オオモノが期待できる秋の渓流釣り。
と、よく言われますが、
実際のところ、秋にそのご相伴に預かったことが無い小生です。
渓流で釣れるお魚の一つの目安として一尺(約30cm)、
この長さを越えると、いわゆる「オオモノ」となってきます。
実際に尺を僅かに超えたお魚と、僅かに尺に届かなかった「泣き尺」のお魚、
この引き具合の差、取り込みの難しさは、
不思議なことに持っている数値、その差以上の違いが感じられます。
・・・小生だけの感覚かもしれませんが。
もっぱら「オオモノ」は初夏から盛夏にかけての小生。
今秋の、そして、今年の、石徹白川は厳しい結果でした。
日の出の時刻が遅くなった昨今、どうでしょう朝5:30くらい?
白み始めてから出立した道の駅「あゆパーク」、
雲一つない快晴の様子は星空が綺麗でした。
それでも峠を越えて石徹白に下ると濃い霧が。
早朝の石徹白橋から上流を望む石徹白川。
今年も遥か遠方の山々は霞んでいます。
いつものポイント、キャンプ場の対岸は残念、ご同輩のお車が。
今少し林道を上流に進み、別荘地から川に降り立ちます。
このころからお空が徐々に明け始め、
霧なのか雲なのか、お空に占めるその白い割合が減っていきます。
まだ緑が主体、9月下旬の渓流風景。
それでも、薄暗い早朝ですが、探せばちらほら、赤や黄の暖色系が。
自分のいる場所は山影の中。
昨日までの台風の加減、岩が濡れ暗い感じの河原です。
それでも釣り始めて暫くすると、遥か遠くに陽に照らされた山々が。
・・・秋の朝、陽の登りは誠にゆっくり。
日陰にとっぷり隠れた流れの緩い浅目の淵。
秋のお魚のたむろを期待して、幾度か仕掛けを振り込みますが・・・
かわいいサイズのアマゴさんでした。
山影が故、露出が稼げずシャッター速度がスロー。
何枚か撮影した中で、どうにか見られる絵はこれのみで。
秋の山の朝、それでも、日向は直ぐそこまで迫っています。
・・・少し寒いくらいの朝でしたが、
これはこれで、暑くなりそうな・・・
う~ん、やっぱり・・・
でも、乾いた風、暑さの質が今までと違うような。
その為でしょうか?
右手に流れるエグレは鉄板ポイント、
僅かにアタリは有るのですが、針には乗らず、でした。
完全に明るくなった石徹白川。
お空は青い快晴、川面の照り返しは眩しく。
これだけ見ていると、まだ夏、の感じもしますが、
小生のダメダメな本日の釣果、それが秋の到来を物語っていますね。
・・・いや、そりゃ、いつも。
<データ>
9月19日 石徹白川 エサ :ミミズ、ブドウ虫
竿 :8.5m 渓峰本流
仕掛 :・針 吉村7号
・錘 1~B2号
おはようございます
返信削除石徹白川釣行、お疲れ様でした!
この景観、見るだけでも価値はありますね~
この時期の渓魚は、なかなか釣れませんけど
見透かされているのかなぁ��
ここは熊は、大丈夫なのでしょうか?
以前遭遇したと、見た記事ありますから…
これで納竿ですか
もっさんさん、こんにちは。
削除はい、景色はとても良かったです。毎年訪れる石徹白川、ここで数釣り・大釣りが出来た試しのない小生ですが、この景色が見たくて足を運んでいる、そんな気もします。今回の別荘地近辺は人の気配もあり、余り熊の不安は感じませんでした。もっとも、出るときは人里・市街地にも出る熊さんです、絶対、はありえませんがね・・・鈴、ホイッスル、スピーカー果てはナタまで、用意は万全です(笑)。
今週末を最終釣行に考えていますが、さて、益田川上流にしようか、木曽の渓にしようか、悩みは尽きない昨今です。
こんばんは!
返信削除石徹白も暫く行っていない川の一つになってしまいました。
釣果は、ともかくこの季節、爽やかな気候と風景を見に行くだけでも価値はあります。
最終釣行に期待をしています。
ちなみに私のブログにコメントを入れてくれる「かつ丼」さんは、長良川の支流で顎のしゃくれた、尺上のアマゴを釣られたみたいです。
アサシンさん、こんばんは!
削除かつ丼さんは確か・・・仕事が忙しいけど、何とか長良川に行きたい、と言ってましたね。
やっぱり、神さま・仏さまは見ていらっしゃるんですよ。
本日の小生最終は木曽 西野川でした。
県を2またぎしての悪行三昧、結果、神仏のご加護も薄く・・・
だったのですが、最後の最後は一時間、怒涛の釣果でした。
詳しくは明日、UPします!