<はじめに>
九州豪雨で被災された方に、お見舞い申し上げます。
「お!当たりましたね、ビールです。おめでとうございます!」
朝とも夜とも言えない、午前4時前の近所のコンビニ。
渓流釣りの昼食を購入したら、くじ引きを引くハメに。
その結果が500mlのビール。
店員さんのバイト君は顔見知り・・・それもそうです。
毎週毎週、まだ薄暗い時間に釣りジャケットを着込んで、
おにぎり数個とドデカい900mlのポカリを買いあさるオジサン。
イヤでも目立ちます、記憶に残ります。
折角にも笑顔で彼から頂いた景品なのですが、
飲んべえの家内なら喜ぶでしょう、でも、小生はゲコ・・・さして嬉しくも無く。
いや、それよりも・・・
イカン!こんなところで、今日本日の運気を使っちゃって!
<夏の渓流は朝がお似合い>
まだ梅雨は明けていませんが、その合間は全くの夏です。
小坂川の赤沼田、そこから徒歩で20分ほど川を下ったポイント。
5月の連休にも訪れましたが、川の様子は季節毎、
極端に言えば、日々刻々と変化します。
果たして、本日は・・・
入渓時に既設のロープで斜面を下りる際、顔に張り付く蜘蛛の巣。
降り立った河原の砂地にも、シカさん以外はご同輩の足跡も無く。
こりゃ期待できそう!
相変わらず押しの強い流れ。
週半ばの雨の影響もあるのでしょう、若干の増水気味。
降り立った河原の砂地にも、シカさん以外はご同輩の足跡も無く。
こりゃ期待できそう!
相変わらず押しの強い流れ。
週半ばの雨の影響もあるのでしょう、若干の増水気味。
空気は未だヒンヤリしています。
色調は青、または緑、すがすがしい朝の渓流。
しかし・・・
雲ひとつ無い澄み切った空、陽が登ればきっと暑くなるでしょう。
いつもなら小継ぎ7m竿に替えるポイントですが、
本日は川幅も広く、10m竿で手の届く範囲を広げます。
岩登りの移動の都度、収納&展開を繰り返して。
我ながら器用!
頭上の木々を除けながら、狭いポイント、長竿を慎重に操作、丁寧に攻めます。
しかし・・・
押しの強い流れの速いポイント、
小刻みにアタリはあるのですが、
オオモノ仕様の吉村8.5号、
それには乗らないお相手。
ようやく掛かったと思ったら・・・
やっぱり、それは小アマゴさん。
「結構、流れが早いよ、大丈夫?」
こんな状況が暫く続きます・・・
<千客万来の小坂川>
そう、数少ない小生が知る範囲では急流に属する小坂川。
と、思っていたら、やっぱり考えつくことは、皆様も同じのご様子。
今回、初めてカヌーで下るグループと出会いました。
小生はカヌーの経験は無いのですが、このグループのお手前を拝見していると、
なかなかの技量の持ち主とお見受け。
気持ちよさそうに、上手く岩と岩の間をすり抜けていきます。
カヌーさん達が過ぎ去った後、
まさかと思ったのですが、
いつもは緩めの流れの主、
お外道様までお出まし。
お外道様までお出まし。
「本当に流れが速いよ、大丈夫?君?」
・・・本日の赤沼田、賑やかです。
陽が高くなってきました。
容赦なく河原に降り注がれる夏の太陽光、岩からの照り返しも半端なく。
そんなときは木陰が別天地・・・山下達郎の歌のように。
<アミ師ならぬカゴ師さん>
強い日差しの中、一心に目印を追っていたら、背後に人の気配が。
振り向けば、おじいさんが岩の上、「竹籠」にロープを括り付けています。
・・・いつもは「一人世界」なこのポイント、最初はカッパ?かと。
ビックリしました。
今日はホントに賑やかです。
小生 「こんにちは。何をされているんですか?」
おじいさん 「籠を川に仕掛けるんよ。」
釣りの手を休めて、暫くおじいさんの作業を見学します。
小生 「何が取れるんですか?」
おじいさん 「川を上ってくるザコ(と聞こえました。)が、よ~さん取れるに。」
聞けば夏になると川下から川上へ小魚が遡上。
それを川に沈めて仕掛けたカゴで取るそうです・・・
売り物では無く、ご家庭でご賞味。
特に頭の大きいドジョウ(お話しから、この土地で言うドジョウのようで・・・ニョロニョロのドジョウとは違うお魚のご様子です。)が絶品とか。
おじいさん、炎天下の中、真っ黒なお顔でそつなく重労働をこなされ・・・
お若い!ドジョウ効果?
作業を終えたおじいさんと暫く釣り談義。
最近の小坂川、尺アマゴさんはほとんどお目もじが叶わず。
でも尺上イワナさんは今でもご健在。
このイワナさん、毎日はエサを追わないようで、最初に釣れた一匹目、
その側面に赤い模様が浮き出ている日はバカ釣れする。
時刻は日の出少し前、川虫はヒラタで狙うべし。
・・・おじいさんのご講義は続きます。
今日は対岸にもご同輩のお姿が。
夏の小坂川はこのポイント、今日はいつもと違い、賑やかです。
「夏アマゴは一里おき・・・」
本日、釣果は散々たる有様。
でも、川での出会い、炎天下の厳しさと木陰の心地よさ。
夏の渓流、その雰囲気は十二分に。
家内は「喉ごし生500ml」に大喜びでした・・・
<データ>
7月8日
エサ :ミミズ、ブドウ虫
竿 :10m
仕掛 :針 吉村8.5号、 水中糸 0.7号 9m
錘 B2~B3号
釣果 :小アマゴ お外道様 数匹
気温 :20~30℃
天候 :気持ちの良い青空
表層水温 :14℃
こんにちは!
返信削除この時期の晴天は釣果に結びつかないですね(^_^;)
まだ、水量も多いので重たいオモリで大場所勝負が1番ですね!
ビール良いですね(^-^)くじ運がない私には縁がないです(^_^;)
アサシンさん、こんにちは!
返信削除はい、厳しい時季に差し掛かりつつあります。
馬瀬川上流、青屋川、秋神川・・・
これからは標高の高い河川に「避暑」です。