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2017年7月23日日曜日

夏の郡上 長良川釣行

ご諸兄各位殿



さ~て・・・

本日のブログ、題名に「サツキマス」を入れようか・入れまいか。
迷った挙げ句は変哲の無いお題となりまして候。


当の本人。
小生はサツキマスを狙いに、長良川へ朝早くに出かけたつもりなんですが、
終わってみるとその釣果、余りにもかけ離れており・・・


いえ、数は釣れたんですよ。
軽くツ抜け、どうでしょう十数匹。

しかしながら・・・
そのお魚は、長良川に生息するコイ科の全種目を満遍なく・・・



<八幡は自然園前>

早朝5:30、郡上八幡の長良川河畔。
うら若き女性がひとり、川の畔で流れを見つめています。
お年の頃は20台後半?ジャージ姿。


♫ 京都~ 大原三千院~♫  古いですが、斯様な歌詞が頭をよぎり。

・・・いけません。
何があろうと、無かろうと、「間違い」の前に、お声を掛けなければ!

小生   「おはようございます。」
おねえさん 「あ、おはようございます。」
小生   「どうされました?こんなに朝早く。」
おねえさん 「いえ、午前中は子供達が川で水遊びするので、その様子を・・・」

・・・何のことは無く、聞けば、おねえさんは小学校の先生でした。
そうか、もう夏休みなんだな。

先生のお話では、9:00ころからちびっ子達がここで川遊びされると。
・・・とすると、ここは余り長居が出来ません。

早速、釣りを始めます。



<背後からの視線>

川の中に友舟が浮かべてあります。
しかし周囲にはまだ、何方もお見えにならず。

・・・気にはなりましたが、友舟で場所取り??そりゃ、ナイっしょ。



この自然園前の淵。
以前からR156を通る都度、良さげなポイント!と思っていました。
本日は初挑戦!

しかしながら、揚がるお魚は大小かねがね、ウグイ、ハヤはお外道ばかり・・・

それでも負けじと、10m竿を何度も何度も振り込みます。
ミミズ、ブドウ虫・・・どちらでもホント良く釣れます、お外道が。
で、ト~ゼン、エサばかりが消耗します。


しゃかりきになっていると、背後に何者かの気配が・・・
振り向くと、釣り姿のおじいさんと大きなワンちゃんが一匹、
小生をジ~っと見ています。

小生 「あの~、ひょっとして、ここのポイントを待っていられるんですか?」
おじいさん 「いえいえ、気にせず続けて下さい・・・川は早い者勝ちですから。」

アユ師さんと思わしきおじいさん。
川の掟を心得て居られます。

いや、しかし、そうは言われても・・・

背後から恨めしそうに見られていては、こちらも集中が効かず。
おまけに、お連れのレトリバー君の目、こう、何かを訴えているような・・・
イヤだな~、もう。


小生 「場所を代わりますよ。アマゴだから釣り上がりますんで。」

しばし、釣りの手を休めて、おじいさんとお話しします。

アユ釣りのおじいさん、お住まいは長良川の下流域。
キャンピングカーで泊まり込みのアユ釣りは昨日から。
川に浮かんでいる友舟はおじいさんの所有。

渇水気味の長良川、瀬・浅場ではアユも思うように掛からず。
そんなときは斯様な淵・深場でオトリを回遊させ、掛けるそうです。

・・・こりゃ、アマゴ釣りとバッティングするワケですな。

この辺りは「我が家のお庭」と称するおじいさんから、
200m程上流にもっと大きな淵があると聞き及び。
・・・ちびっ子達の水遊びも控え、やはり、おじいさんに場所を譲ることへ。


<まあ、こんな日もあります・・・>

装備をまとめ歩いて10分ほどの上流、おじいさんの言われるとおり大淵が。


その流入口は落ち込みで。
流心、その際、スジを変えタナを変え・・・がんばるのですが。


ここもお決まり、オイカワ、カワムツ・・・お外道様のオンパレード。
今日に至っては小アマゴさんさえ掛かること無く。
ど~も、歯車が噛み合いません。


再々度での移動、おじいさんに譲ったポイント、そこを遙かに越え下り、
自然園前駅のその前の落ち込みまで。


長良川鉄道、その気動車の汽笛、虚しく郡上の山々にこだまします・・・


う~ん、雰囲気はバッチリなんですがね。

ここもウグイ、ハヤ、オイカワ、カワムツ・・・本日は一番で種類が豊富な大淵!
さすが、自然豊かな清流 長良川!


大きく美並へ場所替え、先月は大アマゴさんを釣り上げたポイントへ。

・・・ところが、ここはアユ師さんで釣り座が塞がり、全てが徒労、打つ手なし。

たまたま来られた漁協の巡回さんのお話では、本日は大和でアユ釣り大会。
で、ポイントと覚しきポイントは、余波から満員御礼。

残念、時刻は11:00、竿納です。


時期的に本日が最終でしょうね、サツキマス釣り。
また来年、がんばりますか!

夏の郡上 長良川。
サツキ、アユ釣り、川遊び・・・おまけに「おどり」も始まって。

山々に響き渡る夏の音色・・・良いですね、賑やかです。




<データ>
7月23日 午前中のみ
エサ    :ミミズ、ブドウ虫
竿      :10m  
仕掛    :針 吉村8.5号、 0.7号トオシ 9m
         錘 B2~B3号
釣果    :お外道様 ご一行
気温    :23~26℃  
天候    :曇 日差しが無く、雨も降らず
        ここだけはラッキー!
表層水温 :21℃


4 件のコメント:

  1. こんばんは(^-^)
    長良川に行かれたのですね!
    高原川もそうですが、相当な流れのキツイ所しかヤマメは出てこないです。
    ガンガンの白泡の中に重量級のオモリで狙ってやっと、本流らしいのが釣れた感じです。
    ちなみにこの前は4B×2+3Bでした。

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    1. アサシンさん、こんばんは!
      正直なところ、そのキツめの流れが見受けられ無かった、あってもご先客がお取り込み中・・・
      斯様な長良川でした。
      次週は分水嶺を越えて、流量豊富な日本海側へ行って参ります!

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  2. こんにちは。私は22日に吉田川へ行ってきました。さすがに長良本流ほどの賑わいはなく、ポイントはあちこち選べる状況でしたが釣果は同様。キープサイズは2匹のみでした。朝からこの暑さにはまいります。アサシンさんのおっしゃる通り急流直下のみですね。ほんとにこの時期は流量のある冷水域でやりたいです。短仕掛になりますが、も少し水量が上がれば、亀尾島上流も面白いですよ。昔のホームグランドですが。健闘をお祈りします。

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    1. Morikyuさん、こんばんは!
      お久しぶりです!
      今年のサツキ釣果は如何でしたか?
      小生はアサシンさん他皆様よりアドバイスを頂きながら、釣果はともあれ、楽しい釣行を重ねています。
      今年は諸事都合で昨年までのように土曜日の夜中2時3時での出立が叶わず、限られた時間の中での釣行となっていますが、それでも少しずつですが腕が上がっているような?気がします。
      暑さの中、お体にご自愛頂きながら楽しんで下さい。
      これからも真実一路、ウソのようなホントの話、川での笑える出来事を書き連ねます!
      ありがとうございます!


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