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2022年9月25日日曜日

今期最終 馬瀬川上流渓流釣行

 

今年は曜日の並びが悪く、
つい先日が秋分なのに、今週末が今期最終釣行です。

その週末も土曜日は台風一過で恐らくは増水の強風。
それを嫌っての日曜釣行は、翌日の業務を考えると短時間の早上がり。

今シーズンを思わせるような、せわしない最終日でした・・・


<雨台風の後は増水の馬瀬川>

行きつけのポイントは大原から楢谷、
いつものように軽アイゼンを装着して、
湿った土斜面を河原へ慎重に降下します。

川幅一杯、浅瀬にも広がる流れ。
多分、昨日より水は引いているのでしょうが、それでもかなり高水です。

時間の無い最終日。

せわしかった今シーズンも最後は良い思い出をと、
勝手の分かるいつものV字渓谷での釣行としたのですが、
秋深い今の時期での、このポイントでの高水、初めての経験です。


毎度、これ以上はさかくだれない、この狭間まで河原を下り、
いつもの大淵から始めるも・・・

う~ん、
来る都度に感じるのですが、
かつての大淵は徐々に砂礫で埋まり、
本日に至っては単なる大きな落ち込み状態です。


それでも、いつもは何らかの釣果が得られるポイント、
本日は全くの音沙汰なし・・・

思うに、
高水で流れが早過ぎ、
加えて、今の季節の居着きの場所、それでは無いような気が。

・・・ここ最近なのですが、
どうも、秋のお魚の居着き場所、
それが判ってきた気がする小生なのです。


<秋のお魚、どこに居る>

試しに大岩に挟まれた、こんなユルい深場に打ち込んでみると・・・

来た、ビンゴ!
7寸イワナさん!!

そっか~、この「居着き」のパターンさえ判れば!

とは言うものの、
掛かるは良型ばかり、とも限らず・・・

人生、こんなもんです、ハイ。


<お彼岸です・・・不思議な出来事>

岩陰に隠れての狭い居着き場所への振り込み。

それに神経を集中していると、
チリ~ン、チリ~ンは熊鈴の音が背後から。

振り返るとフライさんがお二人、
下流から上流へ河原を歩かれています。

小生に軽く会釈されるフライさんご一行。
川の流れの轟音で声までは聞こえないのですが、
先行しても良いですか?と尋ねられているようです。

・・・困ったな~。
ご同輩とのバッティングを避けて降り立ったV字渓谷です。
まだ釣りは始めたばかり、よもや、ここで、先行者が生じようとは。

とは言え、本日はきっと、皆さまも最終日、
ポイントの「独り占め」はお気の毒と、
親指を立ててのOKサインを。

再度で会釈はフライさん、礼節のあるご同輩です。

・・・まま、なっていないご同輩は会釈もなく、
直ぐ上流から竿を出すのですが、
このご一行は熊鈴の音と共に、ず~っと上流へ・・・

彼らが見えなくなってから、ハタと気が付いたのですが、
あの人たち、一体全体、どこから入渓されたのか!?

ここは深い谷底です。

前述の写真の如く、その直ぐ先の下流の狭間、
おサルさんならいざ知らず、高巻きはムリの危険です。

ましてや、高水の本日、入水しての遡行なんて。

・・・だから小生も、狭間から折り返している次第。


不思議なことは小生の入渓ポイント、
そこから上流は、渇水時なら渡河で遡行が可能も、本日は絶対に無理。

いえ、
小生の判り辛い入渓ポイントから、軽アイゼン装着での退渓なら、
どうにか理解・合点は行くのですがね・・・


<上アゴの太い秋アマゴ>

台風一過は秋本番で冷え込む谷底、
そこでの不思議体験で、ますます寒くなってきました。

それでもようやく、秋分過ぎの遅めの太陽、
深い渓谷にも陽が差し始め、少しばかりは暖も取れて。

「居着き」と思われる場所のみ、重点的に探り釣果が重なります。


時刻は10:00少し過ぎ。
もう一匹出たら、今シーズンはこれにてお開き、と心に決めて。

本日は斯様な岩の間は、弛めで狭い場所ばかりを。

先ほどから仕掛けを「ちょうちん仕様」は、
「天井糸0.7号1.5m+0.6号2.0m」にて。

・・・狭い場所には重宝です。

と!
ここでズッシリ、重めの手応えが!

幸いにも掛かりは十分です、
7m竿の節を縮めての取り込みですが、
お魚の重さで3~4節も納めれば良い程度、
久しぶりの重量級、でも、尺はチョイ無いかな~??

大きな胸ビレ、腹ヒレ・尻ヒレの先端が白く、
何より上アゴが太くて丸く・・・

鼻曲がりを見たことあるけど、これもオスなのかな?

残念、拘りの「マダラ模様」では、まだ無いですね・・・

でも、シーズン最後で斯様なお魚に出て頂ければ。

・・・終わり良ければ全てよし、ですか。



<データ>
9月25日 馬瀬川 
エサ   :ブドウ虫、ミミズ
竿    :7.0m  天平 
仕掛   :針 吉村7号 
      錘 1B~2B号
              天井糸 0.7号 1.5m 
                  水中糸   0.3号 4.5m
         0.6号 2.0m
釣果   :アマゴ 28cm 
         ※採寸後即リリ~ス
          7寸    
      イワナ 7寸    2匹
                   小アマゴ            数匹
気温   :13~22℃ 
天候   :晴れ、雲多し
表層水温 :15℃
月齢   :28.8















6 件のコメント:

  1. こんばんは!
    最後に精悍な顔つきのアマゴ、ナイスです!
    今期は、終盤に台風や大雨などで皆さんも苦労されたみたいですね。
    私においては、コロナに罹患して終わってしまったという始末。
    来シーズンに心を切り替えて頑張って、これからのシーズンオフを過ごしましょう。
    今シーズンの最終釣行、お疲れ様でした。

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  2. アサシンさん、こんばんは。
    先週のAさんとの釣行では、オオモノのニオイがプンプンの馬瀬川、つられて二週連続の訪問となりました。開始早々は今日のパターンが掴めず苦戦しましたが、どうにか持ち直してシーズンを終えました。
    当方も家事や業務で例年よりは回数の少ない年でした。そうですね、これからのOFFシーズンは体力が落ちないよう?例年以上に歩きこむ所存です!
    お疲れさまでした。

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  3. おはようございます
    最終釣行お疲れ様でした😁
    この時期ならではの、ええ型ですね♫
    渓流は、禁漁期間が長いので
    これからしばらくは、困りましたね
    奥さん孝行して下さいね😍
    人の事言えませんけど😅

    もっさん

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  4. もっさんさん、こんばんは。
    アユ釣りは今少し続けられて良いですね。でも、ブログにあったように流石に11月は厳しいですね。今回の釣行はドライのウエーダーでしたが、それでも少し冷えました。
    はい、来期にむけて、暫くは家内孝行に励む所存です!?

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  5. こんにちは。
    シーズン、本日で終了ですね。
    私の最後は2日前の板取川でした。
    まあまあの釣果で良いシメになりました。さて、オフシーズン用に一冊紹介します。「萬サと長良川」サツキマス、河口堰、素石も登場します。
    既読でしたらごめんなさい。
    morikyu

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  6. morikyuさん、こんばんは。
    実は、今、秋神川の民宿なんです・・・
    先週が最終なんて言っておきながら、シーズンの末も末、節操の無いたわけ者は会社休んで1日竿を出していました(笑)。
    本のご紹介、ありがとうございます。このoffに是非、読んでみます。

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