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2017年5月5日金曜日

2017GW前半~庄川はしご釣行 その2

ご諸兄各位殿


翌朝は朝5:00起床。
標高約1,000mの六厩、その時の気温が-1℃!
暦の上ではもうすぐ夏だというのに・・・寒い朝でした。


<朝一番は一色川から>

庄川へ下る道すがら、ハスラー号の外気温は3℃を表示。

師匠に成り代わり、本日は小生が作戦参謀。
”こりゃ、水温も低いだろうな・・・”

悩みどころです、庄川本流にしようか、どこか支流にしようか。
作戦参謀は責任重大です。

東海北陸道を潜る手前、良い頃合いの支流があり。
”え~い、朝一番の様子見はここじゃ!”

思慮の浅い、第六感に全てを委ねた、作戦参謀の決断です。。。

入った川のお名前が一色川。

里川的な雰囲気。
容易に入渓が出来そうで、
場荒れが予想されます。

”いやいや、この際、若干でも水温が高ければ・・・”


その期待した水温が、ど~にも、こ~にも、の5℃・・・
”え~い、もうヤルっきゃ、ないわい!ここで。” (やるしかないな!ここで。)

師匠は左岸から、小生は右岸から、さかのぼることに。

ところが・・・
開始早々、本日もメチャ絶好調、さすがです、師匠が一匹揚げます。
作戦参謀の面目躍如。

そして30分後・・・
作戦参謀、自身はピクリのアタリも無く、ただただ一色川の漂泊者。


<川虫とり>

この時、頭をよぎったのは川虫。
本ブログにいつも暖かいコメントを寄せて頂けるアサシンさん。
”春先の釣れない時期は川虫が一番・・・”
斯様なアドバイスを以前に頂き。

人生初の川虫とりにチャレンジです!

一色川に注ぎ込む小さな小川。
その合流点でたも網を下流に沈め、水中の丸石を持ち上げます。

水中で巻き立つ濁り、小石やら泥やら・・・色々な「物体」がたも網に収まります。
で、たも網に溜まった物体を暖かいコンクリートの上に広げ。


暫く様子を見ていると、
物体の中でゴソゴソと
動き出すモノが。

それを逐一で拾い集め、
ミミズさんと同じ水苔の
エサ容器へ。






ヒラタ、キンパクなら、釣具屋さんで買ったこともあり、見覚えがありますが・・・
何だか良く解りません、色々と得体の知れない、不思議な虫が捕れました。


中にはゲジゲジのような輩も。
後でネットで画像を調べたら・・・こやつです、これが噛むんです、小生の指を。
(下画像は他様HPから)


甲も硬くて針が刺さらず、その間も噛むこと、噛むこと・・・痛いです。
こんな虫、お魚も相手にしないだろう・・・もう、釈放です。

一番元気の良い、この子を一番バッターで針に付け。(下画像は他様HPから)


そして、釣れたのが、これまた良く解らないお魚。
海のお魚、ハゼのような、でも胸びれが異様に大きく体色はまっ茶色・・・


一色川。
川虫の類は”多色”なり。

とりあえずですが、
ボ~ズだけは免れました。

陽も高くなり暖かくなってきました。


ぽつぽつと、ここ一色川にもご同輩のお姿が。


寂しい釣果でしたが、一色川を後にして、庄川へ河岸を変えます。



<庄川本流~寺河戸川>


庄川本流は黒谷。

落ち込みのポイントは
師匠 ノンタンさんに任せ、
作戦参謀は釣り上がります。

どうでしょう、
水量は若干のマイナス?
そこそこ渡河が可能で。
・・・初めての本流河川、色々と情報も集めたく。
広く、広域にわたって竿を出してみたのですが、残念ながらここも結果が出ず。


装備を降ろして、お茶かねがね一服を所望。

すると、背後からお声掛けが。
「おはようございます、釣れますか?」

お声の主は漁協の巡回さん。
日券をご覧に入れた後・・・作戦参謀は諜報部員も兼務です。

小生   「いや~、全然釣れないんですよ。他の皆さんは如何でしたか?」
巡回さん 「荘川のインター近辺ではポツポツのようですわ。
      一色川はサッパリのようですのう。
      今年は水温が例年より2度ほど低くうて。」
・・・さもありなん。

巡回さん 「直ぐそこ、堰堤が見えるでしょう。その上が寺河戸川ですわ。
      小さな川ですが養魚場の関係でイワナの数が出ますに。」

・・・頂きました!美味しい情報!諜報部員冥利!
早速、下流でがんばる師匠の元へはせ参じて状況説明、寺河戸川へ向かいます。



<乗りませんでした>

寺河戸川。
確かに小渓流ですが陽当たりが良く。
・・・川の水温上昇も早いのでは?経験上ですが。

時刻もお昼近くになり、本当に暖かいです。


そしてここでも・・・さすがは師匠!
またまた開始早々に一匹仕留め。

毎度の如く、ここでも小生は釣り上がりの漂泊者。。。

しかし!
ようやく出ました、会心の一撃!
先ほど一色川で捉えた良く解らない、元気の良い川虫で。
落ち込み後の白波が落ち着く頃合い、緩めの流れから。
7寸ほどのイワナさんです。



・・・釣れないときの川虫、その効果、勉強になりました。

もっとこの寺河戸川をさかのぼりたいのですが、残念ながら今日はお昼まで。


堤防上の駐車スペースへ戻ると、既に師匠は着替えを済ませ。
小生より調子が良かったといえど、やっぱり師匠も今回の釣行、不完全燃焼。


・・・ハスラー号の隣に駐車されている、岡崎ナンバーのブルーのアクア。
持ち主が戻ってこられました。

ご拝顔を賜ると、何と、女性のフライ師さん!
小生、すかさず、お声掛け!

小生   「どうです?釣れましたか?」
フライ師さん 「いえ、残念だけれど、乗りませんでした。」

フライさんは、何とも風流ですね。
エサ師は”釣れなかった”、フライ師は”乗らなかった”。


次回は真夏に訪れてみたい庄川。
そんときゃ、是非とも”乗せてみたい”です。

師匠 ノンタンさん、またその時はお付き合いを。



朝、日の出の時刻、六厩の気温は-1℃。
そして帰宅した我が家は、なんと25℃!

この寒暖差・・・体に堪えます。


4月30日 
●一色川  7~10時
エサ    :良く解らない川虫  
竿      :6m  
仕掛    :針 吉村7号、 水中糸 0.3号 3.5m
        天井糸 1.5m 
         錘 3号
釣果    :良く解らないお魚 1匹
気温    :3℃~
天候    :晴
表層水温 :5℃

●庄川  黒谷近辺 10~11時
エサ    :良く解らない川虫  
竿      :6m  
仕掛    :針 吉村7号、 水中糸 0.3号 3.5m
        天井糸 1.5m 
         錘 3~2号
釣果    :ボ~ズ
気温    :不明~急に暖かくなってきた
天候    :晴
表層水温 :8℃

●寺河戸川  11~12時30分
エサ    :良く解らない川虫  
竿      :6m  
仕掛    :針 吉村7号、 水中糸 0.3号 3.5m
        天井糸 1.5m 
         錘 3号
釣果    :イワナ 目測7寸 1匹
気温    :不明~暑かった
天候    :晴
表層水温 :10℃




2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    川虫を使われたのですね(^-^)
    訳のわからない川虫はヘビトンボの幼虫みたいです。
    魚の方は、カジカかアユカケではないでしょうか…カジカは高級魚、アユカケは絶滅危惧種だったような…。

    庄川も御手洗、一色などメジャーな所はスレているので川虫が有効だったと考えます。

    水量があるときは、もっと下流の平瀬地区が釣れますよ!本流竿になりますが…(^_^;)

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  2. アサシンさん、こんばんは!
    過日は川虫の有効性をお説き頂き、ありがとうございました。
    お陰を持ちまして、高級魚?もしくは絶滅危惧種?に出会えました。
    ・・・グロテスクな容姿でしたが。
    また庄川情報もありがとうございます。
    暖かくなったら、もう少し下流を長竿で攻めてみます!

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