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2017年9月24日日曜日

秋分の益田川上流&秋神川釣行

ご諸兄各位殿



「コップ半分ですが地酒、飲まれますか?」
宿の女将(と言っても、おばあちゃん)に勧められ。

釣行初日の夕食は、アユのから揚げにイワナの塩焼き。



秋神川の支流、西洞川沿いの民宿。
昨年も同じ秋分の頃、今夜のように釣行で宿泊しました。


今年は千客万来。
土木工事のおじさん達が数名。
小生と同じ、渓流釣客が2組で数名。
夕げの食卓は賑やかです。

ゲコな小生、勧められても、マズ飲まないタチなのですが、
腰の曲がった年老いた女将のお勧め、
ムゲに断りきれず、頂くことに。

・・・でも、これが、ホント、効くんデス。

お宿の食堂。
壁に掲げられた今年の釣記録。
アマゴ優勝は353mmの松永さん。



”フっ、勝ったな。オレっちは36cmよ・・・”
と、アユのから揚げをカジりながら、心でほくそ笑み。

・・・酔っ払い、ここに至れり。イヤらしいこと、この上なし。

一人姑息に塩焼きをツマみながらニヤニヤ。
たった7mmの差で悦にいる小生。
もちろん、36cmはここ秋神川で釣った訳でもないのに。

カ~、ほんと、まったく我ながら、器の小ささが忍ばれます。
慣れないお酒、夕食後は即、お部屋でバタンQ~。

・・・ゲコの戯れとお許しくだされ。。。



<益田川上流は朝日支所近辺>


今朝はお昼少し前から入った益田川。
早いもので一年ぶり、今日は昨年ほど水量は無く。
その水温も幾分、昨年より低いような。

そして、面白いように釣れます!

・・・小アマゴさんが。


シーズンも最終盤。
竿の扱いにも磨きがかかり、狙ったポイントは百発百中!


落ち込み後、
せり出した灌木下の流れ。
もう、プンプン臭います。

7m竿に短め6mの糸。
気づかれないよう、遠間から、
サイドスローで、エイ!

沈み込み時間を見越して、
白波の真ん中。
ナイスな着水!

灌木の意地の悪い小枝、その手前はギリ際を目印が左から右に横切ります。

細糸でオオモノを掛けたときもそうですが、
こんな時も肝ヒヤなおチビり・タイム!!

・・・渓流釣り、Mな心を鷲づかみ。


目印がヒクヒクと変化、アタリです。
軽くアワせると綺麗に針掛かり。
このパターンがこの場所だけで数回。

・・・小アマゴさんで。


流心の向こう側、
丸岩の背後から次の
落ち込み手前まで。

オーバースローで振り込んで、
仕掛けを流します。

ここでも、面白い具合に
アタリとアワせが噛み合います。

・・・小アマゴさんの。


しかし、半年のシーズンでようやく取り戻した振り込みの勘。
もう今暫くでシーズン・オフ、その養った勘も、元の木阿弥。

何だか、毎年、その繰り返しのような??
・・・小生の釣りの技量、少しは進歩はしていると思いたいのですが。



<午後からは青屋川、今回のハイライト!?>

午前中の益田川から3kmほど上流。
青屋川との出会いから青屋川をさかのぼります。


入渓口の手前、田んぼでは稲刈りの真っ最中。
ご挨拶をして獣柵の扉から川へ降り立ちます。

小生  「すみません、お邪魔します。」
おじさん「どうぞどうぞ。」
おばさん「綺麗な川だから、大きいのが釣れますよ。
     がんばってねえ~。」

おばさんの言われるとおり、青屋川は綺麗な川です。
これはまさしく、地元愛・郷土愛のタマモノ。
本当にありがとうございます。
がんばって、オオモノ、狙います!


川幅が狭く木々に覆われた青屋川、竿を4.5mに持ち替えて。


こんな沈み岩が何個か、
良い具合に点在するポイント。
ブドウ虫を振り込むと、
スワ、アタリです!

川底を縦横無尽に行き来する、
その銀影は結構なサイズ!
こりゃ、おばさんの言うとおり!

が!
いきなりすっぽ抜け!

針が外れて反動で、仕掛けもろとも頭上背後の木の枝に・・・
クッショ~!

冷静に、冷静に・・・
ポイントからそっと大きく後退、離れた場所で糸を張り替え。
で、お茶を飲み飲み、タバコをスパスパ、時間稼ぎは迂直(うちょく)の計。

十分に時間を取った後、再び、そっとポイントへ近づき。
振り込み点は先ほどより、若干で奥側の対岸岩のすれすれに。
エサもミミズに取り替えて。
これすなわち、川中島はキツツキの戦法。
・・・何のこっちゃ??


それはともかくも・・・
来ました!またアタリです!
今回は十分に二呼吸、間を置いて、アワせます・・・

OK!針掛かりしました!
先ほどと同じく、十二分な重量感!
慎重に慎重に引き寄せて・・・ネット・イン!


・・・まあ、世の中、こんなモンです。

尺には及ばないでしょうが、
20cm台後半の大ウグイさん。

いや、ほんと、浮かれ気分であった小生。
ネットに入るまで、走り具合に引き具合、
これは間違いなくアマゴさんと。

でもしかし、この育ちに育った大ウグイ、
これも立派な地元愛・郷土愛の結果かと。

改めまして、川への山への愛情。
素晴らしい環境を保とうとする、
地元の皆様に感謝・・・




<二日目は秋神川>

昨夜は夜半に雨が降った様子。
草木に岩石、全てがしっとりと濡れて。

秋神川はこおろぎ橋の下流から開始です。



午前6:00。
昨夜、女将に勧められた、あれしきの地酒で若干頭が痛く・・・
ほんと、ゲコな小生。

でも、渓流に降り立てば、そんな頭痛もどこえやら・・・


今年の秋神川、昨年と同じく、
ここは・・・と言うポイントで、まず外れが無いこと。


瀬の緩み、淵の落ち込み、
その駆け上がり。

ほぼほぼ、入れ食い状態。

ただただ、もう少し、
サイズUPが頂けると・・・

昨日の益田川と同じく、
小アマゴさんのオンパレード。


そして、川の織りなす風情は青屋川と同様、どこまでも綺麗です。



その綺麗さ加減に皆が魅了されるのでしょう。
気が付けば、立ち位置の上流・下流にも、いつしかご同輩のお姿が。


秋の秋神川、生い茂る緑にも、チラリ・ホラリと赤黄色。
何となくですが、今年の秋は季節の歩みが少し早めな感じです。


さあ、今シーズンも残すところ、次週は土曜日まで。
風に吹かれに、どこへ行こうか、その風任せ・・・


<データ>
9月22日 
●益田川上流  11~13時
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :7m  
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m
        天井糸 0.6号 1.5m 
         錘 1~B1号
釣果    :小アマゴ ウグイ 10数匹 全リリース
気温    :18~25℃
天候    :雲まま晴  
表層水温  :14℃

●青屋川  14~16時
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :5.3m (ほぼズームで4.5m) 
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 3.5m
         錘 B1~B2号
釣果    :小アマゴ 3匹 大ウグイ 1匹 全リリース

9月23日 6~12時
●秋神川 16~18時
エサ    :ブドウ虫、ミミズ  
竿      :7m  
仕掛    :針 吉村7.5号、 水中糸 0.3号 4.5m
         天井糸 0.6号 1.5m
         錘 B1~B2号
釣果    :小アマゴ 数匹
       ウグイ  3匹 全リリース
気温    :14~22℃
天候    :前夜に雨、日中は晴まま曇   
表層水温  :12℃ 

一泊二日で、何と、お持ち帰りなし!
とは言え、大ウグイさんを家に持って帰っても・・・





2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    この時期は、シンコと稚魚放流の渓魚をかわしての釣りになりますね。
    最後の釣行は、どこに行くのか楽しみにしています。
    オススメは、石川県の手取川・・・白峰漁協の管内ですが、高原川並みに遠いですね。
    というか、私が行きたいと思っているところです。
    若いころは、よく釣れた印象しかないので・・・。
    近場なら石徹白かな~頑張ってください!期待しています!

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  2. アサシンさん、こんにちは!
    自分のブログを読み返しても、今の時期は良いサイズが出ていません。
    我ながら季節の変わり目の居着き場所、そこを捉え切れていない様子です。
    恐らく金曜日は退社が遅め。
    残念ながら次週土曜日は行けて馬瀬川、小坂川かな?
    石徹白川も良いですね。
    悔いが残らないよう、がんばってきます!

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