ご諸兄各位殿
「もう、いい加減にしてよ!もし、一匹でも見かけたら釣り禁止!」
・・・渓流釣行で余ったエサのミミズ。
以前は余った分は河原に捨ててくるか、家の箱庭に放っていたのですが、
その生命力はとても強く、冷所保管なら半年くらいは大丈夫な事を知った小生。
家内に掛け合って、箱ごとコンビニ袋に入れ、しっかりと口を縛ってから、
ご家庭の冷蔵庫、その野菜室で保管してきました。
小生のお気に入りは、八幡の釣具屋さんで購入する郡上天然ミミズ。
ミミズ通しに負けることなく、太さと長さと活きの良さがバツグン!
アマゴさんの食いもイイのです!
でも、さすがに毎回、郡上八幡に立ち寄ることは叶わず。
それに釣行の朝、安全運転は当然ですが、一刻も早く釣場に馳せ参じたく。
正直な心境として、出来れば毎回の釣具屋さん詣で、これも避けれたら。
家内への直談判。
そのときの家内とのお約束が上述のごとく・・・
まあ確かに、自分自身も食卓のサラダでミミズを見かけたら、いい気はしません。
とある金曜日の夜、さあ、明朝は渓流釣行!
お道具の準備でミミズを取り出そうと、冷蔵庫は野菜室を開けたら・・・
マズいッス!
何と一匹、ミミズさんが庫内の床でお亡くなりになっているじゃありませんか!
幸い家内は入浴中、まだお気付きでないご様子。
コンビニ袋を解いて箱を開け中を確認・・・ありゃ、コンビニ袋の底が破れてる!
おまけに箱の中のビニール袋、どうも今回の袋は空気穴が少しだけ大きめ。
ここから這い出たとしか・・・
頼みますよ、「釣吉」さん!一歩間違えば国際問題の紛争騒ぎ!
・・・リスク管理の観点から、また家内とのコンプライアンスもあり??
消極的なミミズさんの「保管」ではなく、改めてより積極的な対処として、
ミミズさんを「飼育・繁殖」することに。
このブログの最下段に参考とした諸先輩方のHPを記載します。
まず土ですが、飽きっぽい家内が以前に凝っていたガーデニング。
そこで使用していた「ハーブの土」なるものが物置に余っていました。
・・・ほんのりとハーブの香りが漂う小粋な腐葉土です。
飼育箱はプラ製の工具箱を
ホームセンターで用意。
フタの締まりの良い、
メイドイン・ジャパン!
アリさん、ナメクジさんの
侵入は困りものです。
Φ0.8ドリルでフタ部分へ無数
に空気穴を開けました。
そこに先ほどのハーブが香る
腐葉土を数cm敷き詰め、
水を加えてしっとりとさせた後、
ミミズさんを解き放ちます。
エサは、これまた家内が好きな
ハーブティー、紅茶、ほうじ茶の
出がしら。
加えてキウイの皮や野菜くず。
これらを一週間、瓶詰めに収集、
お決まりの放置プレーで
程よく発酵させたモノ。
週に一度、これらを洗面器に
ほぐして入れて。
この分量が適切か不適か?
それは今後の研究課題。
で、その上にミミズの入った
腐葉土を。
ミミズにキズ付けることを極力
避けるため、スコップを使わず
被せます。
エサやりと同時に嫌気性の
カビが増えないよう、
土の上下を返すため。
最後に、これらを工具箱に
収め直したら、エサやりと
お手入れは完了です。
先日もこの作業を行ったの
ですが、数ミリ程度の長さの
白い糸状の生物が・・・
ミミズの幼生です。
繁殖は成功の様子です。
普段はそっと、屋外ガレージ
の四隅、風通しの比較的良い
日陰で。
人の家のガレージに勝手に
入り込んで、
「お!工具箱じゃん!」と
手癖の悪い御仁は・・・
開けてびっくりの玉手箱!
ハーブの腐葉土でお紅茶、キウイを食べて育ったオシャレ~なミミズさん。
グルメなアマゴさん、サツキさんがお気に召せば幸いです。
郡上八幡の釣具屋さんも言っていましたが、暑い夏の時期は売り物のミミズさんが
細く小さくなってしまうとのこと・・・夏バテでしょう。
それ以上に暑い尾張北部の夏の酷暑、これを如何に乗り切るか・・・
これも今後の研究課題です。
<参考資料>
勉強になりました。
この紙面をお借りしてお礼申し上げます。
http://g3kebari.blog.fc2.com/blog-entry-568.html
http://www.geocities.jp/douketeibb/mimizu.html
餌の管理には苦労しますね。
返信削除西巻様、こんばんはです。
返信削除ネコちゃん、ワンちゃん飼ってます、なら格好が付きますが、
ミミズさんでは・・・
こんばんは!
返信削除私も以前、ミミズをバケツで飼った事があります…経済的な理由だけでしたが、夏場はお店で買うよりも太って良かったですよ\(^-^)/
今は余ったミミズを家の草しか生えてない植え木鉢に放ってます!先日、ひっくり返してみたら結構な数が居ました!しかも大きくなって!
大きなミミズで大物を釣って下さい(^-^)
アサシンさん、こんばんは。
返信削除道具もエサも良いモノが揃ったのですが・・・
小生、如何せん、腕前だけは。。。