先週は週の初めと終わりに、様子の違う2つの雨が降りました。
週初めに降った雨は冷たい冬の雨。
雲は北西方向から流れ込み、雨が上がった後は猛烈な風が。
週の終わりに降った雨、それは違う感じの雨でした。
南風に乗った雲から下たる暖かい春の雨。
・・・そうです、これを待っていたのです!
<長良川と前谷川の合流点で>
少し気が早いのかもしれませんが、
待ちに待った暖かい春の雨の後、釣行の行先は郡上白鳥 長良川の本流へ。
尾張北部での昨日の雨は昼前には上がり、
午後は気温も急上昇、出立時の早朝は暖かい朝でした。
しかしながら、
奥美濃は長良川の上流は意外にも路面が濡れていて、
雲なのか、霧なのか、霞がかってお空はどんより、
つい先ほどまで降っていた感じです。
予想はしていたものの、
少し降り過ぎた暖かい春の雨のせい、
長良川鉄道はその終点、北濃駅前の長良川、
その本筋はせせらぎとは程遠い轟音、随所で白波が立っています。
今少し登った前谷川との合流点、そこも同様、
どんより曇った空の下、濁流ではないですが、エメラルドの激流。
<流れに似合わぬおチビさん>
本流釣りがやりたくて訪れた長良川の上流です。
始める前は轟音が響く流れを見て、
前谷川への「宗旨替え」も考えたのですが、
シーズン初期はダメな小生、釣れなくて元々よ!
我ながら、この、キップの良さ!
これだけが取り柄!?
・・・毎年の春に繰り返される、進歩の無いチャレンジ、とお笑い下され。
前谷川の出会いにそびえる奇岩、
そこへの流れの直撃で、直ぐ目の前は激流です。
「さ~て、この流れ、どこを刺そうか。」
暖かい雨の後とはいえ水温10℃、粗忽者も落ちたらアウト。。。
足元の大岩がしっかり根付いていることを確認して、
手前の本筋白波の向こう側、奇岩横を流れ下る激流との間、
表層は落ち着いた水域、長竿ですが「送り込み」で仕掛けを刺します。
その落ち着いた水域、
表層はゆっくりとした上流から下流への流れなのですが、
沈む錘が川底に着底、
すると意外にも目印は下流から上流へ移動します。
本日の激流で複雑怪奇な川底の流れ具合。
いや、こりゃ、イイ兆候!
・・・振り込みと引き上げ、期待を持って繰り返すこと数回、
とっ、来ました、待望のアタリです!
複雑な流れに潜むお相手、
春の本流釣りはオオモノを期待して、
0.3号が切れない程度に力強くアワせます。
激流が重なって、その手応え、良く思えたのですが、
上げてみるとどうでしょう、5寸を少し超えるサイズ。。。
・・・まあ世の中、えてして、斯様な按配なのです。
それでも、お魚をよく見ると、サビの浮いていない綺麗な銀白色。
やっぱり、川底も季節は確実に進んでいます。
その後、このポイントからは、残念、全くの音沙汰は無し。
出会い前の奇岩、その下流の広い淀みでも竿を出してみたのですが、
ここも残念、アタリなく・・・
前方が大きく開けた広い水面、
久しぶりにこんな景色を見てしまうと、
人情として長竿を大きく振り回し、遠投したくなるものです。
・・・結果、背後の枯れ葦に仕掛けを絡まれること、二度三度。。。
糸結び、針仕事で時間を費やしていると、
あれあれ・・・
天気予報には無かった風が吹き始めてきました。
<前谷川へ河岸を変えて>
時刻は9:30、まだもう一戦、仕掛けられる時間です。
一旦は車に戻り、本流竿を小継竿に持ち替えて、
長良川出会いから前谷川を釣り上がります。
本日の支流 前谷川も本流 長良川と同じく、
水は多くて流れが速く、川幅も広いです。
川の水面はその直上まで延びるネコヤナギには要注意、
幾度となく仕掛けを絡まれ、かつ、上流への行く手を遮られます。
それでも、邪魔なネコヤナギの為でしょうか?
アプローチが容易な流れからは音沙汰は無くも、
遮られた行く手を強引に分け入り、
小枝の反発でデコピン(今はワンちゃんのお名前ですね。)を食らいながら、
行き着いた小淵、そこで仕掛けを刺してみてみれば・・・
読みが当たりました、全くの「竿抜け」のご様子です・・・
いや、こりゃ、苦労の甲斐がありますね。
サイズ的には今ひとつ、
でも、その割にはお魚たち、とても元気に走ります。
・・・お魚も、きっと、春の雨を待っていたのでしょう。
小気味よい引き具合と続々に重なる釣果。
時折で川面に沿って吹く強風、
アタリも取りづらく、クシャミも出ます。
でも、これが春なのです、ハイ。
時間が経つにつれて、
風が雲を押しのけてくれるのでしょう、
春の強い日差しが雲間から差し込んできました。
以前はイワナが良く釣れた前谷川なのですが、
本日の主役は差し込む陽に輝く、春色のアマゴばかりです。
長良川の本筋はさっぱりでしたが、
支流の前谷川では思った以上の釣果でした。
やはり、ちょっと、早すぎましたかね?
小生に今の季節の本流釣りは。
でも、来週末辺りなら・・・
<データ>
3月30日 長良川・前谷川
エサ :ミミズ
竿 :長良川10m SG ロング
:前谷川 6m 渓秀
仕掛 :針 吉村7号
長良川
天井糸 0.7号 4.5m
水中糸 0.3号 4.5m
錘 3B号
前谷川
天井糸 0.7号 0.5m
水中糸 0.3号 4.5m
錘 1~B号
釣果 :アマゴ 5~6寸 9匹
気温 :7~17℃
天候 :曇り まま強風
表層水温 :10℃
月齢 :19.7
こんばんは!
返信削除長良川本流での釣り、大場所よりも瀬の方が良かったかもしれませんね。
前谷川では好釣果!
良かったですね。
短竿も10年以上使ったことないから久しぶりにやってみたくなりますね。勝負も早そうだし。
こんばんは!
返信削除長良川及び前谷川釣行
お疲れ様でした!
長良川本流では
期待の大物は出ませんでしたが
前谷川では数が出ての好釣果!
よかったですね
小生も同日吉田川で
竿を出しておりましたが、
目論見通りにはいかず笑
残念な結果でした
(何とか顔は見れました)
白いワゴンの男
アサシンさん、こんばんは。
返信削除大場所の前谷川の出会いでしたが、朝7:00の到着も釣り人は皆無、駐車場で地元のおじいさんとの立ち話、彼のオススメは支流の前谷川でした。
それでも、ど~しても、本流竿が振りたくて選んだ長良本流でしたが、結果は・・・
小継ぎ竿での支流釣行も、本流釣りとは趣も違い、おもしろいですよ。
勝負が早いか・遅いかは、それは各位の腕前次第!?
白いワゴンの男さん、こんばんは。
返信削除出立から一時間、瓢が岳PAでのトイレ休憩は、個室でしゃがみ込みながらの思案事。八幡で降りるか、そのまま行ってしまうか・・・伸るか反るかの結論は、長竿が振りたくて、そのまま走ってしまいました。
吉田川も渋かったご様子、目論見通り行かないのが渓流釣り、でも、そこがまた面白いンですよね!
こんばんは
返信削除アマゴ起こしの水となりましたね♪
時期も来てますし
アマゴも起きるけど、人も起きる🤣
それは仕方ないとしてね💦
前谷川、いい感じでしたね〜
この勢いで来週も楽しんでください
もっさん
もっさんさん、こんばんは。
削除大場所に目が移り、釣りの順番、その組み立てを間違えたような気がしなくもない、長良川と前谷川の釣行でした。先に支流へ手を付けていたならば?
風が吹き出したので、結果的にはこの順番が正解でしたが、難しいですよね、先を読むって。今週末もがんばってきます!