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2019年1月13日日曜日

シーズン準備は刃物研ぎ

ご諸兄各位殿


早いもので、あと一ヶ月もすれば一部の渓流は解禁です。

・・・とは言え、寒さはこれからが本番。
空気も乾き、悪い風邪も流行っています・・・

各位様、ご自愛下さい。




渓流でお魚を釣って、良いサイズなら少しだけお持ち帰り、
帰宅後は夕食のおかずとして、家族と頂く小生です。

釣ったお魚は鮮度が命、帰り際に河原でサバきます。


山の幸は折角の命。
農耕民族は日本人の感覚でしょうか?
美味しく頂かないと、お魚も浮かばれないような。


・・・お魚にも色々あるようで、鮭鱒の類に水気は御法度とのこと。

そんな理由でサバいた後は一匹ずつ、
水気を切ってからキッチンペーパーで包み、
丁寧にビニール袋に入れてからクラーボックスへ。

自己満足か?せめてもの償い??



そんな河原での作業にはナイフを使います。

以前は鞘(さや)に収める果物ナイフを使っていたのですが、
2~3年前からはこのナイフを。


ステンレス製。
釣具屋さんで購入、飛び出しナイフなのですが、
収納時も刃先がサヤで完全に覆われることもなく清潔と思い。


刃の飛び出しを防ぐため、Oリングでエッジを止めるところなぞ、
安価、ナイスな考え方です。

でも、Mかつ放置プレーがお得意な小生。
購入してからこの方、ただただ使うだけ。
さすがに最近は切れ味が・・・

研いでみますか。


ただ正直、刃物を研ぐという作業、やったことが無い小生。

幼子の「初めてのお使い」ではないですが、
おじさんの「初めての刃物研ぎ」・・・

もう、チャレンジです。


相も変わらず、カッコウから入ります。

https://yourmystar.jp/relivers/kitchen-knife-sharpen/
↑ 参考にさせて頂きました。


まず、刃物の寝かし角度ですが、約15度とのこと。

刃先から柄の部分まで、刃物の形状が一定では無く、
この状況で15度を確保する・・・は難しいですが、
エッジ部分での砥石との距離(高さ)は計算上で概ね4mm。


砥石へ十分に水を含ませて・・・


刃先から研いでみます。



シャリ、シャリ・・・

研ぎ汁が黒く染まり、削れている、の感じがします。

一往復、一往復・・・
角度に注意を払いながら、丁寧に、丁寧に。


両刃のナイフ、裏側も同じように・・・

最後に軽く、カエリを除去して、出来上がり。

試しに紙を切ってみたのですが・・・
紙に刃先を貫通、のこぎりの要領でスリ、スリ・・・

う~ん、切れ味が若干、良くなったような、
いや、そうでもないような・・・複雑です。


まあ、初めての刃物研ぎ、最初は斯様なモノかと。
何事も「経験+訓練」です。



・・・襖(ふすま)の向こう側、
山の宿のおばあさんが刃物研ぎ。

シャリ、シャリ、シャリ・・・

はて?こんな夜更けに?
襖を少しだけ開けて覗いたら、
おばあさんが山姥(やまんば)だった!

・・・なんて、山のお魚は震え上がっている??


いえいえ、
河川環境への影響が最小限の釣り師は小生!?
釣れないンです、これが。

ご心配なさらずとも、お魚さん。


<渓流写真は一昨年の解禁直後 馬瀬川上流から>




2 件のコメント:

  1. こんばんは!
    私もナイフや包丁を自宅で研ぎますが、研いだ後の切れ味は最高ですね!
    釣りのナイフは、DAIWAの30年ほど前の物ですが、研いで使用しているので長く使えます。
    写真のナイフ、カッコイイですね!
    高そうに見えます(^^)

    返信削除
    返信
    1. アサシンさん、こんにちは!
      これはこれは・・・刃物研ぎの年季が違いますね。
      当方、初めての研ぎ、今ひとつの出来具合でした。。。

      またぞろ、ビョ~キで手が震え始めています。
      解禁はもう少しですが、我慢が出来そうにありません!?

      削除