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2021年9月19日日曜日

空高く台風一過 石徹白川釣行

 

オオモノが期待できる秋の渓流釣り。

と、よく言われますが、
実際のところ、秋にそのご相伴に預かったことが無い小生です。

渓流で釣れるお魚の一つの目安として一尺(約30cm)、
この長さを越えると、いわゆる「オオモノ」となってきます。

実際に尺を僅かに超えたお魚と、僅かに尺に届かなかった「泣き尺」のお魚、
この引き具合の差、取り込みの難しさは、
不思議なことに持っている数値、その差以上の違いが感じられます。

・・・小生だけの感覚かもしれませんが。

もっぱら「オオモノ」は初夏から盛夏にかけての小生。
今秋の、そして、今年の、石徹白川は厳しい結果でした。


日の出の時刻が遅くなった昨今、どうでしょう朝5:30くらい?

白み始めてから出立した道の駅「あゆパーク」、
雲一つない快晴の様子は星空が綺麗でした。

それでも峠を越えて石徹白に下ると濃い霧が。
早朝の石徹白橋から上流を望む石徹白川。
今年も遥か遠方の山々は霞んでいます。

いつものポイント、キャンプ場の対岸は残念、ご同輩のお車が。
今少し林道を上流に進み、別荘地から川に降り立ちます。



このころからお空が徐々に明け始め、
霧なのか雲なのか、お空に占めるその白い割合が減っていきます。

まだ緑が主体、9月下旬の渓流風景。
それでも、薄暗い早朝ですが、探せばちらほら、赤や黄の暖色系が。



自分のいる場所は山影の中。
昨日までの台風の加減、岩が濡れ暗い感じの河原です。


それでも釣り始めて暫くすると、遥か遠くに陽に照らされた山々が。

・・・秋の朝、陽の登りは誠にゆっくり。


日陰にとっぷり隠れた流れの緩い浅目の淵。

秋のお魚のたむろを期待して、幾度か仕掛けを振り込みますが・・・


かわいいサイズのアマゴさんでした。

山影が故、露出が稼げずシャッター速度がスロー。
何枚か撮影した中で、どうにか見られる絵はこれのみで。


秋の山の朝、それでも、日向は直ぐそこまで迫っています。

・・・少し寒いくらいの朝でしたが、
これはこれで、暑くなりそうな・・・


う~ん、やっぱり・・・
でも、乾いた風、暑さの質が今までと違うような。


その為でしょうか?
右手に流れるエグレは鉄板ポイント、
僅かにアタリは有るのですが、針には乗らず、でした。


完全に明るくなった石徹白川。
お空は青い快晴、川面の照り返しは眩しく。

これだけ見ていると、まだ夏、の感じもしますが、
小生のダメダメな本日の釣果、それが秋の到来を物語っていますね。

・・・いや、そりゃ、いつも。

<データ>
9月19日 石徹白川 
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿     :8.5m 渓峰本流
仕掛    :・針 吉村7号 
       ・錘 1~B2号
       ・糸 天井糸 0.6号 3m 
          水中糸 0.3号 4.5m
釣果    :アマゴ 6寸 1匹
       *後にも先にもこれ限り
気温    :16~20℃ 
天候    :晴れ
表層水温  :17℃
月齢            :12.1