「今日は水が少ないですよ。」
釣りを終えてハスラー号の横で着替えをしていると、
隣に駐車してあった地元ナンバーのイスズはビッグフォーン、
その持ち主はフライさんが川から上がってこられました。
「尾張小牧・・・岐阜県からですか?」
お年の頃は20代後半でしょうか?
若い感じのフライさん、聞けばフライを始められたのは一昨年から。
ここ清里にお住まいで、
良い雰囲気は素晴らしい渓相の大門川がHG、
毎週末での釣行は羨ましい限りです。
・・・小生も、似たようなモンですか。
「今日も釣れるけど、小さいですね、こ~んなサイズばかりで。」
と、人差し指と親指を広げて。
八ヶ岳の麓は標高およそ1,000m。
清里の駅から2kmほど東南に下ったこのポイント。
大門川は少し開けた谷底を流れ、
河岸段丘の上には高原野菜の畑と牧場が広がっています。
川面を走る風は高原特有の涼しく乾いた風。
とんでもなく暑い今年の夏ですが、
さすがに、ここは別天地です。
小生も釣れるお魚は小イワナさんばかり。
まま、6~7寸モノも混じりますが、
主役はやっぱり小イワナさん。
でも、ここは・・・という、
日陰・木陰の落ち込みからは、
まず間違いなくアタリが・・・
渇水、酷暑の中、久しぶり、
意外にも間を置かずに楽しめます。
昨晩は当初、中央道は八ヶ岳PAで車中泊。
しかし、そこは高速道路のPA。
エンジンをカケっぱなしのトラックがうるさくて、
たまらず高速を降りて道の駅 南きよさと にて仕切り直しの寝直し。
半分開けたハスラー号の車窓、
そこからの夜風は少し涼し過ぎるくらいでした。
午後からは甲府の町で一人、
単身赴任をがんばる友人IWくんを、
もう一人の友人Aくんと一緒に慰問。
武田神社を訪れて、夕食はほうとうを食べ、
そして宵の口からは甲府盆地を見下ろせる温泉へ。
翌日の日曜日。
笛吹川を越えて精進湖から富士山を眺め、
そして朝霧高原を抜けて白糸の滝へ。
どこまでも、滝壺からの水の流れは透き通り。
細かな水滴が心地良く、優しく頬を摩ります。
・・・ここで釣糸を垂れた日にゃ、
今年、スランプ気味の小生でも、尺上は間違いなし??
渓流釣りの教科書に紹介されていた大門川。
教科書のポイントは今少し上流ですが、
あえて地図とにらめっこ、等高線の入り具合から、
教科書を外して選んだ今回のポイント。
そこが地元のリピーターさんとバッティングするところなぞ、
我ながら地図を見る目、ポイントを探す術が養われてきた??
単身赴任のIWくんには申し訳ないですが、
ISくんも甲州へ来たがっています。
今暫く単身赴任をがんばって頂き・・・
今度は平水時に、また訪れてみますか、大門川。
<データ>
8月04日
エサ :ブドウ虫
竿 :竿 5.3m (4.5m) 天平
仕掛 : 針 吉村7号
錘 3~2号
釣果 :イワナ 7寸 1匹
6寸 2匹
小イワナ 数匹
全リリース
見事に「イワナの渓」でした。
気温 :22~28℃
天候 :晴
表層水温 :体感14℃
~気が付いたら、水温計が破損していて。。。
清里まで行かれましたか(^^)
返信削除山梨県の渓流は、一度もやったことがないので興味はあります(^^)
忍野八海が、涼しげで大好きです!
アサシンさん、こんばんは!
削除機会が有って山梨まで行ってきました。
所変われば品変わる・・・の諺がありますが、
川の雰囲気も何となく、場所が変われば違いますね。
でも釣りの作法は、どこでも通用するような・・・
広い日本、まだまだ楽しみがありそうです!