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2015年9月27日日曜日

今期最終 馬瀬川渓流釣行

ご諸兄各位殿

今夜は中秋の名月。
残念ながらここ尾張北部、今、お月様は雲に見え隠れ。
今朝の行きの釣行でも少し期待していたのですが、全くの曇り空でした。

今年の渓流釣行は今日が最後。
週間天気予報では雨の予報であったり、車の調子が悪かったりで、
ひょっとしたら、先週の小坂川が最終?とも覚悟していましたが、
全てが上首尾に運び、今週も行けることが出来ました。


たまに思うのですが、今年も毎週毎週の渓流行脚、良く行けたモノです。
と言うよりも、これって周囲の理解・状態があっての賜物。
具体的には自分の健康であったり、家族のそれであったり、仕事の状況、
友人、ご近所・・・場合によっては自然環境、社会情勢??

今日の釣行じゃないけれど、いろいろな方面が良い方向に進んでくれて。
いずれ、自分だけでは為し得ない、感謝の中での出来事な気がします。


そんな最終釣行、馬瀬川は名丸のくるみ淵からさかのぼり、清流大橋まで。
その間約1kmチョット?
パンツを湿らせながら渡河・岩渡りを繰り返し良く歩きました。


夏以降、自分的には調子が悪かった今年の馬瀬川。
でも今日は20cm前後のアマゴさんが瀬で落ち込みで良く掛かります。
もちろん、ひときわ大きなこの方も・・・良い引きでした。


今日は、この期に及んで全リリースです。

実は開始早々のくるみ淵上段の瀬で、上流を眺めると何とルアーマンさんが。
その間、約100m。
ありゃ、完全に釣り下って来ています・・・そりゃ無いよ。。。
あちら様もこちらを認識した様子、バツが悪そうに引き返して行かれます。
・・・ルールは守りたいですよね、お互いに。。。



でも、今日の自分、ナゼかあまり腹が立ちませんでした。
それよりも、「先行者の後で、何匹上げられるか?」なんて考えました。

昨年までは、シーズンのど真ん中でもボーズな週末がチラホラ。
でも今年は春の粥川、奥矢作以外は何らかの結果を残しています。
・・・毎週ヤッてりゃ当たり前かも知れませんが、少しは腕を上げたのでしょう。
それが斯様な思考につながる・・・自信ですかね?一丁前に!?


「好きこそ物の上手なれ」なんて諺があります。
そんな心境です・・・50歳のエエ年こいた、おじさんですが。

今年の目標として、仲間内では尺アマゴを釣る!と宣言しましたが。。。
それはまた来年ですね。




その来年、「来年のことを言うと鬼が笑う」、なんて言います。
でも。
半年後、出来ることなら、幸運にも、またこの場所に立てたなら。。。

・・・お月様は何でも知っている。


2015年9月26日土曜日

「軽」巡洋艦 ドック入り

ご諸兄各位殿

毎日の通勤で使う「軽」自動車の「ネイキッド号」。
早くも稼働15年が経過、走行距離は実に12万数千キロ。
もちろんこれで、毎週毎回の渓流釣行もこなします。

渓流釣りを始める3年前、当時の走行距離は確か7万キロ。
と言うことは、ここ3年で約6万キロ・・・
一回の渓流釣行は往復200kmチョイ、さもありなん。
結構な距離を走りました。

そのネイキッド号、ここ最近は車体下部から異音がします。
症状は朝一番の自宅出発時の僅かな距離、もしくは夕方退社直後。
ガラガラ、スリスリ・・・何とも表現しづらい音、惰性での直進時、交差点にて。
そして運転を続けるうちに異音は消えてしまいます。

放置しておいて、渓流釣行の早朝山奥で立ち往生・事故、は困ります。
ということで、今朝はお世話になっている車屋さんへ。


この異音、やっかいですね・・・走り出すと消えてしまう、ナゼか?
同乗確認しても整備の方へのご呈示、立証が難しく・・・

やむなく、車輪、ブレーキ、駆動系を中心に検査してもらいます。


その結果・・・どうも左後輪のベアリングがイカれ気味、車輪にグラつきが。

幸い部品は直ぐに入手可能で、夕方には交換修理完了とのこと。
来て良かったです。

酷使に耐える我軍の軽巡「ネイキッド号」。
明日の天気は良さそう・・・今期最後の作戦に出撃です。





2015年9月19日土曜日

秋の南飛騨 小坂川

ご諸兄各位殿

全てのものがセピア色に染まりゆく秋。

夏、すがすがしかった朝の渓流。
今朝あたりは冷たく乾いた空気に包まれ、まさに風立ちぬ。
まだ青や緑が主体ですが、どことなく暖色系が混じり始めています。


皆様の釣りスタイルは様々と思いますが、自分の渓流でのそれはよく歩く事。
特にお魚があまり釣れないときなどは・・・

今朝は赤沼田に車を停め林道に分け入り、小坂川の南岸を巡ります。


どこの渓流でも共通している構造、概ね方岸が河原の場合、対岸は岩壁。
今日の小坂川は増水気味。
音を立てて流れる青い激流の横、週末の冒険者は一人で器用にも岩渡り。


まま現れる小さな河原から流芯脇のポイントを狙います。
でも掛かるのは小さなアマゴさんばかり。


この子なんかは18cmくらい?
パーマークが鮮明な、でも少し顔は成熟気味。
まもなくこの体もセピア色に染まるのでしょう。

午後遅くからからは益田川は山之口川の出合い近辺へ。



既に秋の陽は傾き始め益田川は黄昏時。
どこへ向かうか知ってか知らずか、悠々と川の水は流れていきます。

これから寒くなるから、せめて色彩だけでも暖色で・・・
自然の織りなす粋な計らい。

渓流シーズンは終わってしまいますが、それでも自分は秋が好きです。





2015年9月13日日曜日

お礼参りの板取川釣行

<はじめに>
北関東、東北で水害の被害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。


ご諸兄各位殿

お礼参り。
神仏的な意味合いは・・・
願い事が成就した後に、お礼に神社仏閣へ参拝すること。
「年末詣で」も同じような心境かも知れません。
いろいろあった今年の渓流シーズンもまもなくお開き・・・
本当の年末には少し早いかも知れませんが、渓流はもう年末です。
山の神様、今年もお世話になりました。

で、もう一つ。
ヤクザ的な意味合いとして・・・
「今年しゃ~、ここじゃあ良い釣果が得られんかったで、
ひとつ、オトシマエでも付けさせてもらおうかのう・・・頼むわ!(名古屋弁で)」

そんなこんなの想いを込めて、今週は板取川へ「お礼参り」に伺いました。

春に何回か訪れたここ板取川、お世辞にも良い結果ではありませんでした。
せっかくにも、板取川温泉で地元の酔っぱらっい朝風呂のおじさんから、
良いポイントを教えて頂いたのに。

「それは板取川が悪い訳じゃない!当時のお主がヘボなだけ!」

でも、もし今回、ここで良い釣果を残せば、
・板取川は釣れる川なのだ
・春から自分は成長したんだ
その証明にもなります。
郷土愛に囲まれた板取川の名誉回復にも、本日は責任重大です。


今朝方は少し冷え込みました。
犬山のR41で午前4時で14℃、八幡では12℃でした。
八幡から板取に抜ける長い長いトンネル。
入った途端に車の窓ガラスが真っ白に!
内外気温差から来る現象でしょう、パニクりました。

今日はまず朝風呂おじさんから教えてもらった淵から着手。
「入川口」のノボリから林を抜けて河原へ。



でも今日は水量が多く、淵の中でも結構な流速・・・目印が落ち着きません。
比較的流れが緩やかな屈曲内側でもウグイさんすら掛かりません。
一時間ほど粘りましたが諦めました。
次のポイント、上流へ車で移動します。

板取川上流漁協さんは親切丁寧、川の随所に「入川口」のノボリが。
ここもその中の一つ、テキトーに飛び込みです。

板取川もこの辺りは谷が深く木々に囲まれ、
車道からは川の様子が解りかねます。
河原に降りて初めて解る、そこは瀬でした。
鮎釣りにはもってこい??

その流れも今日は速く、唯一のポイントと覚しきは、この大岩のウラ側。
ようやくここで、小アマゴさんを2匹ゲット。
おまけがウグイさん・・・全リリースです。


水量が多いと言うことはアマゴ釣りには有利のハズ。
オオモノとは言わずとも、そこそこサイズで良いから・・・
でも、そのイメージがここでは掴みきれず・・・忙しいです、また移動です。

・・・ひょっとして、「入川口」付近では「そこそこ」は釣りきられている?
もしくは、極度にスレている?隠れている??時期的に???

板取川が巾着のように大きく蛇行する保木口近辺。
田んぼのあぜ道を林に分け入り、崖のつづら折れをそろりそろり、
ようやく河原に降りられる入川口、ほんとは水道橋のメンテ用の小道?
以前に見つけてありました・・・でもその時は河原に降りてはいません。
ここからでは河原の様子が解らず。
漁協さんのノボリは無し・・・え~い、一か八か!ここ、降りちゃえ!

急な崖小道を慎重に降りきると、そこは早瀬と落ち込み。
でも何となく・・・朝一の淵や先ほどの瀬に比べればイケそうなイメージが。。。

写真左側の沈み岩の間から18cmを2匹。その奥の流芯白波の手前からも。
徐々にですが調子が上がってきました。でも、もう少しサイズUPを。。。

川の流れを観察しながらタバコを吹かし・・・
流芯白波の向こう側、僅かですが岩のくぼみに流芯より緩めな流れ。
まま反転流が。
清流大河長良川、その随一の支流、板取川。
上流のここらでも川幅が結構ですが、あります。
こちらの対岸から距離にして12~3m、幅は2~3m、奥行きは1mくらい。


気になります・・・
でもここからでは距離があり樹木もせり出し、振り込みが難しそう。。。

・・・小生の8.5m竿は「本流」と名が付きますが、
その実はナンチャッテ本流。(シマノさん、ごめんなさい。)
まま先調子でポイントを絞っての振り込みが得意です・・・
スナイパーのゴルゴ13。

・・・ひょっとして竿抜け?やってみるか。。。

足下がしっかりした、流量が危険でないポイントまで川の中に立ち込みます。
竿は短ければ短いほど、命中精度が上がります・・・
8.5mを8mにズームを縮め。
その僅かな隙間の反転流を目がけエイ!
・・・入りました!上手いモンです。
すぐさま、ズームを延ばして仕掛けが自重で手前に戻ることを防ぎます。
反転流で2~3度、目印が周回軌道を描きます。

・・・と、クッキリ・スッキリのアタリです!
アワセるとこれまた鋭い引き!
こりゃ、ウグイさんじゃ、ございません!

・・・本日の水中糸は0.3号。
小アマゴさん、ウグイさんを何匹か上げた後・・・
細糸に重量のあるオモリは、まま、もつれもありました。
・・・若干の不安がよぎります。

川の中、中腰になり竿尻を右太ももに乗せて、右手だけで竿を立てます。
ヨイしょ!
万が一の非常事態に備え、既に左手にはタモ網を構えます。
徐々に徐々に引き寄せて・・・水面をすくい上げ、入りました!アマゴ26cm!

ここ板取川の蛇行ポイント、こんな狭い反転流ポイントは今日は各所に。
そうと解れば一個一個を攻略します・・・
長竿でのピンポイント攻め、もちろんせり出した木の「枝釣り」も何回か。
でも結構、これで「良いサイズ」の数を伸ばしました。

夕方からはグっと下流へ、白谷ダムのそのまた下流側へ。

ここでも22cmを・・・この子も良い顔しています。

久しぶりの板取川&全日釣行、自分にしては良い釣果、心地よい疲れです!
これで何とか「お礼参り」、並びにに面目躍如の責任を果たしたかと。。。

板取川・・・渓相も綺麗、漁協さんも親切、郷土愛に満ちた良い川です。


<データ>
竿      :シマノ 渓峰本流 8.5m
天井糸   :ナイロン 0.6号 3m
水中糸   :フロロ   0.3号 5m
目印      :蛍光オレンジとムラサキ 3個
オモリ     :反転流攻めはB3  その他はB1~B2  
針      :吉村7.5号
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
釣果    :アマゴ 22~26cm 計6匹 他小アマゴさん、ウグイさん多数  
   *持ち帰りは26cmを1匹
気温    :12℃~28℃
表層水温 :14℃~16℃
 
 
対岸の河原ではルアーさん、餌師さん、はたまたカップルが入れ替わり。
「入川口」の表示効果?
でも、ノボリ以外での河原への降下は、くれぐれもお気を付けて。。。








2015年9月6日日曜日

女心と秋の空・・・小坂川釣行

ご諸兄各位殿

秋の天気。
予想が難しいのでしょうね・・・そこを味方にした者が、戦では最後に笑う。
古くは川中島に二俣城・・・
今回は(も)残念ながら、我が方は笑えませんでした。


ご多忙な師匠ノンタンさんと二週間ぶりに一緒の釣行。
今年になって新規に開拓をした小坂川を案内しました。

予報では午前中は曇り、午後から雨ですが雨量は1mm程度と僅か。
カッパを羽織ればしのげそうです。
それに明日は二人とも仕事なので、午前中での引き上げを予定していました。

朝6時、グランド裏の淵から始めます。
今週は雨が多かったためでしょう、今日は水量が多め・・・
6月にパンツを湿らせながらも下流へ渡河できた場所が今日はムリ目です。
それに下流から餌師のご同輩が釣り上がってきています。
ここ、これから上流には激流で行けそうもなく・・・結果、ワンポイントです。


ノンタンさんはおニューの7m硬調で20cm強のニジマスを上げます。
小坂川は7m竿でも短く感じます。
落ち込みにポイントを絞り、徹底的に攻略です。


8.5m竿の小生、長さを生かしてそのもう少し下流側、
落ち込みの白波が落ち着いた近辺、屈曲した流れを重点的に流します。
直線より円周の方が距離が稼げます。。。

来ました!20cmほどのアマゴ・・・でも、何だか痩せています。。。


この後、小物を2~3匹上げた後、程なくアタリが遠のきました。
やむなくショバ替えとします。

ひょっとしてここ、川沿いに絶壁の上を上流に歩いていけば、
どこか体の良い河原に出られるのでは?
と、生い茂る草木をかき分け歩みを始めましたが徒労でした。
やむなく車での移動とします。

今日はもっと上流の大洞川へ。
温泉を越えた橋の近辺、入川口は随所にあります。
しばしノンタンさんとは数百m離れて単独行動。
落ち込みでがんばります。
が、これが入れ食い状態・・・でも、小アマゴさんばかりです。
釣っても釣っても小アマゴさん・・・写真を撮るヒマもなく。

でも、アタリとりの練習にはなります。
小アマゴさんは食い気が満点、見逃したり躊躇しているとハリまで丸呑み。
少しは腕を上げた?と自負する小生ですが、3割は呑まれちゃいます。

時刻は10:00チョイ過ぎ。
先ほどからお空の状態が怪しかったのですが・・・降り出しました。
でもまあ、1mm程度なら・・・と思っていたら、何のことは無し、本降りです。

ノンタンさんと合流、さあ、ど~したものか・・・
全くの本降り・・・川の水も気持ち増水加減。
師匠のご英断、撤退です!
時刻は11:00過ぎ。


道の駅「はなもも」のベンチでおにぎりを食べ、しばしの釣り談義。
その後、軽巡は名古屋方面へR41を南下します。
帰路はメチャメチャな雨の降り方・・・ご英断の撤退が正解でした。

来週も暫くは雨の様子・・・今年の秋の訪れは早そうです。

<データ>
竿      :シマノ 渓峰本流 8.5m
天井糸   :なし
水中糸   :0.6号
       *一応、今回もオオモノ狙いでした・・・
オモリ     :1号~B2
針      :吉村7.5号
エサ    :ブドウ虫、ミミズ
釣果    :アマゴ 1匹 20cm 
       *リリースです。  
       小アマゴさんは数えきれず。
気温    :17℃~22℃ 
表層水温 :16℃












2015年9月5日土曜日

箱庭の草むしり

ご諸兄各位殿

今週はよく雨が降りました。
晴れた日の日中は暑いのですが、昨夜に至ってはここ尾張北部でも、
半袖での就寝は涼しすぎるくらい・・・タオルケットを羽織って寝ました。

春から続いた渓流釣行も残すところあと僅か。
その間、釣行にかまけてお得意の「放置プレー」が続いた箱庭、
草が伸び放題です。

梅の木に於いては「爆発」したような枝の伸びっぷり、この有様です。

午前中はまだ昨夜の余韻が残り涼しいです。
家内のご機嫌を取るが為にも、ここは草むしりに取りかかります。

以前は釣行で残った郡上天然ミミズを放していたこの箱庭。
その甲斐あってか草がよく育ちます・・・土壌だけ見ればここは郡上?

涼しいとはいえ、そこは日なた。作業を始めるとやはり汗だく・・・
渓流ではアブの襲撃を受けるのですが、蚊にさされたことはまずありません。
でも我が家の箱庭はヤブ蚊の巣窟・・・汗をかいた人間はいい標的です。

前後ダブルで蚊取り線香に火をくべて・・・

以前につるしたスダレの下、小生の夏の喫煙所は風が通り極楽です。


むしりにむしった草に枝葉・・・ゴミ袋が2袋分!
その後はお風呂場でシャワーを浴びて・・・爽快です!

午後は宿題を済ませてから、釣具屋でLサイズのブドウ虫を仕入れます。
明日は深夜から出撃、師匠ノンタンさんと早朝より釣行です。

秋口のオオモノのアマゴを求めて・・・