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2016年7月10日日曜日

夏の渓流釣り~石徹白川釣行

ご諸兄各位殿


土曜日は雨が良く降りました。
その次の日、日曜日の朝4:45。
岐阜県奥美濃は白鳥、R156沿いは長良川を渡って直ぐの釣具屋さん。

小生 「おはようございます、奥越の日釣券を下さい。」
店主 「雑魚ですか?お住まいとお名前を、名字だけで良いですよ。」

まだ梅雨は明けていませんが、気温は既に夏本番。
気温が上がると川の水温も上がります。
余りにも水温が上がり過ぎると、アマゴさん、イワナさんの類は元気がなくなり、
人間様同様に夏バテで食欲が低下、釣ることが難しくなってきます。

そんなこの時期から、小生の「舞台」は渓流でも標高の高い所に移ります。
奥飛騨の高原川は好条件なのですが、遠くておじさんには日帰りは無理目。
結果、いつもの行きつけは太平洋側、馬瀬川上流に落ち着きます。

・・・そしてまま、新規開拓も!

今から向かう石徹白川は正真正銘の「新規」では無いですが、
昨年のこの時期に一回こっきり行っただけ・・・良い釣果ではありませんでした。

店主 「ここ最近はみんな遅駆けだから、この時間ならチャンスだね。
    雨の後だしね。」

なんとも、商売が上手そうなご亭主なこと!
期待を持たせるような、嬉しいことを言ってくれます。



長良川鉄道は北濃駅前、
長良川には朝霧がうっすらと。

さあ、ここから石徹白に向け、
前谷川沿いをエイこらしょ、
標高1,000mの分水嶺、
桧峠越えです。

軽巡ハスラー号のシフトを
スポーツ・モードにして・・・



眼下は郡上の山々、絶景かな絶景かな・・・


スキー場を横目に石徹白の集落へ下ります。
今日はその集落を遙かに超えて福井県側まで・・・


でも、目論見が外れます。
釣具屋さんのご亭主の予想は外れて・・・
時刻は5:30なのに、もう既にめぼしいポイントの近辺にはご同輩のお車が。
・・・コレって、昨年の二の舞じゃありませんか!?


小谷堂近辺は道路が川より遙かに高いところを通り、入渓が難儀そうです。
運良く川へ降りられそうな小道を見つけ、木々に覆われた坂道を軽巡で突入!


で、出られた石徹白の河原がこんな感じ。
深さのある早瀬です。

恐らく水は若干の増水。
結果、この場所はワンポイント。

早速開始で小アマゴさんが。

下流側への遡行は難しく、
上流に向け歩みを始めます。


石徹白川は川幅があり、本流竿がお似合いです。
長い本流竿を肩に載せ、勢いのある浅瀬を慎重に中州へ渡り・・・
この中州、少なくとも足跡など、ここ最近でのご同輩の気配は伺えません。

チャンス到来!
「こりゃあ、如何にも」って感じの落ち込みと大淵でがんばります。


目印下を2mに設定、ガン玉はB!
底波が生きている様子、流れになじんで表層よりゆっくりと目印は移動。
良い感じです!カモ~ン、「尺」由美子さん!

ところが・・・これがウンともスンともアタリが無く・・・なんで??
やっと来たかと思ったら、またまたの小アマゴさん。


・・・朝の渓流。
日が昇ってくると、まるで水墨画の世界。


うっすらと川霧が表面を覆い、ゆっくりと流れていきます。

渓流釣り・・・

これを嗜む者だけが見ることの出来る、早朝の一瞬だけの川の表情。

釣れませんが、夏の朝の渓流。
このすがすがしさ・・・
大好きです!




・・・しかしまあ、お魚が釣れないからって、写真撮影に没頭。。。
何かこのパターン、コレも昨年と同じような・・・
ホント、進歩の無い小生。



中州を諦め、軽巡で県境近辺まで戻り。
朝一番ではご同輩ががんばられていた瀬、今は誰の姿も居なく。


期待薄ではありますが・・・

落ち込み、せり出した木の下、淵・・・

何でしょう、やっぱりここも、
馬瀬川、吉田川では「絶対」というポイントには音沙汰が無く。

石徹白川。
ボ~ズじゃないけれど、
今回も消化不良です・・・


「何とかと煙は高いところへ登る」と言いますが、Mで高所恐怖症な小生。
今年もまた、高いところを目指す暑い時期と相成りまして候!
週末の冒険、旅は続きます。



<データ>
エサ    :ミミズ、ブドウ虫~双方、食いました。
釣果    :20cm以下の小アマゴ、小ヤマメ 数匹
        意外とイワナさん、ウグイさんにはお目もじが叶わず。
気温    :18~28℃ 
天候    :朝のうち曇、のち晴れ 
表層水温 :16℃





6 件のコメント:

  1. 何時も楽しい記事有難うございます。アマゴやイワナは釣るのが少し難しくなってきてますか?それにしても綺麗なアマゴですね。

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  2. 西巻様、こんばんはです!
    今日はお家芸の「針飲まれ」が無く・・・
    ご推察の通り、活性が下がってきているのかも。

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  3. こんにちは!
    石徹白は岐阜県側の方が良かった記憶があります!
    福井県側は余り良い思い出がありません!
    どちらにしても人の多い川なので早い者勝ちって感じのイメージですね(^_^;)

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    1. アサシンさん、こんばんは!
      昨年は岐阜県側、今年は福井県側、で、結果はドロー。
      僅か数キロの狭いエリア、人が多いと・・・ですよね。
      景色、渓相は申し分ないのですが。。。

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  4. お疲れ様でした。いとしろは遠いですね。私もここはあまりいい思い出がありません。他のブログなんかをみると結構いいサイズを釣られているみたいで。よさげなポイントもあまり記憶にありません。岐阜県側のほうがいいらしいですが、どこかいいエリアあったらおしえてください。真夏の渓流なら益田川上流の青屋川。ちょっと遠いですが、近くにいいオートキャンプ場もあり、おすすめです。

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  5. Morikyuさん、こんばんはです!
    またまたのおいしい情報、ごちそうさまです!
    早速、地図で確認しました青屋川、久々野の奥ですね。
    是非この夏、トライしてみます!

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