玉。
振り込みが決まると、が~んと遠くまで飛びます!気分良いです!

流れに揉まれて・・・それでもさすがは重量級、落ち着きが早いです。
ゆっくりと目印が表層の複雑な流れの意に介さず流れます。
・・・やっぱり、底で流れが生きています。。。

と、アタリです!
合わせて揚げるとパーマークが、アマゴです!20cm級??
がしかし、取り込み直前でポチャり・・・針掛かりが甘かった?

・・・いつもなら、地団駄を踏んで悔しがるのですが・・・

「ふっ、今日の本当の相手は巡洋艦じゃない。尺級の戦艦だよ。。。」

この赤い彗星シャアのような自信、果たしてどこから来るのでしょう?
渓相がそうさせるのか??策が読めたからなのか??

引き続き重量級のオモリで複雑な流れに挑みます・・・
でも・・・その後に続くのは15cm以下の小アマゴばかり・・・約一時間。
赤い彗星もさすがに潮時です。。。


実は今日は友舟以外に管釣り用のビクも持参・・・
オオモノ、本流アマゴ、ひょっとしてサツキ・・・を期待して。
でも残念ながら、B4ガン玉と違って、まだ活躍の機会がありません。




出会いの更に上流に移動します。
ここでおじさんが川で何やら作業をしています。


タバコかねがね、お話をしてみると地元の方で、小魚を捕らえる仕掛けの準備とのこと。
朝からの霧も晴れ雲も移動、青空が広がり厳しい日差しが降り注ぎます。
その中でのお一人での作業、大変です!

・・・出会いの上段、落ち込み前の流れの受け、その流芯の外円側、樹木下。


おじさんからのアドバイスです。
地元のご年配の方の意見は大切です・・・素直なボクちゃん、即、実践です。
目印下を1mと、先の出会いでの設定より浅めに。
オモリも1号へ付け替え、エサはブドウ虫とします。

樹木下から投入して、白波が消え始める近辺で・・・アタリ!
ここでも20cm級のアマゴでした。おじさんもニンマリ!

昼食後、ますます暑くなってきました。
用意したポカリ900ml、サービスサイズの麦茶600mlも底を突き。。。
加えて鮎師の皆様の姿もチラホラ。



暑さに体がまだ慣れていません、1時半ですが竿納とします。
一匹だけのアマゴ20cm級・・・今週もリリースです。
友舟から出したアマゴ、ナゼか足下の岩場の影に居着いています。


せっかく逃がしてあげたのに・・・
タモ網を近づけたら、驚いて逃げていきました。ははは。

次回は是非、管釣り用のビクが活躍できるよう・・・
世の中、そんなに甘きゃないか。。。

<データ>
竿      :シマノ 渓峰本流 8.5m
天井糸   :なし
水中糸   :フロロ  0.6号 トオシ仕掛け
目印      :蛍光オレンジ2個とムラサキ1個
オモリ     :瀬1号 淵B2、B4
針      :吉村7号 もしくは7.5号
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
気温    :20℃~35℃
   *この気温差!
表層水温 :昼19℃
   *表層だけれど・・・  
 
 






2015年7月20日月曜日

石徹白川釣行

ご諸兄各位殿

石徹白川。
薄っぺらい知識でのうのうと世の中を渡ってきた小生。
「いしてつしらかわ」と読むものと思っていたら「いとしろかわ」とのこと。
地名の読み方は難しいです・・・改めて日々勉強。

ここ石徹白、場所は岐阜県なのですが、この川は九頭竜川の支流。
九頭竜川は日本海に注ぐと言うことは、何と今日の釣行、
はるばる分水嶺を越えてきたことになります。

北濃から14km、まあ20分くらいかな?とタカをくくっていたら、何のこと無し、
白鳥から都合一時間近く掛かりました・・・これまた過酷な峠道。
我軍の軽巡「ネイキッド」は過給器無し、坂を登らないんです、ハイ。
峠の手前、眼下には郡上の山々・・・何となく内ヶ谷を思い起きさせます。

それでも6時には河原に降り立てました。
朝の渓流、川面から登り立つ蒸気。昨夜は少し雨が降った様子です。
もう少し上流に「お待ちかね」の淵らしきモノが見えます!さあ、イザ!
が!・・・ここで驚愕の事実が発覚!

河原の砂をよく見ると既にたくさんの足跡が・・・
毎週毎週、早朝からの小生の渓流釣行。
我ながら、よーやる、と思いますが、上には上の方が居られます。。。
だいたい、山奥・山影の渓流、これ以上早く来ても老眼の身の上には、
悲しいかな目印が見えるわけもなく・・・無念です。

案の定、この淵では全くの無反応・・・今日もやむなく、川をさかのぼります。

最近、お魚が釣れないと、景色を楽しむ・撮るという癖が板に付いた小生。
せっかくのお休みです、何か収穫がないと。。。


カメラのモードをこねくり回して・・・渓流では被写体に事欠きません。

 

良い感じの淵にたどり着きました・・・ここで少し粘ります。

落ち込みの向こう側に反転流、上流に立ち入って8.5m竿なら届きます。
エサはブドウ虫、目印下は2mと深めに・・・ビンゴです!
先週に続き本日も22cm、珍客のイワナさんでした。

家内におねだりして買ってもらったデジカメ、
オリンパスSTYLUS TG-860 Tough。
防水機能付き、と言うより、水中撮影がこれの一つのお家芸。
マクロモードでタモ網のイワナさんを水中撮影します。

 

時刻は午後1時、明日はお仕事、そろそろ帰るとしましょう。
今日の釣果は小アマゴ3匹にイワナさん、潔く全てリリースです。
長時間、川に浸かっていても苦でもなく・・・水温が上がってきたのでしょう。
今年も徐々に渓流釣りには厳しい季節となってきました。

<データ>
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
気温    :23℃~29℃  
表層水温 :13℃~16℃


2015年7月18日土曜日

夏の準備

ご諸兄各位殿

足の遅い台風も過ぎ去り、それでも今日の午前中はしっかりと雨。
天気予報並びに積算雨量を見ると・・・流石に今日ばかりは「非」渓流ひより。
きっと明日には梅雨明け宣言、尾張北部の厳しい夏が始まります。

そんな今日は夏の準備。
箱庭の縁側にスダレを吊るし、日陰を醸し出します。

さんさんと照りつける夏の陽の下、この中だけは風が通り抜け涼やか。
これを掛ける・掛けない、では居間の温度も大違い、重宝しています。

日焼け・夏虫・蚊が嫌いなうちのカミさん、まず夏は箱庭に出ることもなく、
何のことはありません、夏の間、ここは小生の体の良い喫煙所となるのです。

3連休初日はこのように暮れていきます。
明日は雨上がり。
雨後のアマゴを求め是非とも渓流へ繰り出したいのですが・・・
残念ながら、今年の団地の組長は公園の枝打ち作業、その後に防災会議!
何も3連休のド真ん中にやらなくても・・・と恨み節。

こうなると明後日の午前中に全てを託すしかありません。
さて・・・どこに行こうか。。。



2015年7月12日日曜日

馬瀬川上流釣行~夏の渓流

ご諸兄各位殿



午前5時、馬瀬川の上流は老谷、高山と下呂の市境にある入川口。
昨日の尾張北部は茹だるような暑さでしたが、ここ馬瀬上流は標高750m。
朝方は長袖がちょうど良い感じです。
川面に降りると風もあり尚のこと、でも、水は思ったより冷たくなく15℃。

まだ朝靄が掛かる早朝の渓流、周りに人影、ご同輩の気配もなし。
聞こえるのは川のせせらぎだけ、たまに国道の自動車。
今週もまた、存在は自分だけの世界、そこで出来事が始まります。

国道脇の落ち込みから始めます。
ここで喰わなきゃ、どこで喰う!という場所ですが、小アマゴですらアタリ無し。
粘りに粘っては、筋を変え、タナを変え、オモリを変え・・・それでも脈なし。

しょうがなく、川を渡り少し上流の淵へ・・・ここでも粘りに粘って・・・
でも、掛かるのはウグイさんのみ。

・・・まあ、あせっても事無し、タバコを吹かせながら景色でも楽しみましょう。


この辺りから陽が差し込んできました、瞬く間に暑くなります。
お茶がおいしいです!

空は青く緑も濃く、爽快!・・・これでアマゴが釣れれば言うこと無し!なんですが。
今日はどんどん、川をさかのぼり、この辺りは既に新天地です。


赤い橋の下にご同輩が・・・ご年配の鮎釣り師のご様子です。
場を荒らさないよう、離れた場所から渡河して近づき、話しかけます。

小生 「釣れますか?」
鮎師 「いや~、渋いね。。。」
小生 「自分はアマゴなんですが、上に入っても良いですか?」
鮎師 「ああ、どうぞ。」
アマゴもですが、アユも厳しそうです、今夏の馬瀬川。

鮎師にご挨拶の後、橋をくぐり、渡河遡行を繰り返して上へ上へ、歩け歩け!
でも歩く距離に反比例、今日の(今日も?)釣果は全くです・・・

とうとう国道が結構高いところを通っている場所まで来ちゃいました。
おまけにこれ以上は河原もなく、両側は切り立った崖・・・ここまでです。

今日の「それらしい」釣果は、途中の淵でウグイさんに混じって釣れたイワナさん。
20cmくらいでしょうか?最初はウグイさんかと思ったら、薄いパーマークが。
小生にとっては珍客です。
しかし、アマゴに至っては小アマゴさえ掛からず・・・この時期にして、不思議です。

今週もまた、
日常から隔離された山奥の渓流で、ひっそりと繰り広げられた小さな冒険。
・・・バッチり陽に焼けました。
季節がまた一つ移っていきます。








2015年7月8日水曜日

川砂

ご諸兄各位殿

どんな時でも、
その日の内に出来なくても、
次の日の朝には必ず、
釣行の後には道具の手入れをします。

まずタモ網、友舟、エサ箱、ウエーダーを水洗い。
そして竿のメンテ。
元栓を取り外して竿を一本ずつバラし、流水で水洗いします。
自分はまま食器を洗う中性洗剤をスポンジで。

その後にクーラーボックスに立てかけて陰干し。

極端に細い2番、3番は息を吹き通して中の水を飛ばしてから。
それでも完全乾燥は難しいので、ティッシュをちぎって寄って2番は1番で、
3番は2番で中通しします。
本当にティッシュは小さ目にちぎります。

・・・一度、竿筒の中でティッシュが詰まって慌てました。
押しも出来ず、引きも出来ず・・・

こんな時はムリは禁物。
再度水洗いして先端側から息を吹き通して空気鉄砲。

気を遣ってメンテしているのですが、乾燥で立てかけているクーラーボックス、
その底には細かな砂が若干溜まります・・・
あれだけ流水で水洗いしたのに。
特に仕舞寸法の長い本流竿の時は砂の溜まりが顕著です。

この川砂、まったくにもって神出鬼没でシブとい!!
ワンポイントで僅か数振り竿を使っただけでも、
元栓を開けるときにザラつきを感じます。
川の水はそれだけ細かな砂を含んでいる。。。

慣れた道具は上手に末永く使いたいモノ。
こまめなメンテ、大事です。









2015年7月5日日曜日

馬瀬川下流 弓掛川釣行~天気予報に振り回され

ご諸兄各位殿

梅雨も後半。
梅雨前線が南の海上に停滞、こんな時ってお天気屋さんも、
予想が難しいのでしょうね・・・

土曜日の夕方の予報では明日、日曜日は一日中で雨。
今、外は雨が本降りです。

「さあ、どうしようか?行くか、行くまいか・・・」
今の時期、雨降りは付きもの。
でも朝からザーザー降られた日にゃ、さすがにゲンなり・・・
おまけに日曜日は夕方から団地の組長の寄り合いが。
ご近所・団地会長の手前、いつかのようにサボってばかりも居られません。

まあ、まず寝ますか・・・と言うことで土曜日は21:30に就寝。
目論見として3:00に一旦起床、ネットでの予報で決めることにしました。

夜半過ぎにムックりと起き出してネットを見ると・・・
郡上、下呂、高山共々、昼過ぎまで雨の予報。
しかも昼前は数ミリの結構な降雨予想・・・
この時は「ヤメとこ・・・」の決断、改めて床に就きました。。。

でも、朝6:30、起きてみると雨は上がっています。
しかも路面も乾き気味・・・しばらく降っていない様子です。
早速、ネットで再確認すると・・・3カ所とも日中は曇りの予報!
・・・二度寝した3時間で予報がガラリと変わってしまいました。

・・・となると、ジっとはしていられません!
それじゃあ、行き先は??
長良川系、馬瀬川系、益田川系で積算降雨量が適切なのは馬瀬!
寄り合いで早めの撤退を考慮して比較的に近い馬瀬川下流と決定!
今日は元々時間がありません、新規開拓の様子見で行きましょう!
即、急速反転のカタパルト射出で出撃です。
馬瀬下流の弓掛川、10:00チョイ過ぎに到着。
初めての川、しかも短期決戦。
釣れても釣れなくても、まあ、本日は大まかな状況を掴んで、
後日に本丸攻めとしましょう。
川に沿って走る県道は道幅が狭く、駐車は気を配らなければなりません。
でも県道から川面までの落差は余りなく、まま容易に入渓できました。
周囲に人家は全くなく、ほんのたまに県道を車が通るくらい・・・
川の流れだけが聞こえる渓流・・・存在はほぼ自分だけの世界です。
弓掛川に小さな川が合流する地点、その外側の緩い流れ。
エサのミミズをそっと沈め流します・・・
双方の流れが交わり白波が消える辺り。
ピクっと目印が反応、アワせます。
今日もまた、小さなアマゴです。


流芯が岩に当たり渦を巻いた深み、その際の流れでも・・・小アマゴです。

本日の最大は木の下の瀬、その受けで15cm級。
瀬の岸際でもっと大きめが釣れてくると、より夏を感じるのですが・・・

昨日は積算で十数mmの雨、それでも場所によっては渡河が可能。
上手く行けば結構な距離がさかのぼれそうです。

時刻は13:30、残念ながら今日はこれまで。
皮肉なことに、ここに至っては薄日が差し込んできました。
まだまだ楽しみな渓相を後に残しながら・・・また今度としましょう。

<データ>
竿      :シマノ 渓秀6m
天井糸   :ナイロン 0.6号 
水中糸   :フロロ   0.3号 トオシ仕掛け 
目印      :蛍光オレンジとムラサキ 3個 
オモリ     :2~1号
針      :吉村7号 
エサ    :ブドウ虫とミミズ
釣果    :小アマゴを数匹、全リリース
   *短時間の割には数がありました・・・小生的に。
気温    :19℃~23℃
表層水温 :14℃
 














2015年7月2日木曜日

仙台 広瀬川

ご諸兄各位殿

今日は釣行ブログじゃなくて、ごめんなさい。


仙台は夏の広瀬川。
歌にも歌われ、ほんと良い川です。
でも、残念ながら釣行ではありません、お仕事です。
橋の上から川をのぞき見れば、どうもアユ釣りのご様子。
何名かの釣師が見えます。


この広瀬川、仙台駅、つまり市街中心から僅かに車で10分程度の場所。
そんな場所でアユ釣り・渓流釣り・・・
右手には青葉山が広がり、うっそうと生い茂る木々。
山のてっぺんには伊達正宗がりりしく市街を睨んでいます。


仙台は杜の都、自然豊かな町です。

仙台城址の麓には五色沼なる沼?お堀?があります。
説明によると日本のフィギュアスケート発祥の地。
でも、聞こえてくるのは今の時期、「仮面舞踏会」ならぬ「カエルの合唱」。
真央ちゃんもきっと驚きでしょう。

旅先の広瀬川を見ていたら・・・今週末はどこの川に行こうか?
そんなことばかり考えている小生でした。