去年の師走はそのドサクサに紛れ、家内に内緒で購入した剛竿は、
シマノ SG パワースペックZR H+ (以下SG PS ZR H+)です。
旧海軍の戦艦 大和型のように、未だその存在、家内には秘匿なのです。
・・・知られたところで家内にとって、竿なんかタダの伸び縮みする棒。
あくまでも、秘匿を続けるべき所以は、その高額なお値段なンです!
(いやらしい、お話で。)
・・・かの戦艦大和だって、存在は薄々で一部国民・敵国に知られていました。
あくまでも、秘匿を続けたのは、その主砲の破壊力と艦としての能力?
SG PS ZR H+ も竿としての能力は、如何ほどのものなのか?
今シーズンを通じて3回の使用。
初戦は4月の飛騨白川郷 庄川にて42cmのブラウンを。
第二回戦は6月の長良川、思いはサツキマス、が、思いと裏腹のボ~ズ。
そして三戦目も6月は宮川下流。
アサシンさんのご指導もあり、尺上ニジマス2匹の釣果でした。
二勝一敗はSG PS ZR H+。
・・・ここで、ご諸兄各位にはお詫びです。
シマノ SG PS ZR H+、 その胴調子ややり取りでの優位性、
竿の具合加減を期待された御仁には、正直、ごめんなさい。
ご存知のように小生、とてもそれを述べられる程の腕前・表現力では無くて。
比較として、手持ちのシマノ SG ロング、
それとの大まかな相対となること、精進途上の身の上故、ご容赦願います。
SG ロングは最長10m、SG PS ZR H+ は9.5mです。
でも重量は290gと360gで反転。
釣行中は無我夢中、余りその差は気にならないのですが、
一日中で振り終えた後では疲労感・重さの違いに気が付きます。
(特に腰あたり、なぞ。)
小細工加減もナゼか長いSG ロング の方が良いような。
・・・ただ単に、使い慣れたか・否か、の差かもしれません。
同じ錘でかなり遠間のポイントを狙った場合、
SG PS ZR H+ は、もうひとランク重い錘でないと届かないような。
・・・そんな感覚です。
流れに乗って錘が川底の岩に当たる感度、
・・・そんな感覚です。
流れに乗って錘が川底の岩に当たる感度、
伝わるコツコツ感もSG ロング の方が繊細に捉えられるような。
しかしながら・・・
落込み後の勢いのある流れでの重く大きなお魚、
それが掛かってからの展開はSG PS ZR H+ に分があるような。
掛かった直後にお魚は暴れ、走ります。
その勢いを如何に止めるか・抑えるか。
白川郷庄川での40cm級のブラウンは、
慌てずに素直に竿さえ立てれば、お魚は岸に寄ってきてくれました。
撓んだ竿の反発力。
SG ロング よりSG PS ZR H+ の方が上なのでしょう。
腕力のみならず、少し膝を曲げての中腰で。
結構に全身の力は要りますが、そこが釣りの醍醐味!?
もっとも・・・
お魚の位置をロストしてしまうと、残念無念はそれまでですが。
如何せん、世の中のご様子しかり、私事・業務で出陣の少ない年でした。
でも、まだ晩秋の信濃 犀川、はたまた、新春は遠州 気田川と、
剛竿を振りまわす機会は、これからかと。
・・・秋本番の小寒い風を感じながら虎視眈々。
消化不良のシーズンを後に、モノ思う小生です・・・
<渓流風景はその晩秋は犀川から>
こんにちは!
返信削除剛性の高い竿はパワーが大物には有利ですね!
その竿があれば、鮎もやれますよ。
柔らかい竿で大物をかけた時のスリリングなやり取りが、私は好きです。
値段が高いので、損傷だけは気をつけて、今後の活躍に期待しています!
アサシンさん、こんばんは。
削除折角にも購入した剛竿ですが出番の少ないシーズンで、そんな中、宮川での尺マス釣りではアドバイスをありがとうございました。
シーズンが終わって約一か月、このところ「ご無沙汰」で手の震えが止まりません。そろそろ「秋の釣り」に出かけようと思うのですが、なかなか日程の折り合いがつかずで。
本格的に寒くなる前に剛竿抱えて行ってきます。
こんばんは
返信削除10メートルの渓流竿ですか~
値段は知りませんが、高そうな竿ですね
奥さんに値段を知られないよう気を付けて下さい��
家でも竿は、どれも同じと思っているので
それが幸いしております(笑)
今シーズンは、コロナ禍でしたし
釣行回数も、激減だったでしょう
来シーズンは、その剛竿で大物を仕留めて下さい
もっさんさん、こんばんは。
削除はい、ほんと、高い竿でした。でも、恐らくですが、お手元の鮎竿と比べれば差ほどでも無いのでは?釣具屋さんで見ると、アユ釣りのお道具はどれも洗練された感じがします。その種目を釣ることに特化したお道具。でもそれは渓流釣り具も一緒かもしれませんね。
来シーズンこそは思う存分、振り回したいです。