「う~ん、これは、参ったな・・・」
最近の雨降りは度が過ぎると申しましょうか、
もう少し小分けで降れば良いものを、降れば降るで一時にどっさりと。
子供のケンカじゃないけれど、限度ってものを弁えず、
ほんと、困ったモンです。
・・・いえ、参ったのは、雨の降り方、では無くて。
少し前のお話です、6月4日は結構な降雨でした。
翌日の行先として、降雨量と水引の早さを鑑み庄川本流、
場所は荘川IC近くはお蕎麦屋さんのウラ、と決めていたのです。
でも、庄川漁協のHPを確認すると、
なになに・・・
「荘川五連水車の裏手下流にて、34cmのイワナが上がりました。」
五連水車の裏手って、お蕎麦屋さんのウラのこと、
モロ、小生が行く予定をしたポイントじゃないですか!
斯様に素晴らしい釣果、それがSNSに掲載された日にゃ・・・
岐阜市の赤塚様、おめでとうございます。
きっとイワナ34cmは、素晴らしい引き具合であったかと。
庄川漁協様、おつかれさまです。
素晴らしい釣果のPRは、至って健全な漁協活動なのであります。
・・・世の中全てが良い・悪いで判断できるものでは無いのですが、
短絡的な単細胞生物はアメーバが如くの思考を持つ小生、
勢い白か・黒かに走ってしまうのであります。
・・・そう、
ここで全てに於いて悪いのは、ひとえに小生の「運」!
・・・いえ、
もっと深いところを探れば、神さま・仏さまは千里眼、
絶対的に悪いのは小生の「日ごろの行い」なのです、ハイ。
それにつけても、我ながら往生際の悪い!
その朝は7:30ころ、ノコノコと五連水車の裏手に馳せ参じるのですが、
当然のことながら既に、名古屋ナンバーのプリウスさんと、
尾張小牧はご同郷、ジムニーさんがお駐車。
・・・我が軽巡洋艦はハスラー号、
本流釣りは諦めて、それより支流は一色川に転舵にて候。
<高水の一色川>
庄川本流から望む一色川、水は既に澄んでいますが結構な流量です。
・・・これは、期待が、持てます!
いつものポイントはキャンプ場の手前、幸い誰も居られないご様子。
手前の橋詰橋の袂には、ご同輩のお姿はありましたが、
川通しが効かないであろう本日の水加減、頭ハネにはならないでしょう。
さあ!
とばかりに、勤しんで始めます。
いつもの鉄板ポイントの小淵。
期待を込めて、かつ、慎重に、その一投目!!
・・・即、根がかり、もう、がっかり。。。
世の中にはイヤなこと、それは、あまたとありますが、
釣り始めの一番、もしくは、張り直した直後、
そこでの、根・が・か・り。
これに勝るイヤものは、ほんと、ありませんね。
既に2発も出鼻をくじかれた本日。
定石に沿って雨上がりはミミズでトライするも、
虫の知らせは案の定、ウンともスンともアタリが無く・・・
こんな時は基本の「き」の字に従うべし!
まずは水から距離を取り、手前側から縦方向は岩壁側は奥にへと。
横方向は淵の駆け上がり、上流は淀み区間、最後は落ち込みと。
・・・ダメです。
雨上がりの高水です、期待していた分だけ、これはヘコみます。
<う~ん、乗り切れない本日>
最後の鉄板は核心部、落ち込み後は白波が落ち着いた近辺、
エサをブドウ虫に替えてみると・・・
来た!ようやく!
でもこれ、メチャ引きが強いような、すわ、オオモノ!?
セリ出た樹木を用心して、竿のズームを縮めての対応、
はやる心を抑えて、慎重に、立てて、溜めて、寄せて・・・
よしっ、ネット・イン!
でも、あれ?
パッと見た目は20cmを超える程度、オオモノじゃなく・・・
はは~ん、さもありなん。
よく見るとお魚のエラ下はお腹、そこに針とブドウ虫が刺さっています。
こりゃ、どうりで、
取り込みでは水の抵抗を受けるわな。
それをオオモノと見損なうとは、相も変わらずお粗末!
出鼻を挫かれること、本日は早3発目です。
<新緑の季節を過ぎ、時、今は緑濃く>
昨日の雨は上がっていますが、お空は全般的に曇り空。
まま、その雲の隙間から陽が覗き込みます。
そんな隙間から差す柔らかな日差し、
芽吹いてから暫く時間の経った若い新緑、
これが鮮やかに、白色・水色の空に映えます。
釣りを開始した時刻は少し肌寒かったのですが、
そこはやっぱり季節は既に初夏。
今の時間、林から鳥の声も賑やかで、
せせらぎの音と共に、とても心地が良い一色川の上流です。
乾き始めた岩の上、カエルがノコノコ。
朝方の冷え込みから、今の時間の暖かさ。
目は覚めても体が十分に暖まっていないのか、
動きに俊敏さが感じられません。
・・・彼にとっても、今朝は土曜日の朝なのでしょう。。。
かく言う小生も、今朝はからっきし、冴えません。
・・・毎度のことですかね。
こんな落ち込み、清水が合流するの絶好なポイントでも、
岩陰から隠れて、こそっと、竿を出すのですが・・・
<今週末も渓流撮影紀行>
さかのぼってきました、一色川の上流です。
お昼近くになり、雲の白より空の青が幅を利かせ、岩が乾き始めています。
この頃になると、とんと、アタリ&釣果も無くなって。
釣れるときは釣れるンですが、
何が原因なのか、さっぱりな時はサッパリ。
人気河川は一色川。
それでも、
どんよりとした曇り空の下より、青空の方が気持ちいいです。
・・・もう一つのお楽しみ、写真撮影もこの方が。
♬あのカーブ 曲がれば 別々の明日が見える・・・♬
湾曲の流れの先、見えてきました、一色の森のキャンプ場が。
これ以上は高水の本日、渡河・遡行も難しく・・・
先の庄川漁協はSNSでは無いですが、
本ブログもポイント・釣果(貧果ですが)を公開している手前、
こんな日もあるのかも知れませんね。
・・・いえ、ヘボな腕前、それを棚に上げて。
<データ>
6月5日 一色川
エサ :ブドウ虫、ミミズ
竿 :7.0m 渓峰尖
仕掛 :針 吉村7号
錘 1~1B号
天井糸 0.6号 1.5m
水中糸 0.3号 4.5m
釣果 :ヤマメ 7寸 1匹
6寸 1匹
小ヤマメ 2匹
気温 :10~22℃
天候 :曇り後に晴れ
表層水温 :12℃
エサ :ブドウ虫、ミミズ
竿 :7.0m 渓峰尖
仕掛 :針 吉村7号
錘 1~1B号
天井糸 0.6号 1.5m
水中糸 0.3号 4.5m
釣果 :ヤマメ 7寸 1匹
6寸 1匹
小ヤマメ 2匹
気温 :10~22℃
天候 :曇り後に晴れ
表層水温 :12℃
月齢 :24.4
おはようございます!
返信削除いやー分かります
先日の下馬瀬の時も、インスタやYouTubeで釣れると盤バン
かなりの人が、来たらしくて��
釣れなかった理由には、出来ますけどね(笑)
一色川、一度行ってみたいと思ってます
綺麗な川と渓相ですね♪
もっさんさん、おはようございます。
削除SNSの情報は時には便利ですが、こんな時もありますね。
他の河川は結構な降雨量で致し方なしでした。
・・・不調の口実にも、持って来いでした(笑)。
一色川は良い川ですよ。
庄川との出会い付近は瀬が中心、恐らくアユ釣りにも良いのでは?
今週末はまた「子供のケンカ」なので、自宅待機になりそうです・・・
雨の中、出撃されたのですね。
返信削除それにしても毎回感心するのが、昼まで釣りを続ける根気と体力です。
私は、いつも朝一番だけやって終わってしまいます。
見習いたいです。
宮川も鮎が解禁になってしまいました。
本流釣りには厳しくなる一方ですが、場所を見つけて頑張りましょう!
アサシンさん、おはようございます。
削除お昼まで続けてしまう理由ですが・・・単純なんです、釣れないからなんです。
その逆に、尺上サイズが一本とか、良型が立て続けに3匹とか、ここがポイントなのですが、イメージ通りに釣れた日には10時ころには撤収準備ですね。
小生にしてみると、アサシンさんの先回の3漁協巡礼、石徹白→手取川転戦、とても行動力・機動力が無くてムリです(笑)。