お仕事の都合で毎朝5:00起床の小生。
冬至を過ぎたばかりの昨今は、まだその時間は真っ暗です。
もちろん、室内と言えども肌寒く、床から這い出るにも一大決心が。
そんな寒い先日の早朝、ひとり寂しく朝食を終え(家内は未だ夢心地)、
「朝の勤め」はおトイレへ・・・
その途中、寒く薄暗い廊下は白い壁紙、そこに張り付く黒く楕円形の物体が。
へ~、この時期には珍しく、ゴキブリです。
・・・忙しい朝の出立前。
家内を起こして退治を任せようかと思いましたが、
そこは心優しい小生? それは余りにも気の毒とも思え、
寝室とは逆方向、押し入れにある虫退治スプレーを取りに。
最近のスプレーは殺虫成分を含まず、撃退方法は瞬間冷凍です。
真冬の朝の寒さの中、すでに動きのノロいゴキブリ、
噴霧と同時にポロリと壁から落ちました。
心優しい小生? 後はティッシュで摘まんで、厳重にくるめてゴミ箱へ。
・・・家内のお作法は、ここに「ひねり」が加わります(怖)。
このゴキブリのように、
一般的な昆虫のイメージは、夏の暑い盛りに活発に動き回り、
寒い冬の時期は死んでしまうか、どこか人目につかない物陰で越冬する、です。
しかし、世の中には常に、例外的なものが・・・
それが川虫なんです。
渓流釣りでは釣りエサとして、いつもお世話になっている昆虫は川虫。
手を入れると切れそうな、とても冷たい早春の川の中、
そこに彼らは元気よく暮らしています。
ゴキブリと川虫。
何が一体、違うのか?
少し調べてみたのですが、
我ら人類の属する哺乳類、それから鳥類は「恒温動物」とのことです。
気温の変化に合わす事無く、いつも体温は一定。
・・・これが「エネルギー消費型」なんだそうで、
その代わりに広い温度帯での活動ができるとのこと。
それに対して、昆虫や魚類・爬虫類は「変温動物」で、
周囲の温度に沿って体温が変化するとのこと。
・・・体温を一定に保つ必要が無いので「エネルギー節約型」、
その結果、活動・生存できる温度帯が限られてくるようです。
では、なぜ、同じエネルギー節約型のゴキブリは低温では生きられず、
釣りエサの川虫、彼らは冷たい水の中でも平気なのか・・・
残念ながらネットでは、そこまで調べることが叶いませんでした。
ただ、昆虫は人間のように血管系が発達しておらず、
内臓はあるものの、血液の代わりに体液が満たされているだけ、とのこと。
推測ですが、ひょってして、この体液の成分あたりが、
適合できる温度帯、それを決めているンでしょうかね??
ご存知な方が居られましたら、ご指導を頂けると幸いです。
太古の昔、恐竜と一緒に生存していた、エネルギー節約型はゴキブリ。
恐らくですが、川虫も長い歴史をお持ちなのでは?
対して我らが人類、エネルギーは超の付く浪費型??
故に極寒だろうが灼熱だろうが、
ガマンさえすれば、節操なくどこにでもイケちゃいます。
それが為なのでしょう・・・
渓魚・昆虫よりも遥かに小さなウイルス、その伝播に翻弄される昨今です。
「そういえば、昔、人間と言う恐ろしい生き物が居たけれど、
最近、とんと見なくなったの~。」
川虫、ゴキブリそれにアマゴさん辺りから、
そんなに遠くない未来、こんなことを言われちゃうんでしょうかね。
・・・朝のゴキブリ退治で、ふと、ホラーな事を思いました。
<渓流風景は早春の庄川支流 一色川から>
こんにちは!
返信削除さすがは、小牧ですね、暖かいからゴキブリが活動しているのでしょう。
ウチは、本当に寒くなると氷点下10℃まで下がり、室内の花瓶などの水も凍ります。
川虫ほ、水中なので温度がある程度、一定なのかもしれませんね。
湿度は常に100%ですし…。
今年も残り僅かとなりました、洗車を息子に任せてノンビリと過ごしてます。
アサシンさん、こんにちは。
削除!ありがとうございます、確かに・・・。
水中は温度の変化が少なく、意外と住み心地が良い。
テントウムシなんかは木の北側、日陰側の樹皮下に集団でいますよね。
その辺りが一つの答えなのかも。
・・・寒くて暗い早朝のゴキブリは、見つけたときに「イヤなもの、厄介なものを見ちゃったな。」でした。
場所はトイレのドアの前です。
噴霧してコロリと廊下に落ちた状態で黙って出勤すれば、家内への良い「寝覚め」の機会になったやも?
やっぱり、意地悪でしょうかね?オレっち。