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2019年7月15日月曜日

明けない梅雨~双六川・高原川釣行

ご諸兄各位殿


今年はまだ梅雨が明けていませんが、
もう待ちきれずに初夏の渓流釣り遠征です。


「遠征」と書いてしまうと、何かいつもの行きつけの河川があって、
今回は違う場所で竿を出す・・・にも聞こえます。

ただ少し考えてみると、皆様はいわゆるHG(ホーム・グランド)なる、
お得意・熟知した渓流・ポイントをお持ちのようですが、
浮気性の激しい?小生、改めて、我がHGとは・・・

好きな川は吉田川に馬瀬川、遠くて機会が少ないですが小坂川です。
でも年間を通じてみると、さほどの回数でも無く・・・
本ブログのLabelに並ぶ河川も、一番の回数は長良川ですが、
これは吉田川を除く、あまたあるその支流を含めてのこと。


きっともし、こんなオヤジが無類の酒好きだったら、
夜の名古屋の繁華街、毎週のように河岸を変えての乱痴気騒ぎ。

全くに持って下戸(ゲコ)な小生。
世の中、上手く出来ています・・・




<初日の朝一番は高原川>

上宝の農産物直売所での車中泊の後、
向かった先はその下流方面の高原橋です。

橋の上から高原川をのぞき込むと、既にアユ師さんがお一人、
川の流れの真ん中で頑張っておられました。

「今日は水が太いから、難しいでしょうね。」

橋の上に停まった軽ワゴンの運転手さんから。
どうも釣り人はアユ師さんのようです。
小生もアユ師と見てのお声がけ。

「いや~、自分は渓流釣りなので・・・」
「あ、そうですか。じゃあ、良い条件ですね。」

昨日までの梅雨の長雨、雑魚釣りには言い頃合い。




高原橋の袂から川に入り、少し下流に歩みを進めます。
小生が大好きな、岩の護岸横の早くて深い流れ。

そこを丹念に探るのですが・・・小ヤマメさんばかり。


少しでもポイントが外れ、流れがユルくなるとお外道様が。

今朝の雨上がりの太い流れ。
魚影は確かに濃いのですが、残念、期待したサイズ・目標には至りません。

う~ん、いつも小生には、ナゼか手厳しい高原川です。



<困ったときの双六様>

本流の高原川がパっとしない時、小生の行きつけは双六川です。

・・・どうでしょう?
いつもの出張先、ちゃんとした割烹でお客様と宴を交わし、
その後はのんびり、一人気ままに気分転換、例の小店で飲み直し。

ゲコには空想の領域ですが、こんな感覚でしょうか?
出張先の我がHG、小生にとっての双六川は・・・





高原川本流から少しだけ登った双六川のいつものポイント。
鬱蒼と茂る木々の間、白い丸石にエメラルド色の流れ・・・


最初は小ヤマメさん・お外道様が続きます。
でも落ち込み後の淵、本筋の流れを流せばその数匹後・・・

きた~、お待ちかね!
小粋な若女将?がお出迎えです。



やっぱ、こうでしょう!



<二日目の朝一番も高原川>

今回の釣行はお天気にも存外、恵まれています。

降りそうで降らない曇り空。
まま日が差すと蒸し暑いこと、この上なく。
この曇り空が助かります。

初日の夕方からまた雨が。
でもそれは夜間のみ。
朝方に少しだけ雨が残りましたが、さほどの振り方でも無く。

さあ、本日もどこで竿を出そうか・・・

昨日の高原橋近辺は早くから3台の駐車車両が。
岩井戸の橋の袂にも既に駐車車両が。

朝の5:30。
時間的にきっと、ご同輩は渓流釣り師の皆様でしょう。

ところが・・・
意外や意外、大本命の駒止橋には駐車車両は無く、
遙か向こうの高原川の大淵、その河原にも人影がありません。


こりゃ、願っても無いチャンス!


対岸ではエサ師さんがお二方、長い本流竿で川中に。
背後の河原には傘を差す女性が・・・結構なことで。

その手の気配がゼロのさみしいオヤジは、
同じく長竿を担いで、高原川の広大な河原を大淵まで進軍します。




双六川の流れが合流、激流の末端は落ち込み、それが作り出す大淵。
太糸に大きめの錘を装填、目印下を3mほどにして・・・

あの川でのお作法は、この川でも通用します。
長良川はサツキマス釣りの要領で。


掛かるお魚もそれ同様・・・とは、世の中、限りませんが。


その後もこの大淵で、しばしの時間、粘ります。



雨は小雨ですがこの河原、大小様々な岩石が重なります。
特に大淵の近辺は岩石の小高い堰堤状態。
高原川の流れ、恐るべし。

・・・余りの長居は無用・危険と感じて。



<またお世話になります、双六様>

二日目も後半は双六川へ。
昨夜の雨が如何様に影響するのか。


いつものポイントは昨日と違い、意外と渋めな釣果。
この淵の終わり際は、またの落ち込み。
その下流の湾曲した流れ。

エサを入れれば必ずアタリ、そして釣果なのですが。


この子達の数回後、お話の上では良いサイズが掛かるハズなのです。

さあ、そろそろ、念には念を。
小ヤマメさんを数匹釣ったら、意図的に針を外してつけ直し。

0.3号糸です。
よもや!のオオモノに対応できるよう、虎視眈々と。

で・・・


昨日に続き20cm台は後半の良型。
少し昨日より細いかな?
でも色白美人。

針掛かりの後は、忙しくも浮いたり潜ったり、
大淵を上へ下へと走りました。

本筋の流れ下に見事に潜られましたが、
なんのそれしき、仕掛けは用意万端、抜かりなく!
・・・粗忽者にしては珍しく。

浮いたところを顔だけ水面から出して滑らせ網納めです。



今回の釣行、お持ち帰りの3匹はいずれも、
サイズはそこそこ、面白い駆け引き展開でした。

ここも遠くて余り来られない高原川ですが、
今シーズン、もう一回くらい、来たいな~。






<データ>
7月13,14日 高原川・双六川 
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿     :10m SG ロング
仕掛    :針 吉村7.5号
       高原川 
       錘 2B~4B号
       0.7号トオシ 9m
       双六川 
       錘 B
       水中糸 0.3号 4.5m
       天井糸 0.6号 4.5m
釣果    :高原川 ニジマス 26cm 1匹
       双六川 ヤマメ  25、26cm 各1匹
       小ヤマメ、ウグイ 多数
気温    :18~24℃  
天候    :曇
表層水温 :13日 16℃
      14日 14℃











2 件のコメント:

  1. こんばんは!
    綺麗なヤマメですね!グッドです!
    高原川は、攻略するのが難しいですが、それが楽しいです。
    増水しているなら蒲田川も狙い目だったかもしれませんね。
    懐かしい?高原川の写真を見てウズウズしてきます…(^_^;)

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    1. アサシンさん、こんばんは。
      今シーズン初の高原川・双六川でした。
      いつ行っても、本当にすてきな・素晴らしい渓流です。
      実は初日の昼過ぎ、いつも双六川では芸がない・・・と、
      山吹峠を越えて打保川までイワナ狙いで登ったのですが、
      木に覆われたエサ釣りの長竿向きではない川でした。
      高原川流域は規模が大きく、まだ未開の河川がいっぱいです。
      また今シーズン、何とか行ってみたいです!

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