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2023年3月19日日曜日

渓流初釣り~夕まずめの郡上 気良川



彼岸の入りに降る雨は、暖かい雨ではありませんでした。


土曜日の朝、ゆっくり起き出した自宅の窓越し、結構な雨の降り方でした。

さあ、どうしようか?
雨は午後には止む予報です。

冷たい春雨上がりの夕まずめ?
はたまた、
天気晴朗も風強しは朝まずめ?

・・・最近、疲れが抜けないンです、翌日の。

「よし、釣行は本日の午後からとして、
 初釣りは勘も戻っていないから、足場の良い釣り場にしよう。」

斯様な一人詮議の元、郡上 気良川、決まりです。



<遠望も良いのです、気良川は>

お彼岸に入ったとは言え、まだ寒い昨今です。
残念ながら我が腕前、未だにこの季節は不得意なのです。

寂しい釣果も、せめて素敵な渓流風景、それに巡り合えれば。
そんな理由からも、開けた場所にある気良川 特設釣場は好ポイント!

途中、せせらぎ街道から見え隠れする小雨の吉田川、
思ったほどの増水ではなさそうでした。

14:30に到着は気良川。
特設釣場の小屋前の駐車場には、ご同輩の車は一台だけ。

曇り空は雨も止み、流れはそこそこ。
風も弱くて、イヤ、こりゃ、イイ案配なのでは??


開始早々、深場はユルい流れで、アタリです!

今シーズン初めて、焦る心を静め、少し間を置いてのアワせ。
とっ!
残念、一瞬、竿に重みを感じたものの、痛恨のバラシ。
く~!


<お久しぶりです、漁協の巡回さん>

その後も深場、撚れ、弛みに絞ってのガマン比べ。
開始早々のアタリがマグレだったのか、
暫く沈黙の時間は遡行、竿出し、一服、また遡行が繰り返されます。。。


遠くに見える雪山。
気良川はあの麓から端を発して、清流 吉田川・長良川に流れ込みます。

この特設釣場近辺は緩やかな傾斜が続き、
段々の棚(堰堤とは違い、人口の岩ブロック)で流れに強弱が付けられ、
いろいろなシチュエーション、ポイントの経験が出来て、とても楽しめるのです。

結果として、素敵な遠望も。


ただ残念なことに、
初期の渓流釣りで訪れる事がしばしばも、
小生的にはあまりイイ思い出・釣果には恵まれず、で。

そして、そこに「トドメ」を差して頂けるのが・・・

「どうです?調子は?」
それは漁協の巡回さんなのです。

「いや~、アタリはあるのですが、結果には至らなくて。」
こんな問答の場面、何年か前にもありました。

「あれ?おかしいな~?
 そこの下の人、午前は大和で3匹釣られ、
 今しがたはここで1匹、釣れたそうですよ・・・」

・・・はい!
小生、おかしいンです。

水温10℃、アタリに間を置いても、痛恨の見送り・空振り。
(WBCの村上選手?)
夏場ならともかくも、初期の今時分に夕まずめ。
果てはメルカリに生き餌はミミズを出展。

兎にも角にも、おかしいンです、ハイ!



<お魚さん、居るには居るのですが>

毎度、巡回さんの洗礼を受けた後、
引き続きで春の夕暮れが迫る気良川をさかのぼります。


いつの間にか、お空の何割かは青空に。
少しですが風も出てきました。


この棚、意外と深さがあるのです。
小継ぎ7m竿に都合6mの天井糸と水中糸、
それにて白波の向こう側は水面が静かな水域に振り込みを。

夕日で近眼・老眼には目印の視認が厳しいのですが・・・
またしても、ククッと、竿に伝わるアタリが!

「ガマン+ガマン」の二呼吸を置いてのアワセ!

・・・でも残念、やっぱり、空振りなんですね。。。


エサを川虫に替えようと、川に立込み虫取りです。

・・・拘りから、スレ針は吉村渓流を使う小生。
スレ針の利点は、どこに針を刺しても、直ぐに取ることが出来る事。

これ、何もお魚の口だけではなくて、
錘の交換などチョットした河原での作業、
小生は釣り針をエサ箱の首掛け紐に刺すのです・・・

川虫を捕まえ、土手に立てかけた竿に戻ると、
あれ?竿が倒れているじゃないですか?

よくよく見てみると・・・何のこっちゃ??
釣り針をエサ箱の紐に刺したまま、川で虫取りをしていた小生!

水中糸は天井糸から見事にチギれてしまいましたが、
我ながら、ここに至って悪運だけは健在!
竿の穂先は折れてはおらずも・・・


<やっぱり、変化の春先は、小生、おかしいンです>

夕まずめの釣りを終え、
夕食は帰路の途中、美濃加茂の吉野家へ。

久しぶりの吉野家です。
入店早々、あれ?カウンターが無いぞ??

「ご注文を承ってからお支払いを頂き、
 少しこの配膳口でお料理をお待ちくださいね。」
レジ窓口のおねえさんが案内を為されます。

昨今の「回転すし」での悪タレ動画の影響でしょうか?
どうもシステムが変わった様子で・・・


しかし小生、歳を取ったな。
レジでの小さなメニューから、いつもの定番を探すのに一苦労。
ツユだくだの、並だの・大盛だの、オプションを付ける余裕も無くて。

もうこれから、冒険して他のメニューは頼めそうにないです。

ほんと、変化の多い春先は調子が狂います。。。



・・・今年もまた、釣れ釣れなる我が渓流の小旅、
とりあえずは目出度くも、無事に出立です・・・


<データ>

3月19日 気良川 
エサ   :ミミズ、川虫
竿    :7.0m  天平 
仕掛   :針 吉村7号 
      錘 1号
              天井 糸 0.7号 1.5m 
                  水中糸   0.3号 4.5m
釣果   :ピクリだけのボ~ズ
気温   :10~8℃ 
天候   :小雨、雲多し
表層水温 :10℃
月齢   :25.8


















4 件のコメント:

  1. こんにちは!
    初釣行、おめでとうございます!
    寒い日でしたよね。
    実は、私も宮川下流に行ってきましたが、アタリすらなく早々に諦めてしまいました。
    奥飛騨は、雨から雪で寒くて震えてました。これからです、お互いに頑張りましょう!

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  2. アサシンさん、こんにちは!
    ありがとうございます、アサシンさんも釣りに行かれましたか。郡上であの寒さでした、奥飛騨 宮川下流はメチャ寒かったと思います。それでも、行っちゃうンですよね、お互いに(笑)、もう「心の病」ですね。
    お彼岸も過ぎれば、暑さ・寒さも何とやら、これからが楽しい季節です、頑張りましょう!

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  3. こんばんは
    初釣行、お疲れ様でした!
    なかなか厳しい感じみたいでしたけど
    スレ川ですからね、仕方ないですよ😅
    これから暖かくなって、高活性になって
    楽しめますからね♫

    もっさん

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  4. もっさんさん、おはようございます。
    寒い春の夕まずめは厳しい展開の釣りでした。巡回さんもイヤみではなくて、文章で表現できませんが、ホンワカとしたやり取りでした。これからが本番ですね。

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