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2015年8月10日月曜日

盛夏の奥矢作 達原渓谷釣行

ご諸兄各位殿

どちら様のご家庭も奥様が第一義かと。
我が家も例外ではありません・・・

「9日はおねえちゃん達が家に遊びに来るから、何処かへ出かけてね。」
三姉妹の家内、ままお姉さんと妹さんがおい、めいを連れて遊びに来ます。
良い意味での厄介払い、そんなときは決まって釣行です。

「なるべく遅く帰ってきてね。夕食も食べてきてね。」
・・・と、この時期には少々手厳しい追加の注文が。

深夜出立、早朝からの渓流釣り。
初夏、秋口ならまだしも、今の時期で一日を河原で過ごすのは過酷です。
第一、日中はお魚がまず釣れません。。。

8日の夕方、ネットで夕立の状況を確認。
どうも本日は東濃で激しく降っていそうです。阿木川ダムで20mm。
郡上、飛騨方面の降水量はパっとしない・・・
となると、行き先は奥矢作。
日中は平谷の道の駅の温泉でもつかり、一眠りしてから夕まずめ・・・
綿密なる釣行計画?決定です!


翌朝の5:00。
前回5月同様、飯田洞川袂の新聞屋さんで日釣券を購入します。
今日のご対応はご主人さん。

小生  「雑魚の日券をお願いします。」
ご主人 「上矢作は初めてですか?」
小生  「いえ、今回が3回目です。」
ご主人 「今日のご予定はどちらまで?」
小生  「達原渓谷の予定です。」
・・・お話好きな感じのご主人、いろいろと情報が頂けます。
ご主人 「昨晩は飯田洞の上流で良く降ってね。今日はミミズでしょう。」
確かに本日の飯田洞は濁りが濃いです。
     「達原ですか。トンネル手前の一本松。弁天様と呼んでいます。
     あの下の淵にはいつも大きいのが居ますよ。」
     「今日も夕立があるからね、気をつけて。」
聞いているだけで得をした気分です・・・一本松の下の淵。
ありがとうございます。

 
 
雪の春先、緑の初夏と訪れて、今回が盛夏の達原渓谷。
渓相の良さはピカイチ、その綺麗さは佐々木希さんです。
3回も同じ場所でシャッターを切ると、季節の移り変わりが明確です。
昨晩の夕立で道が濡れています・・・おまけに曇り空、暑さがしのげます。
 

今日はあまり寄り道はせず、大場所のみ攻めてトンネル手前を目指します。
水量は前回と大差なく・・・夕立効果?少なくとも渇水状態ではありません。
鮎師さんはもちろん、ご同輩の影も無し・・・今日も自分一人の世界です。



良い頃合いに晴れたり曇ったり・・・朝の渓流、日陰は涼しく日向も心地よく。
まま立ち止まってのお茶、タバコが美味い!

前回、チョウチン戦で23cmアマゴを揚げた淵。
慎重に取りかかります・・・


そして今回もここでビンゴ!
対岸直下の白波が消える辺りでこの時期には太め、23cmのアマゴです!
木立に隠れた日陰の淵、これが今の時期のポイントでしょうか?

入川口からトンネルまで結構な距離。
大場所のみに限って攻略してきましたが、それでもそこそこの時間が。
大岩・小岩がころがる河原、慎重に渡河、遡行を重ねようやく到着。
さすがに汗だく。

・・・ご主人の言われるとおり、確かに一本松が在ります。


お土地の方が弁天様と呼ぶ一本松、その下の淵。
・・・でもここ、前回は残念ながらニジマスさんばかりでした。。。


日もかなり高くなり、淵の中も丸見え・・・
目印下を3m、オモリは1号で完全な底ネライ。

期待薄の中での一投目。。。と、かすかなアタリ、即アワせます・・・
お!ビンゴ!・・・でも・・・お・も・い~!
淵底でバタバタ・・・なかなか揚がってきません!
短い時間でしたが、久々のやりとりの末・・・出てきてのは25cmのアマゴ!
わお!この体高!こりゃ重い訳だ。
やっぱりこの一本松は弁天様です。



時刻は11:30。
晴れの時間が長くなり、お空にはまま入道雲、岩からの照り返しが強烈です。
午前中はここまでとします。


午後からは平谷の道の駅へ。
計画通り温泉に浸かり、のんびり喫煙休憩室のベランダでお昼寝。
室内のエアコンの入った一般休憩室はさすがに満席。
でも、標高の高いここ平谷村、屋外でも日陰なら心地良いです。。。


16:00まで、まったりと過ごした後、再び奥矢作へ。
合川との合流点、上村ダムのバックウオーターで。



でも先ほどからお空の様子が・・・
加えて川面に映る角度の低い雲の反射が目印を見にくくします。

「今日はもう2匹も釣ったではないか・・・帰るのじゃ・・・」
と心の奥底で山の神様のささやき??
渓流釣りを始めてから、この手の勘が冴え渡る小生。


撤退準備を終えて車を走らせた途端、バケツをひっくり返したような夕立!
間一髪の回避でした。。。

帰路は屏風山PAで夕食=ソースかつラーメンを食べ、
渋滞の中19:00に自宅へ帰参。
既にこまどり姉妹もご帰宅の後でした。。。

<データ>
竿      :シマノ 渓峰尖7m
天井糸   :ナイロン 0.6号 1.5m
水中糸   :フロロ  0.3号 トオシ仕掛け 
目印      :蛍光オレンジとムラサキ 3個
オモリ     :主に1号  
針      :吉村7.5号
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
   *これだけは新聞屋さんのご主人と意見の相違で、ブドウ虫に軍配。
釣果    :アマゴ2匹 23cmと25cm 他小アマゴ数匹 
   *もち、お持ち帰りはこの2匹 外道・ニジマスさんはお出ましにならず。  
気温    :23℃~30℃
表層水温 :11:30にて20℃
 
 

<参考>
http://maps.gsi.go.jp/?vs=c1&z=16#15/35.322076/137.581530

http://cache.yahoofs.jp/search/cache?c=tgEIb4lZRLwJ&p=%E7%9F%A2%E4%BD%9C%E6%B8%93%E8%B0%B7&u=https%3A%2F%2Fja.wikipedia.org%2Fwiki%2F%25E4%25B8%258A%25E6%259D%2591%25E5%25B7%259D_%28%25E7%259F%25A2%25E4%25BD%259C%25E5%25B7%259D%25E6%25B0%25B4%25E7%25B3%25BB%29


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