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2022年6月12日日曜日

釣り餌はミミズの養殖

 

相も変わらず小生、今年も春先からミミズの飼育を行っています。

どういう訳なのでしょう・・・

昭和初期のエロ・グロ・ナンセンス、
そこからエロだけ除いたような小生の人生、
それを模したが如くの「ミミズ・ねた」なのですが。

コアな読者が居られるようで、
ナゼか毎回、訪問者数が伸びるンです、ハイ。


今年は郡上八幡は城南の釣具屋さんから「郡上天然ミミズ」が手に入らず、
R156沿いは長良川鉄道ガード脇の釣具屋さん、
そこで購入した「郡上気良の天然ミミズ」での養殖です。

改めてナンセンスとは・・・
「くだらない、ばかばかしい、意味がない」の様です。

思うにこの釣り餌ミミズの飼育も、
僅かでもサイエンスの香りが立つような、
科学的・学術的なアプローチを取り入れれば、
若干なりとも「センス」の「ある」ものになるのでは?

浅はかな小生の知恵、そんなことから、
今年の飼育からは計数とか分量を明らかとすることに。

購入した「郡上気良の天然ミミズ」は斯様な容器に入っていました。
昔懐かしい、駄菓子屋での「小豆氷」の入れ物かな?

中身はもみ殻が混ざった土、意外と湿り気は少なかったです。

ミミズの数量は双方で36匹と42匹でした。
大小入り混じったサイズから、重量で封入量を決めているのでしょうかね?

検疫上?はたまた飼育中の小虫・小バエの発生、
その防止の観点から一旦、
もみ殻土を除くため洗面器に水を張ってミミズさんを洗いました。

・・・毎年の郡上天然より、明らかに小振りで細めな気良天然ミミズ。
これは巨大化・肥大化、そのヤリ甲斐が、ふつふつと湧いてきます・・・



35cm×25cm×深さ11cmのタッパ容器、
その中に4cmでカブトムシの飼育マットを入れます。

加える水量は350mlのバドワイザー缶、それ2本分は700ml。
・・・ゲコな小生です、ビールの銘柄、これはあくまでも家内ご用達。

これをよくかき混ぜて、飼育土は出来上がり。

ミミズのエサとしては、
昨年までは「お茶の出頭&コイン精米の無料米糠」でしたが、
今年からは米糠オンリーで、毎週は一握りほどパラパラと土に混ぜます。

この米糠を振り掛けた後、よ~く土と混ぜ馴染ませます。

・・・米糠がダマになっていると、いずれそれが固まりで発酵、
お手入れを怠り失敗した糠味噌が如く、
とてもとても強烈に香り立つ、白いウ〇チのような代物が・・・

いえ、ミミズさんは喜ぶのでしょうが、
そこに手を入れて釣行準備の小生にしてみると、
如何にMな性分と言えども、やはり抵抗があるのです。


米糠の保存も虫が湧かないよう、ジップ・ロックで厳重に密閉します。

恐らくですが、この米糠が発酵して酸素不足・容器内高温となるのでしょう、
その対策は金魚のブクブク、エアーポンプで強制空冷・強制酸素送りです。

もちろん、容器内が高圧にならないよう、空気が循環するよう、
タッパ容器の蓋にはメッシュ・サイズ#40のステンレス網
それをΦ30丸穴を十数個も均等に開けて接着です。

・・・小虫の侵入防止も兼ねて。

して、飼育開始から一か月後の結果です。
あくまでも、飼育箱からのランダム・サンプリング。

写真に比較の対象が無くて判り辛いかもしれませんが、
購入当初より、太さ・長さも段違い、上手く成長しています。

大きめなサイズだとこれくらいに。

あまり大きなミミズだと、お魚も警戒して喰いが悪くなるのでは?
そんな心配をされるご同輩もお見えと思います。

・・・これも経験上ですが、
ミミズ通しに目一杯で通る長さ、7~8cmなら全く問題ないですね。
写真のミミズさんはもう少し長め、それでも喰われました。

むしろ小さめ・細めのものよりアタリの出方が良くて、
小アマゴ・小外道様は突くばかりで好都合です・・・



昨年は見られなかった小さなミミズも増え始め、
5月下旬には繁殖にも成功しました。

・・・あまりにも小ミミズが増え過ぎちゃって、
土の入れ替えと同時に、先週、何割かは箱庭に無罪放免を。


・・・エロ・グロ・ナンセンス。

今年も「郡上気良の天然ミミズ」転じて「尾張米糠強制酸素ミミズ」、
その巨大化・肥大化を目指して順調に飼育は推移しています。

オジサンはエロは無くてもセンス有り!?

でも、グロだけは除けそうにありませんね。


<おまけ>

秘技・ウエーダー内部の乾燥!

晩春から大活躍の透湿ウエーダーでした。
涼しくなる秋口から、また活躍です。
それまでは、ひと時のお休み。

梅雨のこの時期、内側を洗濯すると、乾きが遅くって。

<渓流風景は庄川から>

















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