金曜日は夕方から激しく降り出した雨も、
日付が変わる少し前には上がりました。
ひょっとして、標高が高くなれば水温も下がり、釣れるのでは?
こんな思いつきから、夏場に通うようになった馬瀬川上流。
ここ楢谷近辺は川幅も開け、初心者が竿を振るには楽しい場所でした。
写真の釣果は、残念、今回のモノでは無く、2014年の7月から。
駆け出しの小生でも塩焼きサイズがポコポコと。
その夏は確か8月に豪雨と大水、馬瀬川の上流は氾濫、
道の駅はパスカル清見の駐車場にも水が上がったと聞き及びます。
氾濫前の赤谷に続く橋の上から。
自然が長い歳月を掛けて作った造形美。
川が大きく湾曲して、ここに、あそこに、好ポイントのレンゾク。
橋直下は写真手前の落ち込みは、本当においしいポイントでした。
川が大きく湾曲して、ここに、あそこに、好ポイントのレンゾク。
橋直下は写真手前の落ち込みは、本当においしいポイントでした。
しかし・・・
夏の氾濫で荒れに荒れたこの辺り、翌春は護岸工事で川は無残に。
夏の氾濫で荒れに荒れたこの辺り、翌春は護岸工事で川は無残に。
それから数年・・・本日の様子はこんな感じです。
そんな事情もあって、暫く足が遠のいていた馬瀬楢谷は赤谷近辺。
人の手が加わり、渓相は変わってしまいましたが、
果たして・・・その自浄、自然の治癒力は?
ほんの数年前ですが、古き良き時代(??)に浸りたく、
塩焼きサイズはポコポコのポコを期待して。
<昨日の雨は焼け石に水>
開けた河原からのみ、竿を振りました。
・・・下流へは急流の渡河、深いヤブ漕ぎが必要だった記憶。
今は護岸も整備され・・・加えて、本日は水量控えめ。
カミナリ様がお出ましだった昨日。
しっかり降ったと思われたのですが、それ程でも無かった様子です。
どうせなら新規開拓!!
下流に向けて歩みを進めます。
下流に向けて歩みを進めます。
馬瀬川は楢谷から大原に向けて深いV字渓谷。
川の直ぐ脇の遙か上段、せせらぎ街道が走り、
まま、川のせせらぎに混ざって自動車の音が。
木陰下には良さ気な落ち込み。
あまり下り過ぎると帰路が長丁場に。
この辺りからきびすを返して釣り上がり、さかのぼることに。
この辺りからきびすを返して釣り上がり、さかのぼることに。
今回の釣りはバラシが多く感じられました。
覚えだけでも3回も。
初心者の頃は持ち前の躊躇(ちゅうちょ)癖が顔を出し、
バラす事はマズ無く・・・反面、針飲まれが多発。
腕を上げるにつれ、全神経を集中してアワせるに従い、
バラシが増える・・・?
いや、こりゃ、本当の集中ができていないな。
ある意味で、中級者のスランプ??
そんなバラシに限って、その刹那、川底で翻る銀影の大きいこと。
”逃した魚は大きい”とは、よく言ったモノです。
<蘇った橋近辺>
3時間ほど掛けて、ゆっくり、のんびり、
入渓ポイントの橋まで戻ってきました。
この橋から上流は、様子が変わったとは言え、勝手知ったる場所。
以前はおいしいポイントであった橋直下、
今は小淵?トロ場となっています。
いや~、こんなユルい流れからは、お外道様が来るのでは?
・・・先週の長良川上流が如く。
対岸の岩肌、そのスレスレに投てき・・・仕掛けが馴染みます。
と!アタリです!
手応えはそこそこ、茶色い魚体が深場に潜りこもうとしています。
今回は針掛かりも十二分、たも網を用意して慎重に引き寄せ・・・
お外道様にはあらず、良いサイズのイワナさん。
・・・長良での敵(かたき)、馬瀬で返したり!
その後も橋の上流へ足を延ばして・・・
ここぞ、のポイントでは、きっちり、揚がります。
山の中の寂しい流れはその傍ら、
前近代的な石垣、積石の護岸を、まま目にします。
重機も無かったであろう時代。
その土地に住む方々の、河川を制御しようとされた苦労。
草や木陰に覆われた、その痕跡を見る都度、途方さ加減に驚かされます。
川が荒れ、人が手を入れ、また川は姿を戻し。
ここ馬瀬楢谷は赤谷近辺も。
本日の釣果、塩焼きサイズが「ポコ」のみでした。
<データ>
6月9日
エサ :ブドウ虫、ミミズ、川虫
ブドウ虫に軍配が・・・もう、そんな季節
竿 :6m 渓秀
仕掛 :針 吉村7号
天井糸 0.6号 1.0m
水中糸 0.3号 4.5m
錘 2~1号
釣果 :イワナ 25cm 1匹
アマゴ 20cm 1匹
以上はお持ち帰り
小アマゴ 3匹
リリース
気温 :15~22℃
ウエット・パンツで暑くも無く、寒くも無く
天候 :朝方は曇り、のち晴天
表層水温 :14℃
おはようございます(^^)
返信削除馬瀬川は、随分とご無沙汰ですので最近の状況はわかりませんが、釣れたので良かったですね(^^)
若い頃は、渓流の見本と言われるほど、渓相が良く、至るところに好ポイントと雑誌などに取り上げられてました。
今では、写真で見る限り余り、感じられなくなったのが残念です(T_T)
アサシンさん、こんばんは。
削除吉田川で釣れなくなった盛夏。
初めて訪れた馬瀬川上流での釣果は衝撃でした。
小生、渓流で撮影した写真は日付ごとにフォルダー収納しているんですが、その記録では2014年7月は5週続けて通っています。
その頃と比べると・・・寂しいばかりの今回の釣果。
スランプもあるのですが、お魚の数も減っているのでは?
最近、そんな気もします。。。