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2019年4月14日日曜日

伊那高遠城址公園さくら祭り

ご諸兄各位殿



毎年4月のこの時期、渓流釣りは既にシーズン開幕です。

そんなこともあり、以前から訪れてみたかった伊那高遠の桜ですが、
なかなか行く事が叶いませんでした。


今年は諸事理由から・・・

・・・いえ、正直に申しまして、
先週末の長良川釣行で本流竿を振り回し過ぎたのか、
情けないやら腰を痛め、
今週は大事を取っての釣行はお休み。

どうにか車の運転、それには差し支えの無い程度に腰痛は回復。
ついでに、家内のご機嫌取りを兼ねて、初めて行ってきました。


事前の情報では、桜の開花はまだ五分咲きとのこと。
いつもなら名古屋より二週間ほど遅れる高遠の桜ですが、
この春は暖かかったり、寒かったり・・・

恐らくは次週の中頃あたりが見頃なのでは?


「・・・して、殿。
 この伊那高遠城、如何にして攻め落としましょうや?」

「う~む、我ら美濃路、恵那山越えは南からの侵攻。
 ここ高遠城は日本三大桜の名所の一つ。
 察するに、関東方面から西進する軍勢も、あまた在ろうに・・・
 それらと鉢合わせは渋滞難儀、とても叶わぬ。

 小黒川PAよりスマートインターチェンジを利用して、
 R361を回避、三峰川沿いの県道で高遠高校を目指すが良かろう。」

「一人軍議」は決しました。
・・・だって、この手の相談密議、家内は全然、当てにならないモン。


斯くして、まんまと作戦通り。
さしたる渋滞に巻き込まれること無く、
高遠高校の特設駐車場に軍馬を駐留させます。

高校での駐車場は親切なご案内、
美術部は男子学生から案内図を頂いて、
三峰川に掛かる白山橋を攻略、我が軍勢は南門から侵入です。

お堀に掛かる小橋を渡れば南曲輪、次いでそこはもう本丸跡。
桜と桜の間から、眼下に高遠の町を望みます。


ソメイヨシノとは種類が違うコヒガンサクラ。
若干、ピンクが濃いような。


う~ん、五分咲きなところが残念です。
恐らく満開とするならば、この城跡は小高い山、
それ全体が桜色に染まるのでしょう・・・


桜雲橋も斯様な状況でした・・・
でも、若い花びらに青空は映えますね。


お堀のお池に桜が写り、あ・ざ・や・か。
一眼レフを持参すべきだった。



地図を見てもこの高遠のお城。

東の背後に南アルプスを控え、西には伊那谷が広がり、
その中央は天竜川が流れます。

山々に囲まれてはいますが、抜け道は随所に。
北東方面は諏訪は茅野へ続く杖突街道。
南方は遠州へ秋葉街道、西方へは権兵衛街道で木曽谷へ。

何となくですが、交通の要衝は戦国絵巻・・・



歴史に思いを馳せながら、桜の花を愛でながらも・・・
お気楽な現代の釣り師は川に目が行ってしまうのです。

「お城の下は三峰川、こりゃ良い川だな。
 エメラルドの水を湛える高遠ダムか・・・
 このバックウオーターも、イケるンじゃないの??」


・・・ほとんどビョ~キの釣りバカ。

残念、それに着ける薬は古今東西、未だに無し。





2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    高遠の桜は、バイクでシーズンオフに行ったことがありますが、桜が咲いていない時期なので誰もいませんでした。
    根尾の淡墨桜、高山の臥竜桜も桜が咲いていないと誰もいませんね・・・。
    五分咲きくらいが花に勢いがあって綺麗で良いと思います。
    三峰川ですが、若い頃は釣り雑誌で紹介されたりして大物が釣れると話題でした!
    私は、同じ伊那方面でも興味があったのは、遠山川でしたが・・・。
    腰痛は大丈夫でしょうか?
    シーズンは始まったばかりなので無理をせず、楽しんでください。

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    1. アサシンさん、こんばんは。
      遙か昔の学生の折、歴史は戦国物が好きな小生、
      ちゃんとした本では無くて(笑)、
      漫画は さいとう・たかを の武田信玄を読んでから、
      一度は訪れてみたいと思っていた高遠城でした。
      期待がとても大きかった為でしょう、五分咲きの桜で残念な印象でした。
      次回、また機会が有れば満開の折に行ってみます。
      腰痛は・・・ご存知のように、これは心因性のものでしょう。
      もう、ほぼ大丈夫です。
      次週から「戦線復帰」です!ご期待あれ!!

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