Additional pages

Additional pages

2018年11月11日日曜日

晩秋の東濃 付知峡

ご諸兄各位殿


「あら~、とても楽しそうね~」

次週末を予定している信州は犀川ニジマス釣行。
準備で釣り道具を揃えたり、宿に予約を入れたり、バタバタしていると・・・

背後にて薄ら笑いの家内からは、このセリフです。


・・・早いもので一緒になって、かれこれ20数年。
イケません、分かるンです、身振り・素振り・お言葉から。
こりゃ、溜まっているガスを抜かなきゃ、我が家内・・・

そんな理由で釣行準備の合間、土曜午前はゆっくりの出立、
紅葉狩りと称し東濃は付知峡へ連れ出すことに。



天気は快晴、青空がまぶしく。
中津川ICからR257を清流 付知川沿いは下呂方面へ。

時刻は間もなくお昼時、途中のお蕎麦屋さんで昼食を取ります。
・・・飛び込みで入ったのですが、人気店?混み合っています。


小春日和で暖かい、いや、少し暑いくらいの日中、
小生は、思いの外の「牛つけそば」に、家内は「冷やし天蕎麦」を。

・・・毎度、粗忽者の小生。
メニューの写真だけを見て「ざるそば(大盛り)」と勘違い、
その番号は34で注文しちゃって、このつけそばに・・・


でも結果として、このつけそば、
パンチの効いたつけ汁と蕎麦の相性がグ~、とても、おいしかったです!

ここのメニュー、中には「そば&ラーメン・セット」なるキワモノが。
すかさず、そこに噛みつく家内です。

「なにこれ?そばをおかずに、ラーメンを食べるの?それとも逆??
 も~う、炭水化物のオンパレード!
 中華屋さんのチャーハン・ラーメン・セットと同じで信じられな~い!」
最近はお歳が故に、若い娘とは違う意味で、ダイエットを気にする家内。

・・・でも、結婚して20有余年。
言ってることのイントネーションから、正直、分かるンです、
若干の「お腹いっぱい、炭水化物を食べてみたい!」って本音が・・・



お蕎麦屋さんを出発して直ぐ、R257と別れて付知峡へ。
付知川は東股谷と西股谷の分岐点、青島キャンプ場に到着しました。


十数年前はまだ二人とも若かった夏休み、ここのキャンプ場に宿泊したものです。


清流 付知川。
この東股谷と西股谷の出合。
暑い夏、冷たい流れで泳ぎました。

もちろん、今は晩秋。
キャンプ場はお休みで、人っ子一人見えません。

・・・あるのは綺麗な空と山と川、そして紅葉。



キャンプ場を後にして、もう少し東股谷を奥へ入り、不動の滝へ。


谷底の滝に向かって遊歩道を東股谷へ降ります。


まずは観音の滝です。
この少し下流に、不動の滝が東股谷の本筋に有るのですが、
余りにも展望台の直下が故、撮影が難しく、ご容赦下さい。

薄暗い、昨日の雨で濡れた遊歩道、落ちた赤い紅葉の葉も濡れ落ち葉。
渓流釣りでこの手の道、歩き慣れた小生は問題ありませんが、
素人の家内はスベるまいと、歩くだけでも四苦八苦。


仙樽の滝に向かう吊り橋から覗く東股谷、先の不動の滝から険しい流れが続きます。


・・・小継ぎの4.5m短竿かな?もし、使うとすれば。
されどここは、公園内の遊歩道は散策路です。
恐らくですが、ご了解が・・・残念。

滝から上がり、遊歩道を茶店に向かって。
途中、横には水路?魚道??
紅葉は見事なこと。




踏ん張って歩いた為でしょう、茶店に着くと家内は汗だく。
マロンのソフトクリームを小生も頂きます。



そこから日和田に向かって、今少し東股谷を散策です。
・・・来季の釣行、そのポイント探しを兼ねて。


滝の遊歩道から1kmほど上流。
ここら辺りなら、竿を出しても不都合は無いのでは?

大きな堰堤の上、砂礫が堆積して流れもチョロチョロ・・・
余り良い渓相では、残念ながら、ござりませぬ。

されど、その少し上流からは・・・



今少し水量があれば・・・これなら、イケるのでは?


西股谷では3年ほど前、僅かですが竿を出したことがります。
https://sidestarwinderjpn.blogspot.com/2016/02/blog-post.html
あちらも大きな堰堤から上流でしたが、ポツポツと小アマゴさんが。

川の規模からすると、まだ西股谷の方が期待が出来るような。
東と西の谷川、いずれも、来季のお楽しみです。




紅葉狩りを楽しんだ後、帰路は多治見のお洒落なイタリアンで夕食。
本日はトドメのガス抜きです・・・

「あ~、今日は良く歩いたわ、お腹空いちゃった。
 でも、お昼のお蕎麦屋さん、そば&ラーメン・セットなんて。
 ほんと、誰が一体、頼むのかしら?笑っちゃうわよね・・・」



そんなことを言いながら、パスタとピザのセットを注文する家内。
そば&ラーメン、チャー・ラーのセットと何が一体違うのか??

・・・一緒になって早20数年の我が家内。
しかし、未だに、この感覚だけは、理解できないンです、ハイ。