・・・渓流釣りのネタではなくて恐縮です。
お盆明けから昨日まで、お仕事にて隣国は韓国の仁川(インチョン)へ。
あちらの国も今の日本と同様でコロナ禍の真っ最中。
お仕事とは言うものの、もう、綱渡りはヒヤヒヤの渡航でした。
小生、毎週末の渓流では、釣れぬ・釣れぬで一人、山の中の河原を徘徊です。
同じように、今少し若かりし頃は出張で訪れたそのお国、
空いた時間は一人で気ままに徘徊でした。
メキシコやロシアはご存知のように、人的要因で若干のヤバい感じが。
それに対してスロバキアは田舎町でしたが、
晩秋は日暮れ後の散歩、それは現地の方に止められました。
どうも森から村へ、ヒグマがゴミをあさりに出没するようです・・・
そのことを思えば今回の韓国での「ひとりふらり」、
明るい町並みと自分に似た顔立ちの皆さま、
決して若くはない小生でも、全く不安はありませんでした。
・・・ただ、標識や道案内、お言葉はハングルのみ。
英語でも併記されていれば、鈍い小生の感でも若干は働くのですがね。
しっかりとマスクを着用して、のんびりと夏の夕刻を散歩です・・・
<川沿いの遊歩道は散歩道>
仁川の町の中心を流れる大きな川、それ沿いに遊歩道が延びています。
海に面した仁川、その大きな空港も島の中でした。
対岸の仁川の町も、その大部分は埋め立てられて出来たそうで。
居並ぶ高層マンションは、さしずめ東京の有明近辺?
そんな干潟であった仁川の海辺、今でも海産物が名物なようです。
大きなカニさんのオブジェ、
その下の岩に書かれた白いハングル、何て書いてあるのかは不明です。
もう少し、下流に向けて遊歩道を進むと・・・
今度はエビさんでしょうか?展望台になっています。
ここで小生、展望台で一服の方をお見掛け、おもむろに同じく火をつけて。
そうしたら背後から、オジサンに大声で叱られて・・・
何に怒っているのか分からずも、オジサンは小生の携帯灰皿を見たらお静かに。
きっとタバコのポイ捨て、それを危惧されていたのでしょう。
喫煙される方は多そうですが、携帯灰皿は普及していない様子です。
海に近い川沿いの遊歩道、その近くには近代的なビル群が。
自然と調和のとれた街並みは、
きっと海鳥たちには良い環境なのかもしれませんね。
<大きな車が多い社会>
小生が乗っている軽自動車は日本のみの規格ですが、
ここ韓国はリッター・カーが同じような存在のようです。
それでも、その台数は見る限りとても少ない様子でした。
もっと田舎に行けば増えるのかも知れませんが。
街中を走る車は大型のセダンが多く、色もナゼか白と黒が大半です。
一昔前の日本のようですね。
でも、そのセダンの大きさが半端なく、日本での3ナンバー車ばかり。
排気量が2000CC以上は当たり前、
それにターボやオートクルージング機能が付いていて。
大きなSUVや電気自動車も見かけますが、
大型でも不思議とワンボックス車はゼロでした。
現代、KIA・・・国産が主で残りは欧米車。
日本車はほんの僅か。
そんな大きな乗用車・SUVを、
狭い路地でのすれ違いも巧みにこなし、
古い規格の駐車場では車幅・車長が白枠を超過。
急激に大型の乗用車が増えた、の感がぬぐえません。
・・・名古屋者が言える立場では無いのですが、
皆さまの運転のお作法、それも若干で荒れ気味。
それでも擦らない・ぶつけない技術は流石・・・
大型車が行きかう車道脇の歩道では、
野菜を並べての商い・・・日本には無い風景、のどかです。
<さあ、お仕事、お仕事・・・初日>
もちろん、物見遊山のご訪問ではなく、お仕事での仁川訪問です。
翌日からはバッチリとお仕事を。
・・・で、昼間のお仕事が終わると、次は夜のお仕事です。
初日の夕食は焼き魚。
海が近い仁川の町、改めて海産物が豊富なのです。
ホッケかヒラメの仲間?脂の乗った美味しいお魚でした。
・・・「お尻の強度」がとても弱い小生です。
辛い食事はムリと伝えたら、とても胃腸にやさしいお料理を。
ありがとうございます、意外にも(失礼)、無理強いの無い韓国の方々です。
<お仕事・・・二日目>
二日目の晩は、なんと、お刺身です。
・・・これも、大切なお仕事なのです、夜の。
一見すると商業施設の建物、その一階部分は多くの鮮魚屋が連なっています。
馴染みのお魚屋さんで今日の素敵な一品、
生簀からネタのお魚を吟味します。
ご一緒だった取引先の社長様、この魚市場では顔が効くようです。
「そのタイを刺身で、小魚は煮つけで・・・」
とトト屋の主に言われたのかは、ハングルです、不明です。
も~う、結構、大き目な真鯛です(嬉)。
商業施設の二階部分は小料理屋が軒を連ねます。
先ほど、階下は一階のトト屋で注文したお魚達、
何とも美味しそうな、斯様なお姿になってしまいました。
お刺身と来れば日本人はお醤油にワサビなのですが、
ここでは一風変わった味わいが楽しめます。
少し辛めの味噌にニンニクを混ぜ込んだシロモノ、
これをお刺身に漬けて食べるのです。
意外にも、これが結構イケまして・・・
案の定、翌朝は体中からニンニク臭が。
<お仕事・・・三日目>
初日の三の丸は焼き魚、翌日の二の丸は真鯛のお刺身でした。
そして三日目の本丸は、やってきました!焼肉です!!
・・・これも重要なお仕事、なのです。
韓国風の古風な建物は、とてもオシャレなレストラン。
前菜は、これまた軽くお刺身で。
そして、真打登場!!!
・・・てか、
これって、焼肉じゃなくて、ステーキなのでは??
これも大切な職務なのです、
とても文句は言えません(言わない、言わない)・・・
こちらの方々、高麗人参パワーなのかニンニク・パワーなのか、
斯様な宴の席ではとてもお元気、お酒も入り大声で会話が弾みます。
・・・コロナ禍の昨今、日本では「黙食」なのですが、
そんなことはどこ吹く風、底抜けにしゃべり捲られます。
その為なのでしょうか?
参加者には1回2回で収まらず、3回も罹患された方も。
「デルタは辛かったけれど、オミクロンは軽い軽い・・・」
などと、強者は豪語されます・・・
静かに食事を取る日本人、もう、勘弁して~。。。
<インチョンの中華街>
無事にお仕事も終えて最終日、仁川の中華街へランチに伺います。
日本にも横浜や神戸など、港町には中華街がありますが、
ここ仁川も港町、ご同様に古くから中国人がお暮しになられています。
韓国風と中華風。
一見すると日本人には区別が難しいイメージですが、
訪れてみると何となくですが、その違いが判ってきます。
色鮮やか・ハデな色彩は中華風。
そこに若干ですが、ワビ・サビが加わると韓国風?
地政学的にも納得の、小生の手前勝手な解釈なのであります。
連日の夜のお仕事で胃腸も疲れ気味、ランチは軽くラーメンで。
決して、イタリアンはスパゲッティ、ではありませぬ。
<さあ、日本へ帰国の準備です>
無事に全ての任務を完了、帰国に向けての準備です。
病院の綺麗な看護師さん、
彼女にお鼻へ綿棒を突っ込まれてのPCR検査なのです。
結果は陰性、ヨ~ソロ~!
お土産も海苔に高麗人参、おまけにラーメンと、こんなにたくさん頂きました。
しかし、入んないよ、スーツケースに。
空港では免税店、忘れては絶対にダメな、家内へのお土産を調達します。
絹で出来た裏表がリバーシブルな手提げ袋、
白赤青と色彩豊か、民芸品売り場にて購入しました。
その売り場のおねえさん、頼み込んでファインダーへ。
「マスクを取って頂けないでしょうか?」
の、小生からのお願いに、
「規則で屋内は取れないの」
と、やさしくささやくように、にっこりとお答えが。
・・・流石、ガードが固いです。
帰路は1.5時間の飛行機と、同じく、1.5時間の名鉄電車、
無事に帰宅が叶いました。
それでも・・・
しっかり者の我が家内、
帰宅後は暫く、小生自室での隔離生活です。。。
こんにちは!
返信削除韓国へ仕事、お疲れ様でした。
私は、先日からコロナに罹患してしまい釣りにも行けずにこのまま、シーズンオフを
迎えそうです。
仕事はいえ、海外でのコロナ対策、食事のマナーなど気を遣うことが多そうで大変ですね。
コロナは手強く、喉の痛みや発熱、若干の味覚障害を伴ってます。
このまま、収束してほしいですね。
アサシンさん、こんにちは。
返信削除コロナへの罹患、ご体調は大丈夫でしょうか?
韓国の罹患経験者によると、オミクロンでも最初の3日間は流石にしんどい、と申されていました。
HGの高原川、宮川下流は残念ながら9月9日で今シーズンを終えますが、小坂川や秋神川は9月末日まで大丈夫です。
早くご回復をなされることをお祈り申し上げます。
こんにちは
返信削除このご時世でも、海外出張あるんですね
お疲れ様でした😅
仕事もさる事ながら、美味しい物も満喫されたみたいで
それはそれで、良かったですね♫
帰宅後からの、隔離期間💧
大変だったかと
家は、リアル隔離期間でしたから😰
もっさん
もっさんさん、こんばんは。
返信削除ははは・・・もう、罹患覚悟での出張でした。そうとなれば開き直り、楽しまなくっちゃ!とばかりに。。。
でも食べてばかりでは無くて、ちゃんとお仕事をしてきましたよ。
昨日でようやく自室軟禁は解除でした。早くフツ~に海外出張できる時が来ると良いんですがね。