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2017年8月26日土曜日

飛騨清見 小鳥川釣行

ご諸兄各位殿


初めての川は期待と不安が交錯します。

どんな風景が待っているのか?
釣れるのか・釣れないのか?


釣らなければ・・・なんて、スケベ心なんか持たずに、
今日一日、素敵な山河風景を観て、風に吹かれてのんびりできれば吉!
これくらいに考えれば「不安」なんか、どこ吹く風、なんですがね・・・

スケベで貧乏性な小生、なかなか、そこまでの達観が出来かねます。
まだまだ、人生修行が足りませぬ。


雨上がりの飛騨の渓流。
思ったほど増水・濁流でも無く、良い感じの案配です。


本日もこのお方、お外道様はウグイさんの天下でした。
折角にも日本海側までやってきたのですが・・・

しかし、お外道様に罪は無いですね。

むしろ、あるのは当方。
気持ちよく、涼やかな流れの中、流下してくるご馳走を待っていたのに。
ごめんなさいね、ほんと。


でも・・・この小鳥川、渓流なんですよね?山の中の??
成金趣味なお屋敷はそのお池、では無く。


生物学的にはお外道様はウグイさんの親戚なんでしょうが、
なぜ、ここに斯様に巨大な、色鮮やかな錦コイが、しかも悠々と・・・??

頼むから、小生の流したエサに掛からないでね!




長竿片手に麦わら帽子。
腰まで水に浸かり、岩肌護岸の急流を慎重にさかのぼり。
コイ科のお魚では無く、マス科のお魚を求め幾千里。


そして、ようやくのお目もじ・・・
そうです!小生は君を待っていたのです!


お魚との出会いの場、そこを見上げれば、遙か頭上を高速道路が・・・
これには、お魚もビックリ、でしょうね。


たまに聞こえる車の走行音。
それに負けない、
川のせせらぎ&ツクツクホウシの蝉時雨。

河原のススキが涼しい風に吹かれていました・・・





本日は当初、長良川は前谷川の出合ポイントの予定でしたが、
折からの豪雨で奥美濃の川はカフェオレ状態。

思い切って分水嶺を越えたら、そこは秋の入り口。
今週末も、のんびり、出来ました!

・・・今宵は尾張北部も涼しい夜です。



<データ>
8月26日  
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿      :7m シマノ 渓峰尖
仕掛    :針 吉村7号 
         水中糸 0.3号 4.5m 
         天井糸 0.6号 1.5m
         錘 1~B1号
釣果    :ヤマメ 7寸弱 1匹
        6寸以下 小ヤマメ 4匹
        ウグイ 8匹   
        全リリース
気温    :18~28℃
天候    :薄曇りから晴  
表層水温 :18℃


2017年8月20日日曜日

晩夏の馬瀬川上流釣行

ご諸兄各位殿


お盆休みも残すところあと二日。
前半戦の高原川&双六川は、まずまずの釣果でした。

行く夏を惜しんで、涼しげな川風に吹かれたく、後半戦は馬瀬川上流へ。



<早朝は朝霧に濡れる馬瀬川>

通い慣れた馬瀬川上(かおれ)は出合橋から上流。
馬瀬川のこの辺り、国道はトンネルを走り、旧道だけが川沿いに。
邪魔にならない大きめな駐車帯にハスラー号を駐め。

昨夜はこの上流は大原で数十mmの積算降雨量。
心配しながらパスカル清見、老谷近辺と馬瀬川の水位を見てきましたが、
それほどでも無く、かえってアマゴ釣りには良い案配です。

全てをしっとりと濡らした朝霧の中、エメラルド色の流れは力強く。
陽も未だ山影、予想通りの涼しい風が心地良いです。



駐車した近くの入川口、その直下の流れ。
いかにも釣れそうな雰囲気なのですが、
残念ながら今までここで、良いサイズにお目に掛かったことは無く。

・・・でも、流れだけ見ていると、ど~しても、竿を出したくなっちゃうんです。


案の定、お迎え頂いたのは、小アマゴさん。

ん!良い引き具合!こりゃ・・・




やっぱり君か!
サイズだけは申し分ないのですが・・・

晩夏の馬瀬川上流。
小アマゴさん、
お外道様はウグイさん。

五感から感じる風景、感触、香り以外にも、
その引き具合が、
移りゆく季節を味合わせてくれます。






入川口近くの流れを諦め、今日もまた、旧道を上に向かって歩みを進めます。



<増水時、渡河はご慎重に・・・>

次の入川口。
ここの流れはトロ場、対岸へ渡河して上流へ向かうのが上策。
でも残念、今日のこの入川口の脇、既にご同輩のお車が。

「この少し上の”落ち込み”は絶対に外せないな。
 ”二番煎じ”でも良いから、がんばるか・・・問題は先行ご同輩の”お作法”かな?
 ルアーさん、フライさんなら、まだ当方にも勝機あり。
 同じエサ師さんだと・・・小生の技量じゃ”技術的”にツラいな~。
 まあ~、そんときゃ、そん時!!」
 

河原に降りても、そのご同輩のお姿は無く・・・既に上に登られた?
お目当ての”落ち込み”は左手の岩の向こう側、早速にも渡河に・・・

ところが、今日の馬瀬川は雨上がりの増水。
いつもは渡れるポイントが・・・少々、キツ目。


下を望むとトロ場を終えて始まる早瀬。
経験上ですが、水の動きが速くなる、その直前に砂・小石は溜まりやすく。

・・・やっぱり、一旦、早瀬の始まる際まで大きく迂回。
身長175cmの小生、釣りベルトまで水に浸かれば、何とか渡河は可能。

・・・当然、ウエットの中のパンツはビッチャビチャ。
夏の渓流釣り、濡れることを臆していては楽しめません!


<ご同輩のお姿は・・・>

どうにか渡河を終えて、お目当ての”落ち込み”へ。


何年か前、師匠ノンタンさんと、ここで爆釣でした。

さあ、始めましょうか・・・の前に、今少し上流を確認。
先行のご同輩が居られないか?居られればお声掛けを・・・

屈曲する川の流れの向こう側をのぞき込み。
あっ、見えます、人影が・・・ご同輩です。

ところが・・・

ご年配とお見受けするそのご同輩、緑豊かな山の中の河原、
下は白いお尻丸出し、上は下着一枚です。
まだ当方の存在に、お気づきに成られていないご様子。

・・・ご老体の身の上に、何が起きて、なぜ斯様な仕儀なのか?

おおよそ、察しは付くのですが、ここは、あえて「武士の情け」。
お声掛けは差し控え、屈曲する川の流れのこちら側、釣りを始めます。



<本日のハイライト>

ご老体の脇には長竿・・・エサ師さんの模様です。

”アッチャ~、こりゃ、厳しいな。”

ともあれ、
B1号の錘に付け替えて、落ち込みから加速する激しめな流れに。
白泡が消える近辺、目印が落ち着いて・・・

と!アタリです!
アワセで返す引きは良い具合!
加速された流れが加わっている、と仮定しても!

流れに沿って下流側に逃げるお相手。
しかし、食い込んだスレ吉村は、そう易々とは放しません。

・・・いつものように、スリリングで、かつ、チビりそうな、短くも長いお時間!

慎重に引き寄せて、落ち込みの段差越え、あと僅か2m程ですが、抜きます。

たも網に収まり頂いたお相手。


お腹の膨れた良いサイズのアマゴさんでした。



<ご老体、余りご無理を成されずに・・・>

このアマゴさんを友舟に納めている最中、
「こんにちは」
とお声が掛かり。

・・・先ほどのご年配はご同輩です。
・・・既にパリっと上下は釣り姿。

ご老体 「いや~、河原で転んで、ずぶ濡れですわ・・・」
   ああ、やっぱり。

ご老体 「良いのが釣れましたね・・・もう上がりますんで、ここ、どうぞ。」
   ビクの中身を拝見しましたが、7~8寸が5匹ほど。

・・・先ほど小生が釣り上げたアマゴさん、ラッキーでした。

小生 「ありがとうございます。お気を付けて・・・」

その後、小生と同じく、キツ目な瀬始めをゆるり、ゆるり、渡河されるご老体。


いや、こんなことを申し上げては、非常に失礼なのですが・・・
なんか、こう、危なっかしくって。

見ているこちらがヒヤヒヤ・・・
流れ行く当方の目印なんか、とても見てられません。
しばし、行く末を注意深く拝見。

・・・それでも、無事に渡河を終えられたご老体。


でもまあ、小生も、実は、あのご老体と同じなのかも知れません。
いくつになっても、歳を重ねても。
冒険心、探究心・・・あの岩裏には、向こう岸には、一体、何があるのか??
川でひっくり返って、ズブ濡れになって、お尻丸出し・・・それでも、なお楽しい。


人様にご迷惑をお掛けしては、それは流石にいけませんが、
遠間から小生がヒヤヒヤ・ドキドキしながら見守るくらい。

ご老体、がんばってください!



<データ>
8月19日 7~11時
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :8.5m  シマノ 渓峰本流
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m
        天井糸 0.6号 3m 
        錘 1~B1号
釣果    :アマゴ 27cm 1匹
       小アマゴ ウグイ 十数匹 リリース
気温    :20~25℃
天候    :晴まま曇
表層水温 :17℃



2017年8月17日木曜日

盛夏の高原川&双六川釣行~その2

ご諸兄各位殿


<朝一番の高原川>


夏、お盆での高原川釣行の二日目。

先日の高原川は神岡町下流、吉ヶ原橋近辺は流れは良かったのですが、
終日ほぼ、お外道様はウグイさんの猛攻で終始。

( ↓ 一日目のブログです。)
今日はいつも通り、浅井田ダムより上流で竿を出すことに。


朝6:00、岩井戸橋の袂にハスラー号を駐め、高原川に降り立ちます。

初めてのポイント。
誰も居ない朝の高原川。
雨は降っていませんが、今にも降り出しそうな曇天の下、
川霧が流れていきます。
聞こえるのは、せせらぎ、と言うより、高原川の押しの強い流れの音だけ。


まずは、橋の直ぐ下流の堰堤直下の落ち込みで。
・・・昨日のように、果たして、ウグイ様のオンパレードでしょうか??


開始早々、ブドウ虫のエサに、ひったくるようなアタリが・・・


小ヤマメさんです。
(お魚では無く、堰堤にピントが合ってしまい・・・お粗末!)
昨日とは顔ぶれが変わり、ここで上がるのは小ヤマメさんばかり。

もっと、激し目の流れを探しましょう・・・涼しい川をさかのぼります。


<朝一番のハイライト>

水量も多めな感じ。
良い案配な高原川ですが・・・

朝が早いのか?
雨降りを嫌ってか?
ここはアユ師さんの独断場なのか?
はたまた、お盆の殺生ごとは皆様はお控え??

岩井戸橋の直ぐ上流の河原、未だに何方も居られません・・・
こりゃ、ひとり天下!?


荒瀬の中、斯様なポイントが目に留まり。


画面中央は向こう岸近く。
白泡が静まりかえった、でも、流れは生きているポイント。
広さはどうでしょう、畳一畳分ほど?

・・・自然の織りなす造形美と不思議。
きっとここだけ、水の流れが川底から水面に押上がる方向なのでしょう。

これまた拙い経験からですが、
居ます!ここ!そこそこサイズさんが!
特に畳一畳はその縁、川の中央側はプンプン臭います。


となると・・・
扱いやすいシマノ SG LONG、ズームを縮め9.5mとして「狙撃兵」です。

0.3号水中糸にB2号の錘、上流の白泡めがけネライを澄まして。
一回目、二回目・・・何回か仕掛けを振り込み、畳一畳分をしつこく流し続けます。

で、五回目・・・
来ました、きれいで明確なアタリです!
僅かに糸を送り出し、アワセ!
OK、ヒットです!

荒瀬の中、お相手の姿は見えませんが、十分な手応えと重量感!
竿の弾力に従いムリをせず、細糸0.3号は慎重に慎重に・・・
上がってきました、お魚ちゃん!

荒瀬は水に勢いがあり、それが加勢すると、こりゃまた厄介。
お魚はほぼ浮いた状態、少々、強引ですが・・・え~い、抜いちゃえ!


下手クソはたも網で受け損ね、
背後の河原でピチャピチャ飛び跳ねるお魚は、28cmヤマメさん。

読みも当たり、策もハマり・・・う~ん、我ながら会心の釣り!
たも網でのキャッチを除いて。



<朝二番は行きつけ、双六川>

荒瀬を抜けると高原川、見渡す限り暫くは平坦な瀬が続きます。
さあ、どうしようか・・・

「今日は調子が良さそう。
 数を重ねたいな・・・河岸を変えようか、いつもの双六川へ。」


この双六川、こう~、何でしょうかね?
小生、ホっとするんです。

高原川も良い川なんですが、小生の持つ”渓流”のイメージと少しズレが。
そのイメージに対して、この双六川はドンのピシャなんです。

エメラルドの流れ。
適度な川幅と河原。
両側に迫る森林護岸。

通い慣れたポイントと言うこともあるからでしょうが、
行き慣れた吉田川、馬瀬川とどことなく似通っているような。



でも、毎回で感じるのですが、いつも若干、渓相が変化しているようにも。
やんちゃな「暴れ川」なのでしょう、今回も水量が多く岩は白くてコケも無く。


入川口にあるいつもの淵では無反応。
昨日でしょうか?人の入った気配、長靴跡があります。

勝手を知ったポイント。
本当は、ここから上流へ遡行したいのですが、流量が多く今日は無理目。

下流側を望むと・・・見渡す限りご同輩の姿も無く。
掟破りではありますが、さかくだりますか。


トロ場を渡河して最初の落ち込み。


写真を撮った立ち位置を円弧の中心として、画面右側の上流へ振り込み。

白泡の向こう側を目印は静かに通過。
その直後で目印が上下、素直なアタリです!

軽く慎重にアワせると・・・そこそこサイズなヤマメさんです。

このポイントで同じようなサイズを2枚。


小ヤマメさんも混じりますが、
本日の双六川、
お外道様は大人しい様子。

曇空が心地よく、
川面を走る湿った風が
頬を優しく撫でていきます。

聞こえる音はせせらぎ。
それと、蝉時雨。



次のトロ場をまた渡河すれば・・・


次の大淵、されどここも入川口が近く、やはり無反応。



大淵の落ち込み、その向こう脇、僅かな水域ですが竿抜けでは??
そこから手のひらに僅かに及ばぬヤマメさん。

今日の双六川、良い感じでした。


時刻はお昼少し前。
リュックで潰れたコッペパンを取り出して。


盛夏の高原川と双六川。
でも、何となくですが、既に次の季節の到来を感じさます。



<データ>
8月15日
●高原川  岩井戸橋近辺 6~9時
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :10m シマノ SG LONG  
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m
       天井糸 0.6号 4.5m 
       錘 B2号
釣果    :ヤマメ 28cm 1匹
       小ヤマメ ウグイ 数匹 リリース
気温    :20℃
天候    :曇、小雨
表層水温 :16℃

●双六川  10~12時
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :8.5m  シマノ 渓峰本流
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m
        天井糸 0.6号 3m 
        錘 B1号
釣果    :ヤマメ 24cmと22cm 各1匹
       小ヤマメ 数匹 リリース
気温    :23℃
天候    :曇、まま小雨
表層水温 :15℃




この景色が見たくって、帰路は今回も大坂峠越え。

間もなく禁漁期間が始まる高原川。
高原川&双六川、来年もまた楽しみにしています!


2017年8月16日水曜日

盛夏の高原川&双六川釣行~その1

ご諸兄各位殿


残暑、お見舞い申し上げます。


年に2回ほど訪れる高原川&双六川。
前回は今年6月の上旬に来たのですが、その時は季節外れに冷え込んで。

釣果は二日間でヤマメさん2匹とイワナさん一匹・・・で、ウグイさん一匹。
小物、お外道様を含め、それが全て。

我ながら、笑っちゃうくらいヒドいモノでした。 ↓
http://sidestarwinderjpn.blogspot.jp/2017/06/blog-post_6.html


人は過去にある場所で良い思いをすると、
そこに行けば再びそれが起こるのでは?と考えがちです。
渓流釣りでは、あながち間違いでは無いのですが・・・

初めての高原川&双六川は3年前、そんなとても良い感じ、上首尾でした。
・・・毎回、勝手に期待値ばかりが膨らみます。

確かあの時も、今回のような曇天小雨、暑い夏はお盆の時季。
さあ、今夏はどんな出来事が待っているのか??



<今回の高原川 その場所は?>

Wikiによると総延長約60kmの高原川。
その横を通るR471、上から下まで車で走れば、優に一時間以上。
その居並ぶポイントから、初めて今回は神岡町の下流を選びました。


・・・あまたの支流を重ねた「太い流れ」にオオモノを期待して。。。
そんな単純な理由から。


国道の駐車帯の横にある入川口。
高原川漁協さんが設置した錆びた鉄梯子を慎重に降下します。

高原川の河原に降り立てば・・・
まさに、聞き及んでいる、期待通りの素晴らしい流れです。


さあ、始めましょう!


・・・悪ガキだった小学生の頃、こんな歌がありました。

”ひとつ、ふたつは良いけれど、
みっつ、三日月ハゲがある。
よっつ、横にもハゲがある。
いつつ、いつでもハゲがある、むっつ、向こうに・・・”

最近、とみに”薄く”なった小生、この歌がしみじみ、心に響きます。


今日の高原川はこの吉ヶ原橋のポイント、
この「ハゲ」(ご諸兄、ごめんなさいね・・・)の言葉が、
そっくりそのまま、お外道様は「ウグイ」に置き換わります。


岩陰、浅め緩めの流れはもちろん、
段々瀬の急な流れ、その際の反転流、
淵の入り口は落ち込み下・・・

その全てからウグイさんです。。。

通い慣れた吉田川、馬瀬川にも
ウグイさんはご健在なのですが、
イヤ、この流れはヤマメさん、
譲ってもイワナさんでしょう・・・

そんな流れからも、残念、ウグイさんが。






個人的には、このウグイさんのとぼけた表情、
”ギュエ”という鳴き声には、むしろ愛着を覚えるのですが。


さすがに、これほどでは、それも興ざめ・・・

「ほうきゃも!面白え~、こりゃ根比べじゃ!
 おみゃ~、名古屋モンをナメとったら、どえらい目をコクに~」
(例の如く、名古屋弁で・・・)


装備を川に置いて、
鉄梯子を登りハスラー号へ。

お盆釣行の後半戦にと考え、
クーラーに取り置きしていた
ブドウ虫一箱を、
わざわざ取りに戻り・・・

・・・今、冷静に考えると、
何とも大人気がない。



小生、まだまだ、まま「若気の至り」が顔を覗かせます。
当然、結果は・・・明けても暮れてもウグイさんばかり。


<本日、唯一のハイライト>

でも、そんな中、一匹だけですが例外が。
ども、これ、”ミャク釣り”と言うよりは・・・テンカラ釣り??


流しきった仕掛けを取り込む際、エサのブドウ虫が水面を滑り。

その刹那!
水中から水面に向けて、大きな魚体がブドウ虫をパクリ!
で、強烈に仕掛けを水中に引き込みます!

余りに急な出来事、成り行きを見守るしか・・・

お魚は川底を走り回ったかと思えば、いきなり水上へジャンプ!
メチャ、元気の良いお相手です!
引き具合も、バ・ツ・グ・ン!!

0.7号のトオシ糸、余裕で強引に引き寄せて。
そのお魚は・・・
残念、泣き尺、29cmの尾ひれが立派、ニジマスさんでした。

・・・でも、ウグイさんに辟易の時分、良い味付けはスパイスとなりました。


その後、吉ヶ原橋の下を渡河、その上流まで遠征したのですが・・・


後にも先にも、その日はこれ限り。
ああ、奥飛騨に日は暮れて。。。


疲れを癒すお湯を求め、今宵も栃尾温泉へ。
明日に掛けましょう!!



・・・ごめんなさい、とりとめの無い長い文章で。
二日目は「その2」へ。 ↓


<データ>
8月14日 
●高原川 吉ヶ原橋近辺
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :10m  シマノ SG LONG
仕掛    :針 吉村8号、 水中糸 0.7号 9m トオシ 
         錘 B2号
釣果    :ニジマス 29cm 1匹
        小ヤマメ 数匹 リリース
        ウグイ  多数 ほぼブドウ虫1ケース消費・・・
気温    :22~27℃
天候    :曇   
表層水温 :18℃