長良川上流 ウグイ釣行

ご諸兄各位殿


さて、如何に致しましょうか・・・この、開き直ったようなお題。

ケチの付き始めは前日の車中泊、その場所でした。

私事ながら「お尻」の強度が低い小生。
朝の「お勤め」にはシャワートイレが欠かせないんです。

それに、なるべくなら釣り場の近くが・・・
選んだ場所は道の駅 白鳥 でした。

しかし・・・
郡上白鳥の町から外れ、Ｒ１５６は夜の細道、
長良川鉄道を越えて駐車場に入ろうとしたら・・・
今宵は、ナゼか、駐車場へは進入禁止。

三角コーンと虎柄棒、警備員のお車でガッチリとガードされていました。
人生二度目の車中泊、ここは、いつも、こうなのか？？

翌日に分かったのですが、道の駅 白鳥 はリニューアルオープン。
帰路で横を通ったとき、式典？催事を行っていました。
そのため、車中泊はお断り、のようでした。

致し方なく、昨夜は夜の細道をＵターン。
白鳥は町の中、釣具屋さんの裏、
車中泊は同じく道の駅は 清流の里 しろとり で。

＜すがすがしい、初夏は朝の本流＞

少しだけ冷え込んだ朝でしたが、乾いた風の良いお天気。
明けかけた青空が期待を膨らませます！
いつもの長良川は前谷川の出合。

ただ・・・いつもに比べると水量が乏しいような。
前谷川の流れ込みも細く、長良川はその川石、ヌルヌルのコケまるけ。

滑りやすい川底へ慎重に立ち込んで、
少しでも勢いのある川中央の流れに向けて、本流竿を打ち込みます。

狙い、想い・・・それは大きなイワナさん。
でも今朝も、毎度の如くアタリが遠いです。

ブドウ虫、ミミズ、クロカワ、オニチョロ、ヒラタ・・・
グルメなご貴兄のため、手を変え、品を変え。



＜初夏、お外道様は恋の季節＞

そんな流心は落ち込み前の受け。
待ちに待ったアタリです！

く～、こうなりゃ、十分に食わせて・・・アワさせて、頂きヤス！

スワ！
若干でニブめの引き具合ですが、手応えは重量級！
大人しく揚がってきてね、イワナちゃん・・・

・・・ご想像の通り、世の中、こんなもんです。

良い引き具合でしたが、お外道様はウグイさん、

しかし、大きなお腹です。

赤味を帯びた婚姻色・・・もう、そんな、季節なんですね。

その後に続く来客は・・・もう、知れたこと。

斯様な「招かざるお客様」が暫く続き・・・我、暫し川をのぼります。

そして、ようやく、人工護岸はその際、小早い流れから。

陽が昇るにつれ、暑くなってきました。

季節の移り変わりを、渓流は肌で感じさせます。


・・・透湿性のウエーダーとは言え、その中は汗まるけ。
お尻の強度が低い小生、ヒリヒリの股ずれ状態。
次週からはウエット・パンツだな、こりゃ。

いかん！
オロナイン軟膏でも塗っておこう・・・



＜データ＞
６月２日　
エサ　　　　：ブドウ虫、ミミズ、川虫
竿　　　　　 ：１０ｍ　ＳＧ　ＬＯＮＧ　　
仕掛　　　　：針　吉村７号、　水中糸　０．３号　４．５ｍ　
　　　　　　　  天井糸　０．６号　４．５ｍ　錘 １～Ｂ２号
　　　　　　　  正直、１号は竿に対して軽すぎて、飛ばしにくく。
釣果　　　　：アマゴ　６寸　１匹
　　　　　　　ウグイ　８寸　１匹　
　　　　　　　お外道様は他もろもろで計８匹
　　　　　　（全リリース）
気温　　　　：１２～２６℃
天候　　　　：晴
表層水温　：１２℃